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The Liner Notes's ライナーノーツ『First act :Tapes』
昨年12月から始めたThe Liner Notesというバンドで6/16(日)に配信にて初音源をリリースした
リリース情報はコチラ
The Liner Notes 1st Single
『First act :Tapes』
MP-25 / MILLION POP RECORDS
全3曲 / ストリーミング配信
1.Shine a night
2.What for
3.Daysleeper
バンド名にちなんでセルフライナーノーツを書いてみたので、ご一読いただき、是非音源も聴いていただけると幸いである
1.Shine a night
バンド始めて3曲ほど出来上がって、やりたい方向性も定まってきたタイミングで「これぞブリットポップ!」みたいな曲を作りたくて出来た曲
ずっとBlurアプローチの曲を作ってみたかったのだけど、なかなか雰囲気難しくて断念してたのだが、今回は自分で納得のいくイメージになって良かった
去年、サマーソニックで遂にホンモノを観れたのが大きかったのだけど
「Oily Water」の変則F#7のコードリフを「Stereotypes」みたいなリズムで弾きたいってアイディアがあって、それが上手く展開出来た感じ
歌詞の方は、制作中に鼻歌で「夜を照らせー」と歌ってたのがハマり心地が良いなと思って、ストーンズの「Shine a light」を捩って「Shine a night」てタイトルにした
サビも歌詞を充てず、ユニゾンコーラスで「Oh,Oh」と歌ってみたりとか、今までやったことないアプローチを沢山試してて、個人的には「えれき新境地」な出来になって満足な一曲
2.What for
バンド立ち上げ初期段階でBassメグロが持ってきた曲
聴いた瞬間に「これは俺には作れないメロディだなー」と一発で気に入った
元々はCメジャーキーの明るい雰囲気で、作曲者のメグロはThe Bluetonesみたいな感じでって言ってたのだが、なかなかバンドでモノに出来なくて
Vocal倉本がバンドに合流したタイミングくらいで、Amキー進行にコード変えてみたら、ちょっと良い手応えがあったんだけど、あまりにOasisぽくなり過ぎて、メンバー全員これでOKにするか結構躊躇した(笑)
アレンジも固まってきたところで、メグロに「歌詞どうするの?」って訊いたら「うーん…」て感じだったので、「あ、俺がやるのか」と思って書かせてもらった
「What for」というタイトルはもらってたのだが、なかなか主題が掴めなくて、だったら作曲者のことを書けばいいかと思い立ち、いつだったか夏のクソ暑い日に夜勤が辛いと言ってたメグロをイメージの足掛かりにして一気に書いた
今回、雰囲気出そうと思って、オブリやソロはES135で弾いてみたのだけど、結果やっぱりEpiphoneの箱ギター欲しくなった
初期テイクでは倉本が結構クセのある歌い方してたんだけど、メグロが「もっと普通に歌った方がいいよ」とか、ちょっとしたメンバー間の攻防もあって、「あーちゃんとバンドやってるなー」と感慨深くなった曲
3.Daysleeper
あらためてバンドを始めるにあたり、最初に作った二曲のうちのひとつ
歪んだギターストロークに、最初から最後までずっとハモり続ける曲を作ってみたいなと思って、個人的には初期Rideのイメージだったのだけど、メンバーからはTEENAGE FANCLUBとかWeezerぽいとか結構捉え方が様々で、曲のキャラ付けが難しかった
当初は日本語で歌詞を考えてたのだがメロディに対しての雰囲気が合わなくて、すごい久しぶりに英語詞の曲になった
翻訳サイト使いながら書いたので、言いたいことに対しての文法は間違いだらけだと思うのだけど
頼りにしていた人が、ある日突然薄っぺらい正論ばかり言い出し始めて、なんか困っちゃうよねーという歌詞なんだけど、日本語じゃないことをいいことに、結構どぎつい内容にしてしまった
サウンド的には、ギターはポジション違いの同一コードを同じストロークで4本掻き鳴らしてみたり、ベースをBig Muff系のプラグインでエグいくらい歪ませたりしてるんだけど、思いの外ポップに仕上がった
歌の方も、普段ライブでは俺が歌ってる副旋律も倉本が歌ってくれてすごく良い仕事してくれた
リリースを記念して、6/23(日)に札幌ベッシーホールにて主催ライブも開催します
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