[RGW]2pickネメシス攻略ガイド

RGW環境でのプローツアー2pick部門で優勝されたkeisuke3選手。優勝後のインタビューではネメシスが一位リーダーと発表されていました。
そんなネメシスクラスの2pickはどのような方針で、どのようなカードを選択しデッキを組めばよいかを解説します。
最近2pickを始めた方や、これから始めようと思っている方に向けてわかりやすく解説していますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

ネメシスクラスの特徴

最初にクラスの特徴を押さえておきましょう。
ネメシスクラスは、金虹に非常に強いカードが存在していて、そのカードを主軸にゲームを展開することになります。逆に、ブロンズ、シルバーのカードはフィニッシャーになるようなカードはありませんが、使えない所謂ゴミカードも少なく、60点くらいの低コストカードが多いです。

ではネメシスの強みは何でしょう。
①金虹にリーシェナやカラミティモードなど単体で勝利に直結するカードが存在する。
②銀銅に平均以上の2コスカードが多く、序盤のテンポを取りやすい。

逆に弱みは何でしょうか。
①金虹にアクセスしないと勝てない。
②銀銅は低コストカードが多く、リソースに乏しい。

強みと弱みから2つのプランが考えられます。
①序盤のテンポを活かして、リーダーを削りきるアグロプラン。
②強力な金虹まで耐えて、1枚のエンドカードで勝つコントロールプラン。

実際にはこれらの複合プランもグラデーション的に存在しますが、2つのプランを意識してデッキを作ると良いでしょう。
①のプランでは、打点や盤面形成を重視し、
②のプランでは、金虹にアクセスするためのリソースや、回復を重視します。
また、一部のカードは①、②の両方のプランに必要な要素を併せ持ったカードも存在しますので後ほど解説します。

金虹優先カード

ネメシスの金虹は非常に大切です。一枚ずつ解説します。

Sティア・・・この2枚のカードは、必ずとるカードです。

リーシェナ・・・1枚で勝てるカードであり、全てのクラスで比較してもダントツで強いカード。基本的には10枚達成後にプレイし、白黒の継続打点&回復で勝ちきることができる。

神器鳴動・・・単純なパワーカードであり、あらゆる状況で強く使えるカード。アグロ〜コントロールの全てのプランにおいて強力なカードであり、状況やデッキを選ばないのも評価が高い理由。また新弾ボーナスがかかっており、提示されやすいので喜んで取りたい。

Aティア・・・Sティアが提示にない時に、取りたいカードになります。Aティアのカードはデッキの方針をきめるカードとなるので、今後のピックや、これまでのピックによって強さが変わるカードでもあります。

オーキス・・・アグロプランでは100点、コントロールプランでも融合の除去性能の高さや、ドールオペレーションを絡めた特大打点に期待し80点つけれるパワーカード。非常に強い盤面を押し付けられるが、ヴァンプ対面は悪鬼で簡単に返されるので投げるタイミングには注意。人形が複数枚必要なので以降の提示では人形カードの評価を上げたい。人形が十分取れていない時は優先度が大幅に下がる。

カラミティモード・・・コントロールプランの勝ち筋のひとつ。シャングリラを引くためにドローが強いデッキにしたい。また5コスト以上のフォロワーはサーチの邪魔になるためできるだけ避けたい。特に弱い5コス以上のフォロワーが多いときには優先度が下がる。

ジェットパック・・・アグロプランでのわかりやすい勝ち筋。進化こそ必要だが12点の特大疾走打点を出せる。このカードが引けた際にアグロプランを目指す理由となるカード。一方で守護などでケアされやすいカードでもあり、特にアグロプランをとっている際には相手も十分に警戒していて素直に通らないことも多い。

ギルネ・・・シルバーのカシムローザの効果でデッキに戻せるため確実に直接召喚を狙える。決まれば勝ちで、さらに引く必要がないので安定してプラン立てすることができる。一方でネメシスは回復が少ないクラスのため、10T、11Tまで耐えることが難しいという弱点を抱える。

安寧の降臨・・・他のリーダーに比べて20体破壊は達成しやすく、非常に強力な盤面を押し付けられる。しかし、できることは除去と盤面形成のみで、直接勝ちに結び付かない点や、序盤には使えないなど使いにくさもある。

サタナエル・・・アグロプランの時は特に強力で、打点になるサタンカードでゲームを決められる。人形を抱えていれば、安着も狙いやすく有利な状況を勝ちにするカード。ただ、ニュートラルなので最初しか提示されず、デッキの方針がわからない状態でとらなくてはならない点や、不利な状況で出すと、手札が公開情報になりより不利になりかねない点など不安を抱えるカードでもある。

リヒト・・・長いゲームのフィニッシャー。20体破壊と条件は厳しいものの、人形を疾走させる効果は強力。特にドールオペレーションと組み合わせることで大きく打点を稼げる。進化が必要ない点もよい。一方で条件を達成するターンが遅かったり、一枚で出せる打点は6点のみである点など少し物足りなさを感じる場面もある。

Bティア・・・縁の下の力持ちといえるカードです。一枚で戦況をかえたり、デッキの方針になるカードではありませんが、他のカードや方針に合えば強く使うことができます。

ユピテル・・・貴重な消滅札。また大型守護も希少価値が高い。唯一無二の性能でユピテルにしかできないことがある。しかし進化条件は達成できないのでフルパワーでは使えないのは残念。

トリガーマリオネッター・・・テンポを失わずにドローを進めることができる。特に3‐3‐3スタッツが優秀で3ターン目にプレイできれば序盤から圧力をかけられる。

フルブラスト・・・進化効果が優秀で、またアナライズで1ドローついているので先行であってもテンポカードとして扱える。進化時リーダー付与効果で潜伏や、攻撃できないフォロワーを処理できるのも評価できる。

ジェネシス・・・後4進化のボードが強力。アグロプランでは活躍し、コントロールプランでは不要。特にヴァンプ蛇、ウィッチの魔眼で処理できない横並びを押し付けられるのは強い。一方で後半では役割を持てないのは残念な点。

シオン・・・基本的に本体でつかう。疾走と打点を止めれるのでコントロールプランでは悪くないカード。1ターン残れば武装強化でそのままゲームを決める性能がある一方で、ヴァンプの悪鬼進化や、ビショップのサイで上踏みされる点など相手が回答札を持っていた際にアドバンテージをとれないこともある。

アルバハ・・・ロイヤルのソードコマンダーを唯一返せるカード。直接召喚で13-13のスタッツはありがたいが、回復が少ないネメシスではデッキ切れを狙うのはなかなか難しい。他のクラスに比べフィニッシャーとしては弱いが、一応フィニッシュ性能はある。

Cティア・・・最低限の性能はあるカードです。お荷物にはならないが、選ぶ理由も特にありません。上位のカードの横にくっついていても気にせずとれる性能はあります。

Dティア・・・基本的には避けたいカード。手札を減らすだけのカードになってしまいかねません。上位のカードの横についていた場合、マイナスの評価となります。

マグナセイバー・・・宴楽が2枚以上とれていればB~Cティア程度にあげてもよい。最初の提示でとると以降のピックがゆがんでしまうためあまりとりたくないカード。

マグナチェンジ・・・カラミティモードが取れているときはBティア程度にあげてもよい。ただ基本的には最弱の金虹カード。

シルバー優先カード

ネメシスのシルバーは盤面を作るカード多いです。また、極端に弱いカードがないことも特徴で、避ける必要のあるカードは少なく、強いカードを意識してとるとよいでしょう。

カシム・・・ネメシス唯一のAOE。除去と盤面形成。複数枚を同時に使うと相乗効果的に強く成るカードなので、何枚でも取りたいカード。

浸食・・・盤面形成、除去、リソース。一枚で強力な盤面を押し付けられる。先後強く、手札が減らないのもえらい。

ローザ・・・盤面形成、回復。進化権を使うことでカシムカシムの動きが非常に強力。一方進化権が使えないと弱い点もありA評価。

レーザーバード・・・打点、除去。貴重な直接打点。アグロ寄せに組む際には優先度が上がる。

Bティア以降は可もなく不可もない60点のカード。デッキのバランスや金虹との相性を考えてとるのがおすすめ。

ブロンズ優先カード

前提としてネメシスのブロンズカードは弱いです。そのため、バランスを整えるとり方をお勧めします。シルバーの強力なカードはドローをできるカードが少なく、リソースが心配になりがちです。そのため、ブロンズではリソースカードを重点的にとりデッキのバランスを整える選び方をするとよいでしょう。
特筆して強いカードがないのでDティアのとりたくないカードはできるだけ避けるとよいです。

ホムンクルス・・・金虹を増やしたり、カシムを増やす動きが強力。特にSティアの金虹を増やせるとそのままゲームに勝てるため、強い金虹をとれているときは優先度が跳ね上がる。手札の左のカードを増やすという制約はカシムやローザで調整すればよい。

Aティア・・・リソースカード達。アナライザーは手札を増やせる貴重なドロソで、2枚までは自然ととれる。花園はアグロプランをとるなら優先的に取りたい。

Bティア・・・無難な2コス。腐ることのないカードだが、2コスはシルバーで強いカードが取れるため優先的にはとらなくてよい。

Cティア以降はあまりとりたくない。限定的に活躍することはあるが、負担になることのほうが多い。

最後に

以上がネメシスのpickガイドとなります。
試合ではピックの方針やプランを大切にして、戦ってください。
ここまで読んでくださった皆さんに、少しでもためになる情報をお伝えできていれば幸いです。


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