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電気主任技術者を認定取得する方法

まず最初に、実務(経歴)とは

電気主任技術者免状を認定取得するには実務経歴が必要です。
では、その実務って何でしょうか。

簡単にいえば、実務というのは
① 希望する資格ごとに定められた電圧以上の     ※注
② 電気工作物である各種設備に関する
工事・維持・運用の業務(監督指導を含む)、またはその付帯業務
のことです。この業務を学歴ごとに定められた年数だけ積み重ねていかねばなりません。

注:1種5万V、2種1万V、3種500V以上


上記が問題なければ実務経歴証明書を作成する

経済産業省電力安全課さんのホームページに記載例があるので
そちらが参考になります。
定期的に認定取得の説明会が開催されているので、そちらに参加
することで、さらに詳細な説明を聞けます。
説明会の中で質疑応答や自身の経験が認定要件にあたるか
判断もいただけます
※記載例のリンク

実務経歴証明書が完成したら

ご自身の住所地を管轄する経済産業省電力安全課へ電話連絡し
実務経歴証明書の事前確認依頼を行います。
1回で内容OKとなることは少ないので、通常は2~4回通います。
関東圏など認定取得者が多い地域は予約から初回面談まで2カ月
以上かかる地域もあるようです。
(参考:関西は1カ月程度でした)

鬼門と言われる技官との面談

建前は実務経歴証明書の内容を事前に確認し、実務経歴証明書に
押印する代表者印を1回で済ませ、認定申請に係る手続きをスムーズにすることだと言うことですが。。。
筆者が実際に面談を受けてみた感触や周りの面談経験者の感想を
総合すると、実際に実務を行っておらず名義だけの方を排除することを
目的としているように見受けられました。
筆者の知人には4回行ったものの、断念した方もいらっしゃいます。
面談は受け答えが曖昧な場合は回数が増えていきます。
また、実際には行っていないことを実務経歴として記載し申請しようと
していることがバレてしまうと技官の心証が悪くなり
申請が難しくなります。

ではどのように面談を突破するか?

もちろん実務において知識を身につけ、回答することが
大前提ですが、選任されている拠点の特色もあり回答が難しい
質問も予想されます。
筆者が2種認定面談時に経験した27件の質疑応答をまとめました。
また質疑応答の参考として筆者の実務経歴証明書(一部住所や組織名称等は伏字)を公開します。

公開する資料
・実務経歴証明書(組織図含む)
・質疑応答事項(27項目)

※個人情報等は〇〇などの伏字にしています

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