仕事と準備
今日は、朝からリノベのまち門前のグッドモーニング食堂のキッチンにて、仕事の日だった。
ここでの仕事について、私が重ねてきたことは、
停滞と、振り返りのなさ。
●「私は出来るはず!」と見栄を張ってレシピを見ずに作って失敗
●「キッチンに入る前に手順を思い描いてから入るなんて面倒だ」と思ってしていないまま働こうとする
●手順を思い描いてみたけれど、
今度はその内容が不十分だ、と誰かから聞けば
「気に食わない。何故そんなことを言うの。私なりに思い描いてきてるんだからそんなに責めないでよ。私だって必死でやってるんだから」と文句を言う。しかも、それを直接伝えない。
などなど、得意パターン『人のせいにして、自分は変わらない』ということをキッチンに入って2年、ずっと続けてきた。
また、そんな自分のことを『私はなんてダメなんだろう』と責めて、
自分の気持ちや考えを言わなかったので『違和感しかない』と、
キッチンで料理を触ることも出来なかった日もあった。
とにかく、わたしが他人や自分を責める時は
『自分が一切変わる気がない』時だ。
『自分が間違っているかもしれない可能性に心を開く気がない時』
ともいえる。
近頃、キッチンに入る前に、
①自分の体調を感じる
②自分には、どんな慢心や不安があるか
③②によって、実際これからやる作業にどんな影響かあるか想像する
ということをしてから入り、実際どんな影響があったか振り返ったり、
手順を紙に書きだして、今日のメンバーと、
どのような動きをするかシミュレーションをしてからキッチンに入るようになった。
(その紙はファイリングして取ってある。自分のやったことを紙の量で実感したい、という欲求がある。笑)
なぜやるのかというと、
『自分がキッチンの仕事を愉しんでやりたいから』。
それなのに、
優等生をしようとする自分が、
もっともらしい理由をひねり出そうとする。
もっともらしい理由の例
『キッチンメンバーでの協働を実現したいから』
いや、その理由も0じゃない。
だけど、最もしっくりくるのが『自分が愉しみたいから』という言葉。今日の自分の等身大。
今日のキッチンでは、
今まで一番手際良く、時間も早く、
調理を終わることが出来た。
他の人の声掛けを、わたしが聴くゆとりがある。
自分の組み立てた手順に沿って意見が言える。
私がメンバーから内包されている部分はまだまだ多いが、
そのことを前提として、
自分から、作る工程や順番について意見を言ってすりあわせていく。
それで、工夫のしどころが見えたり、
この手順が良かった、など、振り返りが出来るのがとても愉しかった。
【きょうの気持ちのカード1枚引き】
『こうふんする』
私は、キッチンの仕事がスムーズに携わって終わったことが、
嬉しくてこうふんした。
ふつふつと身体の中から何かが湧き出てくる感覚があった。しみじみとうれしい。
自分のきもちも表現が出来ないわたしが、
『きもちのカードを使って
ワークショップやりたいな!という思いも、
生まれた。
自分の気持ちもよく分からない人がワークショップ主催者だったら、
そんな私が、気持ちを語るワークショップは出来んやろ。
なんて、自分を責めていた。
まずはやってみないか?と思う。
毎日、きもちを感じて言葉にすることが、
準備になるだろうな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?