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世界大会過去トラブル(230V対応半田ごて)

はじめに

日本以外の殆どの国の ”壁コンセント” は100Vではありません。
事前に世界大会開催国の商用電源事情は調べておく必要があります。
毎年と言って良いほど、空港で”ガス式半田ごて”の持ち込み禁止と、現地で”半田ごて”を赤熱させるトラブルを耳にします。

お勧めの対策

・乾電池式
乾電池で動作する半田ごてがあります。
ハードウエアの完成度が高く、繰り返し競技練習もしているチームで半田ごてを使う場合は”非常事態だ”と言う場合は、これで充分だと思います。
稼働時間は約30分ですので、現地で半田ごて作業を想定している場合は不向きです。

乾電池式半田ごて

・低ボルト用はんだごて
大洋電機産業株式会社 低ボルトはんだこて MI-6-12V を使用する方法。
マルチ電源変換アダプター + ワールドワイド対応(AC100-240V)ACアダプタに、DCジャック中継用にはんだ付けしたMI-6 を用いれば、はんだ付け作業を時間制限なく可能です。
MI-6は非常に細いので、こて台は工夫する必要があります。
6Wと聞くとパワー不足を心配する方が居ると思いますが、ヘッドの熱容量が小さく表面積が小さいので、加熱・放熱がバランスして ”こて先” は390℃まで昇温されます。

MI-6 世界大会対応

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