cell,core 2023振り返り

ANORAK!
街の星の遠征直後だったので札幌でのライブを見送りをして、ずっと後悔していた。cell,coreの出演が決まったときはめちゃくちゃうれしかった。下北沢と池袋が好きなのでライブで体感できて最高にテンションが上がった。池袋の後半の加藤さんのオクターブ奏法？で繰り返されるフレーズが好きすぎて気が狂いそうになった。以前、メンバーの誰か(たしかtomohoさん)がイヤモニが気になる的なポストをされてたので、大きい会場対策なのかなって思ってたんだけど、ライブ中盤で演奏してた同期を含んだ新しい曲たちを聴いて、楽曲として必要なんだなってガッテンした。

小山田壮平(band set)
光で演奏がはじまって感極まって泣いてしまった。andymoriの曲に昔付き合っていた彼女との思い出が色々とあって、頭の中でぐるぐるとしてずっとなんとも言えない気持ちになっていた。そういうのもあって日頃、壮平さんの楽曲を聴けていなかったのがあったんだけど、やっぱり歌声も曲もすきだなって実感することができてよかった。bandset最高だし、弾き語りも最高なんだろなって感じた。欲を言うなら、ゆうちゃんが聴きたかった。名前が一緒なので、自分に歌ってくれてるように勝手に思ってて好きな曲。

リーガルリリー
完全に自分の心のコンディションが悪かった。ちゃんと音楽を受け取ることができなかった。リーガルリリーのライブを体感して今までこんなことがなかったので、自分に対してショックで、かなり塞ぎ込んでしまった。
札幌のwhere?のツアーのときは、たかはしほのかが今までよりも(ツアー前や音源よりも)重くパンチのある歪みエフェクターを頻繁に踏んでる印象があったのだけど、cell,coreのときはツアー前の音に戻ったって感じた。BIGMUFF外したのかな？って思ってたんだけど、ぶらんこの後半で踏んでブファーってなってたと思う。楽曲の構成としてきれいに効果的にBIGMUFFを取り入れていたように感じ、ただでさえすきな曲で、前観たライブでセトリから外れてて、ぶらんこ切れしてたので堪らないものがあった。この曲も進化するんだ！！！っていう。(あくまで自分の受けた印象の話なので聞き流してほしい)
17とても楽しい曲だった。バンドのことを歌ってた気がした。コロコロと転がるような楽曲に合わせて早口で歌も一緒に転がって、自分もコロコロ前転をしたくなった。この曲が発表されたら10〜20代のファンもぐっと増えるんだろなと思う。

自分は基本ひとりの人間なので、リーガルリリーの音楽を聴きはじめたときは、膝小僧を抱えてひとりで聴いて明日からもがんばろうってパワーをもらっていた。いつの間にか、自分の心の中の比率が自分よりもリーガルリリーの方が強くなってしまって、ちょっと悪い方向に行ってしまってたなと今は感じている。SNSで好き自慢で張りあったり、それに勝手に反省して、これから好きになる人が自由に発言できる余白も必要だなって呟くの極力控えてたりもしてた。
でも、根本的にその考え方が狂ってたわけで、誰かのために音楽を聴いたりなんて今までなかった訳だから、自分のために好きな音楽を聴いて、自分の心にしっかりとためて、どうしようもなく解放したくなったらぼそっと呟けばいいと今は思ってる。バンドのために！とか考えたことも今思えば、なんか上から目線みたいな感じで失礼だなって思う。進歩なのか原点回帰なのかわからないけど、、今日気持ちが落ち着いてLumenを聴いたときに音楽を受け取ることができたので、僕はまだ大丈夫だなってうれしかった。
ライブの日記のつもりで書きはじめたけど推測と知らんやつの精神の雑文で詐欺でした。これ。

追記
終演後、ホテルに向かいがてら東京散歩をしたのだけど、見れてよかった風景。

東京タワーと日比谷公園が一緒に見ることができてうわっとなって感動した。