2人目が欲しいママといらないと言うパパ。傷つくのを怖がらずに話し合いを進める方法とは。

今月2歳になる男の子を育てているMさん。

38歳の時に出産されたいわゆる高齢ママ。
妊娠前は、一人でも授かれば十分幸せと思っていたはずなのに、
出産を終えてみると、もう一人産んでみたい願望が芽生えました。

自身の年齢のこともありますし、
近頃は一人目の手が少しずつ離れて
きたためか、
ますますこの子の兄弟が欲しいと思うようになったようです。

とはいえ、なかなか妊活らしいことは進んでおらず、感情と行動のギャップにやきもきしています。

さて、こんな時はどのように
この気持ちと向き合うのが良いのでしょうか。

そして、Mさんは何を理由に躊躇しているのでしょうか。

この問題を紐解いていきたいと思います。

◆旦那さんから2人目はいらないと
断られるのが怖くて、話を持ち出せない。

一つ明らかなのは、Mさんが抱えている問題は
旦那さんとの意見相違。

旦那さんとしっかりを向き合って
話ができていないことが原因です。

お子さんが一歳になるタイミングで
2人目のことを切り出したことが
ありますが、その時ははっきりと
1人で十分と断られてしまったのです。

その時に傷ついた経験が尾を引き、
さらに一年経過した今でも、
Mさんの脳裏にあるのは
「きっとまた断られる」という
やや恐怖心に似たものかもしれません。

ただ、アドラー心理学でいうところ、
断られるのが怖いと思ってしまうのは、
単にMさんの課題です。

こんな事を言って、自分が傷つくのを
恐れているだけ。

これはMさん自身が乗り越えないと
ならない人生の課題なのです。

課題なので、もちろん簡単ではありません。簡単だったらそもそも課題になんてなりませんよね。

ただ、人生の課題から逃げてしまうと
何度でも何度でも、同じ課題が襲い掛かってきます。

Mさんは自分の想いを旦那に伝え、
それをどう受け止めるかは、
ご主人の課題なので、決して介入してはならないのです。

自分の考え方や物事の捉え方は
変えることができますが、
相手をコントロールすることは
決してできません。

ここで、Mさんはどうするのが
良いのか考えてみると、

旦那さんにどうこう言われるかもしれないけど、まずは自分の意思を伝えてみること。

2人目をどうするか決めるのは、
少し横においておいて、
自分の気持ちをしっかりと話してみることを中間ゴールにしてみるのか良いでしょう。

賛成されるか、反対されるかは
ここでは問題ではありません。

まずは伝えてみることがゴールなので
どんな意見がでようと、
そこではいったん受け止めて、
次回の参戦に組み込みましょう。

絶対に賛成してもらいたい!と高いゴールを
設定し、大きくステップを踏もうとすると、
現実とのギャップに打ち砕かれそうに
なります。

ステップを小さく細かく分解することで
成功体験を重ね、自信をつけていく事が大切。

人生は焦らず、慌てず、諦めず。
今日もみなさんが笑顔溢れる一日に
なりますように。