秘書技能検定は独学で勉強できる?
はじめに
秘書技能検定の勉強をしたいとは思っている人のなかには、独学でできるのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
秘書技能検定に興味を持ったり、受験したいと思う人の多くが気になることだと思います。
独学で合格する為にはどんな勉強をしたらいいのかも、併せてお話していきますね。
3級・2級の秘書技能検定は独学でも勉強できる
まず、結論からいうと秘書技能検定は独学でも十分に資格が取得できます。もちろん目指す級によって難易度が違いますし、必要な勉強時間も違います。
例えば3級・2級は筆記試験(理論・実技)のみで資格が取得できますし、ほとんどが択一問題形式なのでマークシートにチェックをするだけの簡単なものです。
ただし、引っ掛け問題のような迷いやすい選択肢も多く出題されます。
秘書技能検定独特の考え方が必要となる場合もあり、慣れていないと判断が難しい問題も多く、注意しなくてはいけません。
問題集などで過去問題を解きながら出題の傾向を把握していくのもおすすめします。
秘書技能検定はすべての級で筆記試験がありますし、独学であれば過去問を何度も解いていき、苦手な部分を重点的に学ぶことが必要です。
準1級・1級は独学できるかしっかりと検討すること
準1級・1級になるとほとんどが記述問題になるので、独学でも勉強できますが少しむずかしいかもしれません。
特に面接試験もあり、実際に見につけた知識・技能が使いこなせているのかどうかを、審査員の前で示さなくてはいけません。
面接でも緊張することなく実力が出せるのであればいいのですが、なかには独学だと自信を持ってできない人もいるはずです。
準1級・1級の試験対策をしている専門の講座だったり、面接の模擬練習を事前に経験できると、試験本番であっても落ち着いて対応できます。
独学でも合格している人はたくさんいますが、自分が何が苦手でそれを補う方法を踏まえたうえで独学にするのかどうかを決めたほうがいいでしょう。
特に面接試験はどんなに勉強していても本番で実力が出せない人もいます。
面接が原因で落ちてしまわないように、対策をすることも必要です。
ひしょ子ちゃんの場合
ひしょ子ちゃんは、現役秘書で3・2級を独学で勉強し併願で受け、準1級の筆記も独学で合格しました。
準1級面接は、大学の秘書技能検定・面接対策講座を申し込みました。
こちらは社会人でも受講できるものです。
また、東海秘書クラブ主催の面接対策セミナーにも参加し、合格することができました。
1級の筆記・面接のときは、早稲田ワーキングスクールの筆記講座・面接講座を受講しました。
はっきり言っていいお値段をしていますし、筆記講座は東京または大阪での開催しかありませんのでひしょ子ちゃんは新幹線で通っていたため交通費もかかりました。
しかし独学で勉強していた時より、学んだことが自分の中に浸透していき身につきました。
いいお値段を払う価値は十分にあったと思います。
また、お金をつかったぶん絶対合格しなくては!と、気も引き締まりました。。。
1級を受験したときは、通勤中・お昼休みに用語などの暗記ものを覚え、平日は2時間・休日は4時間以上勉強し、大阪での対策講座へも通うという生活でした。
試験日に「ここまでやって受からないわけがない」と思いながら会場に向かったことを覚えています。結果は筆記も面接も1回で合格しました。
自分が満足できるまで勉強できたら結果はついてくると思います。
まとめ
秘書技能検定は独学であっても取得できる資格です。
ただし級が上がれば難しくなりますし、「社会経験もあるし大丈夫でしょ」とはいいきれません。
何度も過去問題を学びながら自分の力にすること、面接も模擬練習でしっかりと試験対策をしましょう。
本番でも実力が出せるように、自信がつけられるようにしてくださいね。
※1級はクイックマスターがありません
クイックではむりということで