見出し画像

唐揚げを食べすぎた件について

本日、自分の気分は「ピーマン食べたい」だったんですよね。ピーマンならなんでもいいぐらい(生でも揚げてても)、ピーマンにしよう!と思っていたんですが、いざ、じゃあ何を、どこに食べに行けばちょうどいいピーマン料理があるんだ?と、、、

そこで比較的ランチに多い「中華」系のお店で、青椒肉絲にしようじゃないか、そうしよう、それがいい、と思い、どっかにあるだろう中華なお店、と、歩き始めたんですが、ふと、目に入った看板に「唐揚げ 食べ放題」の文字。

自分は正直、大食いではなく、なんなら少食ですし、そもそも食べ放題というシステムを好きではないのですが、「唐揚げを食べ放題」というのから、勝手ながら、ソースに、マヨネーズ、マスタードに、ポン酢に塩、さまざまな味付けを楽しめつつ、なんなら、サラダも取り放題、味噌汁、飲み放題!!!なんてイメージがわきまして、、、話はそれますがサラダ取り放題って、好きなんですよ、野菜の種類のバランスを自分の好きな感じにできるのがいい、ピーマン多め、とか、なんならハラペーニョなんてあった日には山盛りにしますからね!そして話は戻って、唐揚げ食べ放題、ってことは逆に、食べれる量をとって食べればいいので、すごく少なめでもいい訳ですから、無理しなくていい。いいの、僕は元を取り戻そうとしない派で、食べ放題とか行っても、容赦無く元を取らずに終わります。いいんです、少しでも金額とか量とか気になったら、それこそ悔しいので、腹八分で満足するような、本当に食べたいものだけよそったりします。

そんな妄想を膨らませたので、一旦「ピーマン欲」に関しては、夕飯か翌日の課題(呑む時のテーマ)にスライドさせて、本日は「唐揚げ定食食べ放題」こちらにチャレンジしてみようではないかと、思い立ちまして、いざ、初めましてのお店に乗り込んでいきました。

入った時間が14:10ぐらいでしょうかね、まあ少し遅めのランチではありまして、ランチ事情としては、大体14:30ラストオーダー、15:00閉店、というのがわりかしスタンダードでしょうか、その30分前倒しってのもこの虎ノ門界隈ではよくみられます。なので自分が着席した時間もラストオーダー手前ではあって、その覚悟で望みました。

着席してシステムを確認すると、唐揚げ定食6P 600円 8P800円 10P 1,000円 食べ放題 1,000円(期間限定) 小鉢、味噌汁、ご飯付き

とのことで、この時点で、サラダも取り放題、とかではないことがわかります。まあこの部分は正直、きちんと確認せずに自分の妄想&希望でしたので、まあ仕方ないなと諦めがつきまして、次に、よくメニューを読むと、タレが3種類から選べます(ポン酢、レモン塩、醤油だれ)と書かれているではありませんか、、、

はい、この時点で、「タレを色々試して味変しながら楽しみタイプ」でなく、一種類選んでひたすらその味で食べ続けることが発覚し、やや落胆、、、、でも、まあそれもあるあるでして、ある程度の覚悟はしておりましたので、心の中で「残念」と呟きまして、それで先に進むことにしました。

「すいません、こちらの唐揚げ定食食べ放題でお願いします。タレはポン酢で」

と注文しました。そしたら店員さんより

「最初においくつ唐揚げをお持ちしましょうか?」

と。そうか、自分で取りに行くシステムではないので、まあそりゃそうだ、ということで、食べれそう&お腹すいている現状を鑑みて「6個でお願いします」と答えたところ、、、

「すいません、お客様、ラストオーダーの時間になりますので、最初に頼んだ数から増やせないのですが大丈夫でしょうか?」

とのこと、、、、、おおおっと、なるほどなるほど、そうかそうか、

「じゃあ、10個でお願いします」

「ですと、食べ放題の意味がないかと思われますので、もう少しご注文した方がよろしいのでは?」

おおお、そうかそうか、そうだね、そりゃそうだね、じゃあ、、、、、

「10個に6個で16個でお願いします」*何となく6個、8個、10個という単位なのかな?と勝手に思いまして、、、、

と注文することになりました。いやー、無理ですよ、絶対無理ですよ、10個でも多分残しますよ、自分は。そこそこ自信ありますよ。でもまあ、「食べ放題で!!」と意気揚々と閉店間際に乗り込んできたやつが、最終「6個で」とか言えないじゃないですか。まあこの時点で、じゃあ、食べ放題ではなく6個の唐揚げ定食に変更すればよかったんですが、そもそも「食べ放題」に反応して入った以上、自分に嘘をつけないじゃないですか、「食べ放題」を楽しみにきたんだから。

これは、とりあえずいけるところまでいって、満腹になったらまたその時はその時だ、、と、そう、そう一人で自問自答していたらですね、店員さんがそっとそばに来まして、、、

「お客様、すみません、唐揚げ、今から追加であげますので、いつもより少々お時間いただきます」

と、あら?そう?いや、全然大丈夫ですよ、なんなら揚げたてなんて最高じゃないですか、問題ないですよ。と快諾をいたしました。

そしたら、数分もたたずに

「お待ちどうさまです、唐揚げ定食、お先に10個になります、残りの6個は後ほどお持ちしますので」

とのこと。

って、えー、なになに?、僕の10個でちょうどランチに用意していた唐揚げが終わって、6個は新たに揚げなきゃいけないってことで、時間がかかります、と言ってきてたの?なんならその6個、僕はかなりの無理をして挑んで注文したやつで、なんなら10個どころか6個で大丈夫なんですけどー

と、心のなかで叫びつつ、平静を装い、とりあえず唐揚げを食べ始めました。いや、ほんとシンプルに美味しい唐揚げで、小鉢の野菜も、唐揚げのお皿のキャベツもほんともうしわけない程度の量の唐揚げ&ご飯のストイック系「ザ・唐揚げ定食」というような定食で、唐揚げ&ご飯、をずっと食べるタイプでした。美味しいので、思いのほかお箸は進むのですが、やっと6個食べ終わったぐらいに、

「お待たせしましたー」

と、追加の6個の唐揚げ到着、、、

あとは、ご飯、唐揚げ、ご飯、唐揚げの繰り返し、、血糖値も上がってきて少しぼーっとし始めてあまり記憶がありませんが、多分9個ぐらいでギブアップしまして、わざわざ追加で揚げてくれた唐揚げを残すという大変失礼な展開に。しかも自分も食べ過ぎて、お腹パンパンで、若干後悔しながらお店を出まして、、、

「僕は今日何を食べたかったんだっけ?、あ、ピーマン食べたかったなー、、、なんで唐揚げでこんなにお腹パンパンになっているんだろ、、、」

と、独り言を呟きながら、とぼとぼ歩いて帰りました。

以上こちらが「唐揚げを食べ過ぎた」件になります。

なんだこりゃ、、



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?