[CDB]2Pick攻略ガイド

 今月の27日に追加されたカードパック「天示す竜剣」。新規カードや、提示されなくなったカードの影響をうけ、2pickの環境は激変しました。今回の記事では、①大きな大局観の変化 ②注目カード ③おすすめリーダーと優先ピックカード の三点についてお話ししようと思います。新パック追加より数日で記事を書いているため、試合の試行回数も少なく、今後評価の見直しがされる可能性が十分ある点はご注意ください。

CDB環境での大局観

 まず、新パック追加により全体として大きく変わった点があります。それはゲームスピードです。前期は山札切れを気にしなくてはならない試合も多く、ほとんどの試合は8T以降もゲームを続けていました。しかし新パックで打点カードが多く追加されたこと、防御的なカードは追加されなかったことによりゲームスピードは急速化。上位のリーダーでは7T~8Tにはリーサルを狙えるようになりました。そのため、全体的にコントロールプランは厳しく、刺し合うようなライフレースでの勝利を目指す環境になっています。
 環境の変化はカードの評価にも大きく影響をあたえます。早期決着が主流のため、テンポを失うカードの評価はさがり、盤面を強く作れるカードや序盤からライフを削れるカードの評価はあがります。このことを踏まえて、次に注目カードを紹介します。

注目カード

注目カードでは各クラスの強力なカード、また対面したときにケアをした方がよいカードを紹介します。

ウーラノス・・・パワーカードなうえ、環境にも非常にマッチししている。    回復、打点、除去、盤面形成のすべてをかねそなえており、ライフレースでは最強の一角。

宣告の天使・・・使いやすい2コスで打点カードにもなる。Nでどのクラスからも飛んでくる可能性があるためケア必須。ライフ5と6では大きな違いがあるので意識しよう。

ライノマン・・・進化7/7の高スタッツで攻撃されないをもつため、取れないとこれ1枚で勝つこともある。特にエルフ、ネメシスはとれるカードが限られているので、E.Nmを使う際は気を付けたい。

コスモスファング・・・エルフに配られた最強カード。潜伏と回復を持ち、進化時能力の全体バウンスで実質守護貫通となる。進化能力と攻撃時能力で潜伏後に10点以上の打点になるうえ、バウンスで使いまわすこともできるのでこれ一枚で勝つことができる。

ワイルドエレメンタラー・・・今期一番目にするであろうAOE。余裕があれば4点AOEをケアして盤面を作れるとよい。

ヒーロー・・・共通テキストで「ダメージを受けているフォロワーがいるなら」をもつ。被ダメフォロワーを残さないことや、上踏みされるフォロワーを出す際は注意。

マギウィッパー・・・連携によって最大6点まで伸びる。一方、盤面にもランダムで飛ばすのでケアはしやすい。ゲーム後半はできるだけ、空盤面で返さないようにしたい。

トカゲの騎兵・・・前環境の流水の使いに疾走がついた。次に紹介する砕石竜と合わせて、ドラゴン相手には6点ラインはケアした方がよい。

砕石竜・・・6点AOEかつリーダーにも打点がとぶ。効果は強力だがコストが重いためPPブーストすることが非常に重要。

マスカレードゴースト・・・最強の押し付けカード。このカードが安着するとそのまま勝利に直結する性能がある。またネクロカーニバルのエンハンスの復活対象にもなり一度破壊すると何度も出てくることも。弱点は相手の盤面には干渉できないことで、ネクロ対面のときは押し付けられないよう盤面を作り続けることが大切。

屍肉のハイドラ・・・処理が難しく、残れば16点で勝てる。今期は消滅札は重要になる。特にウーラオスが環境的に強いのも先述のマースカレードゴーストやこのカードの対策札になるため。

スケルトンブレイカー・・・7コスと7点と破格の打点効率をもつ。ゲームスピードの急速化の立役者。7T以降は1面出すくらいなら出さない方がよい。複数面つくるか、空盤面でのケア必須。

トロンボーンデビル・・・後4進化2点AOEは意識して序盤のトレードをした方がよい。

遺物の発掘・・・先4にプロテクト(4/6必殺)を立てる動きが強力。確定除去がなければ非常に苦しい処理を押し付けられる。

マリオネットダーリン・・・進化権を必要としない打点。エンジニアドアーフのドルオペとのシナジーがあり、特大打点をだせる。

朽ちた巨兵・・・進化で6点疾走。5Tに投げれるジェットパック。また、機械タイプなのでグライアスから場に出すと能力で進化し、4+6で10点でる。

以上、注目カードでした。攻撃的なカードが多く、押し付けや打点に優れる一方で、回復や除去に秀でるカードは少ないのが印象的です。一度不利になると巻き返すのが難しいため、序盤から丁寧なプレイが求められそうです。

おすすめリーダー

現時点でのおすすめリーダーをお伝えします。また各レアリティでの優先ピックカードを3種類ずつ厳選しました。今後、評価が変わる可能性がある点はご注意ください。

1位:ネクロマンサー
・新カードで一躍1位に躍り出たクラス。注目カードの他にもフギン&ムニンやミスチーフゾンビなど強力な新カードが多い。弱点はAOEがないため、押し付けに弱いこと。常に押し付ける側であることを意識するとよい。そのため序盤に強い潰し宴や、御宿の幽霊犬は優先度が上がる。またギンセツも今期は5コスで使うことが多い。

2位:エルフ
・弱いカードが落ちたことで安定感が増した。注目カード以外でも、迷林の大梟の追加で潜伏カードが増えたため、4T潜伏フォロワー、5TワイルドエレメンタラーAOEといった展開も狙えるようになった。前期から強力なマチェットエルフと合わせて攻撃的なデッキに組むのがおすすめ。

3位:ネメシス
・打点が増え、また待望の進化なしで打点を出せるカードをもらえたのが非常に大きい。注目カードの他にも、1コストは軒並み強い。前期では外れ枠のグライアスも今期は優先的にとりたい。除去が弱いクラスが多い中、人形によって押し付けにも対応しやすいのが強み。一方で若干の打点不足感が否めず、序盤にある程度削っておくことが重要になる。

4位:ドラゴン
・PPブーストさえできれば一流の強さを発揮する。打点が格段に増え、前期から躍進して中堅リーダーに浮上した。AOEが非常に強力な一方で、回復と盤面形成が弱く、特に覚醒前はできることが少ないのが弱点。打点でプレッシャーを与え続けて、相手に不自由な立ち回りを強要したい。

5位:ロイヤル
・打点と盤面形成できるカードが配られ、攻撃的な押し付けリーダー。リソース、除去、回復など課題も多く、また最強カードのレジェコマもゲームスピードの急速化によって間に合わない展開も多くなった。

6位:ヴァンパイア
・新規カードにめぼしいカードがなく、前期までのカードで戦わなくてはならない。パルクールウルフは依然として強力なものの、毒蛇などの自傷カードはダメージが痛く以前より使いにくくなった。悪鬼の新弾ボーナスが落ち、コントロールプランも向かい風。

7位:ビショップ
・コンボを前提としたカードが多く追加され、2pickでは厳しいのが現状。ズラトロクなどの強力なカードのボーナスが落ちてパワー不足感が否めない。

8位:ウィッチ
・チェス軸で組むのは安定しない。強力な土軸のカードがプールから落ちたことや、魔眼の行使がボーナス落ちしたことなど、悪い条件が重なり残念ながら最下位に。

さいごに

新環境になってから150戦ほど対戦しましたが、ネクロマンサーの時代であることは間違いないと思います。
しかし、ネクロにも弱点があるので、ネクロを中心に各クラスの研究が進むのではないかと期待しております。

そういえばこの記事を書いている時に、既に4人もチャレンジーマスターになっているようで、凄いことだと驚愕しました。3日で15回5勝するのは並大抵のことではありませんが、シーズンを掛けてとるのとあればそれほど難しいことではありません。
もしこれまで取っていない方がいるならば、今期から目指してみるのも面白いかもしれません。

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