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180724 その先へ

ひとりでも全然よいんだけど、というかずっとひとりみたいなもんだったし、でも天気がとてもよくて(今夏は寒い夏で空も暗かった)明日も晴天、そんな天気予報を見て、なんの躊躇いもなく「明日会おう!」ってテキストできる存在がいるのは驚きだ。
たとえ「忙しいからダメ」と断られても全然気にならない。
躊躇とか体裁、防衛、羞恥、怖さ、心配なんかがなくて、無。


あれからいろいろあって、遂に引っ越しはしなかったんだよな。
おかげで引っ越し業者に引っ越し代金を75%分とられたけど、まあそれは大金だったわけだけれども、痛みとして覚えておくために必要だったと割り切ってサッとかっこよく支払った。
わたしはそういうときに怯まず、こだわらず、金離れがよく、失ったお金で苦しまない。

それで
いっぱい話し合うことになるんだけど、
心の底で、ほんと自分勝手に行動してよかったっておもったよ。
わたしはすっきり、後腐れなく、次に移行できた。
🍂には謝ったし、その上で、じゃあどうする?って話し合えて、何か不具合や不都合が起きてそれで終わりではなくその先があるってわかったのが、有機的な進展だった。
あのとき、荷物も持たず、🍂の妹にさよならも言わずに、着の身着のまま5時間以上かけてロンドンへ逃げたので、みんなわたしを変人と認定したようで、それもよかったとおもう。
🍂は最終日にわたしのいなくなったあと、ひとりでわたしの服や靴や顔にぬるクリームなんかをスーツケースに押し込んで、ミゼラブルな気持ちでひとりでロンドンに戻ってきたそうだ。
🍂も初めは怒っていたんだけど、しばらく離れていたらふつうに戻ってた。

だけど、わたしも反省した。
自分の父に似ている行動だったので、ゾッとしたりもした。
悪い意味で、子どもっぽい。
いや、今後も気持ちは隠さないようにするけど、もっとうまくやろうとおもう。


Xの @okaimhome さんのポストから。彼女は鍵しているんだけど、
6000人近いフォロワーがいるので転載許してくれると勝手に解釈して転載ごめんなさい。


わたしは電光石火、火のように怒ってしまうので、それはやめる。
身体的に小さくて英語が拙い自分が怒ったところで怖くないし、といままではおもっていたけど、とにかく火がついたように怒るのはやめる。
その前は、なかなか怒れなくて(心ではめちゃくちゃ怒ってたのに隠してた)、この10年ぐらい怒ったり泣いたりする訓練をしてたんだよな。
できるようになったので、今度はそれを賢く使うことにしたい。

怒りの気持ちはシグナルなので、無感覚にはしたくない。
6秒ルールというの知ったので、火がついたら6秒無言になる。
そのあとでどんな自分が出てくるか見てみよう。

もうほんとに醜い自分をいっぱい見せちゃって、向こうの醜態を冷たい目で見る体験もしたし、お互いにトシだし、とにかく穏やかに一緒にいようってなったのが我々の成長だ。

いつもその先があるってこと、忘れないようにしよう。
死んでも、その先があるとおもうんだ。
死んだ先。
天国とか地獄ではなくて、この身体の容れ物を脱ぎ捨てた先。

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