あなたは今まで食べたたこ焼きの個数を覚えていますか?
知ってます?
『ジョジョの奇妙な冒険』第1部『ファントム・ブラッド』に出てくるディオ・ブランドーの名台詞のひとつ。
「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
この台詞を思い出すと自分はよく、「覚えてはいないが、気にはなる!」と答えます(自分に向かって)
そしてそのまま「パンもだけど、、、今まで僕は、何杯のコーヒーを飲んで、そしていくら払ってきたのだろう?」
とか思うんですよね。そのコーヒーのうち、惰性で特に飲みたいわけでもないのに飲んだコーヒーと、飲みたくて飲んでリラックスできたコーヒーの内訳も知りたいなあ。
そんなことを考えていると、次には、、
自分が死ぬ瞬間に「僕はたこ焼きを一体トータル何個食べたんだろう?」
とか「人生で切った爪の総量は何kgかな?」とか、、「ついてきた嘘は全部で何個かな?」とかいろいろ想像しちゃうんですよね。
あ、お酒に使った金額も知りたいかも〜
知ってどうするの?って思うけど、死ぬ瞬間にゲームみたいにトータルの結果一覧とかみてみたいなー。
ついでに、何人殺した、とか、助けた、とかもわかっちゃう。
そういうこと考えてると、「殺す」「助ける」って境界線や条件ってなんだろう?とか、「悪事」「良事」なんてのもよく分からなくなりますが(例えば、核ミサイルのボタンを押したという間接的に人を殺した行為はどういうふうにカウントされるのか、とか、喧嘩の勢いで恋人に「死んじゃえ」と言って本当に相手が死んじゃって、その出来事をトラウマのように心に刻んで生きた人の殺人カウントとか)、
まあ神様なのか閻魔さまなのか、絶対的な存在に、「君はこういう生き方をしたよー」とかの評価が欲しいってことなのかなと。評価っていうか、一応の結果でしょうかね。
あ、この感覚が、他人との比較、他者と自分を比べて数値化したい欲なんでしょうかね、ただ上か下かはあまり関係ないんですが、
パンの枚数、、、、、言われてみれば、気になるわ〜(ディオ・ブランドーはそういう意味で言ったんじゃないけどね、、)
あと、派生して出てきた「死ぬ瞬間にどう思うか」問題はまた別にまとめてみたいと思います。(誰も頼んでないが、、)
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