【入学後】国立小学校に入学して2年後に感じたこと

2020年前半に広がり始めたコロナウイルスをなんとか乗り切って、4月に2年生になりました。

これで、国立小学校に入学して丸々1年経過しました。

今日は、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつづります。


入学前からコロナの影響があって、4月以降もなかなか学校の授業も始まらない日々が続きましたが、数か月後にやっと学校が始まり、少しづつ学校にも馴れ、仲良しの友達もできたようでした。

親としては、ひとまず安心。

国立小学校に入学して1年経過しましたが、率直な感想としては、1年目直後は国立小学校への入学がベストな選択だったかどうかは全くわからりませんでした。

理由は、コロナ禍でほとんど学校に行っていなかったので、学校の様子や状況もほぼわからなかったことにあると思います。

でも2年目に突入して、ほぼ毎日学校にも行き初めて、国立に入学できて良かったかな、と感じ始めているところです。


因みに、うちの子供は、どこに行っても、公立、国立、私立のどこに入学しても楽しめるタイプだと思うので、今の小学校には毎日楽しく通学していますが、他の学校に行ったとしても毎日楽しく通学すると思います。

国立のデメリットとして、近所の友達がなかなかできないということが言われますが、この点については確かにその通りだと実感しています。

学校の友達は多いけれども、近所の友達は決して多くはない。

(でも最近は、近所の公立小学校に通うお友達も少しづつ増えてきて、遊びで忙しいらしく週末は暗くなるまで帰ってきません)。


で、親の視点から学校の教育を見た場合には、かなり本人の自主性を尊重するようにしていると感じるし、自主性を育てるように仕向けているように感じます。これは国立のメリットだと思っています。

また本人の長所を潰さずに、伸びるようにしてくれているとも感じます。この点も今の学校のメリットだと思います。

決して、本人の長所を潰すようなことはない。抑えつけもないようです。

この点は国立に入学して良かったと思う大きな理由の1つです。

あと、子供から学校の先生の様子を聞いて感じるのは、子供の褒め方はうまい。これは流石だなと思うし、どう子供に接すれば伸びるのかということを熟知しているのかなと感じます。

褒められたときの子供の表情って、本当に嬉しそうですよね。

(本当のところはよくわからないけれど)先生達の方針として、子供の良いところは意図的・積極的に褒めるようにしているのかなと思います。

学校の先生達も、教育熱心で、どうすれば子供が伸びるか知ってるのかなーという印象は受けます。

担任の先生に恵まれたのかもしれませんが、子供のことをよく考えてくれているなーと感じる。


学校の雰囲気的なことについて補足すると、自主性を尊重していることは既にお伝えしましたが、それ以外でも「自由」な雰囲気を感じます。

高校を例にすると、進学校って、自由な雰囲気があって、いちいち学校の先生が生徒に対して「勉強しろ」とか言いませんよね。基本、本人に任せてると思います。いちいち細かいことは言わない。


今、通っている小学校も、自由な雰囲気があって、先生は、いちいち細かいことを言わないようです。大人な小学校みたいに感じます。

ですので、伸びる子はメチャクチャ伸びると思うし、逆に、手を抜こう思えば、いくらでも手を抜けるはず。


話はちょっと逸れますが、国立小学校は教育実験校で、受験勉強をするところではないので、例えば、御三家とか、それなりの難関を中学を希望するご家庭は、国立小学校への入学は勧めません。国立は、中学受験向きではないと思います。

(ただ国立でも、敢えて外部の中学受験をして、御三家などに進学している生徒もいるようです)

中学受験を重視するなら、公立でも良いと思うし、例えば、文京区にある小学校で、生徒の7割以上が中学受験するところもあるようなので、そういう環境の方が良いのかなとも思います。

子供の人生により大きなインパクトを与えるのは、小受よりも、中学受験の方だと思うので、中受重視のご家庭には、国立はあんまり勧めない。


各ご家庭の教育方針にもよると思うんですが、「最難関大学」に入学することが目的ならば、国立の小学校は最適な選択肢ではないのかなと思う。


うちの場合は、決して最難関大学に入学することを目的としているわけではなくて、社会に出てからも長期的に成長して欲しいし、仕事で数字とか、成果、結果を出して欲しいので、まずは人として成長して欲しい、生きる力をつけて欲しいというのが親の願いです。



これから国立専願でお受験に臨む保護者の方も多いかと思いますが、国立に入学すれば良いというわけではないと思います。メリットもあるしデメリットもあります。

小学校への入学は、あくまでも子供の人生の通過点なので、個人的には公立でも私立でも良いと思います。小学校の入学で子供の人生は決まらない。まだまだ先は長い。

ですので、あんまり肩に力を入れ過ぎずに、受験に臨んでも良いと思います。

特に、中学受験を重視しているご家庭は、運試し的な気分で国立を受験された方が良いと思います。


最後になりますが、国立に入学して最も満足している点を端的に伝えます。それは先生たちの質です。また質が良いうえに、基本的に他の学校への異動もないことです。

公立にも良い先生はいるはず。それは間違いない。でも、ビミョーな先生もいるということをよく耳にします。公立だと良い先生とそうでない先生のバラツキが大きいように感じますし、良い先生がいても、異動はつきものです。

国立の先生は総じて質が保たれているように感じます。この点には満足しています(他の国立はよくわからないし、良い噂を聞かない国立小学校もあります。この点については情報収集することをお勧めします)。














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