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秘書技能検定1級・準1級面接試験のポイント

はじめに

秘書技能検定は級があがることに難易度が高くなることでも知られています。
特に準1級・1級になると面接があるので、筆記試験以上に緊張してしまい「どんなことをやるんだろう?」「どうしたら合格できるのかな?」など心配になる人もいるのではないでしょうか。
面接(実技)試験はどのようなものなのか簡単にお話しします。

秘書技能検定の面接とは、どんなことをするの?

秘書技能検定でも、準1級と1級では面接の内容が変わります。

まず準1級は3人1組のグループにて面接を行います。
1組約10分ほどのものになり、「あいさつ」「報告」「応対」の3つの課題があります。
面接に入る前に50文字程度の報告課題文が渡されますので、指定の場所にて2分程度で覚えます。

面接室に入ったら「どうぞ」といわれますので、あいさつ担当の面接官の前に行き面接番号と名前を伝えます。
次の面接官の前で先程覚えた50文字の報告内容を伝えます。
最後に状況応対担当の面接官の前に行きパネルの言葉を秘書がお客様にお話するよ言葉になおし対応します。
最後に「ロールプレイングアドバイスシート」を受け取り挨拶をして退室です。

1級は2人1組になり、10分~15分程度です。
面接に入る7分ほど前に名前が呼ばれ、渡された課題を5分程度で覚えます。
課題用紙へ書き込むことはできませんがメモに書き記すことは可能です。
しかしこのメモは書いて覚える用であり、試験には持ち込めませんので注意ください。
面接官に挨拶をしたあと席に座り、呼ばれたら上司役の試験官に報告をしていきます。

控室で覚えた内容を本当に秘書になったつもりで上司に話します。
「報告」の試験が終わると次は「応対」の試験になり、来客役を前に対応しなくてはいけません。
何を話しかけられるのかはわかりませんので、要求に応じて最適な答えを伝えなくてはいけませんよ。
対応力も求められていますので、課題となる状況はこちらが困るようなものが出題されがちですね。
「上司は急用で出かけてしまったが約束の客が訪れどうしても会いたいと言っている」など、うわーっとなるような状況です。
応対の試験が終わると、面接官の前に進み簡単な質疑応答があり面接は終了です。

面接で合格する為に

準1級よりも1級のほうが難易度が高くなります。
その瞬間まで問題がわからないので1級については面接の練習を重点的に行わなくてはいけません。
いずれも相手と接するときの姿や、話し方、態度、動作が秘書としても適切なものなのかを問うものです。
相手に対して好感度を与えることができているのか、秘書にふさわしい丁寧な立ち振舞ができているのかが重要なポイントになります。

まとめ

準1級・1級の面接試験はどんな課題を出されてもいいように、しっかりと練習しておくことが大切です。落ち着いた冷静な対応ができるように頑張ってくださいね。


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