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セブンスフルなんとか

近畿地方のある場所でデジモンカードを遊んでる男、キノシタです。
今回は一次予選突破をもたらしてくれた七大魔王デッキの回し方などについて書きます。2月から無限に擦ってるので良い感じになってきました。よろしくお願いします。

デッキリスト

最近はこの構築で遊んでます。
人によってかなり構築が異なりますが、安定感を重視した結果こんな感じになりました。

2024年5月時点の構築


Q.七大魔王ってどんな山?

A.除去で遅延してオグド投げてGG

もっと詳しく

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マリガン
現環境はどこからでもウッコモンが飛んできます。一度テンポを取られてしまうと立ち上がりの遅いこのデッキでは巻き返しは困難になるため、鬼の妨害性能を誇るデジモンカイザーを全力で探しにいきます。
メモブ+軽い魔王(デーモン、ベルゼ、リリス)とかでもゲームにはなります。
ルーチェモンスタートも悪くないです。特に先1ルーチェは処理されにくく、サーチ2回誘発がほぼ確定で通せます。

単キープもあり

ゲームの進め方

序盤(育成エリアの大罪の門が4枚未満)
デジモンカイザーを置いたりメモリーブーストを使用することで未来への投資を行います。とにかくメモリーを渡しすぎないように立ち回ります。更地の時はルーチェモン:フォールダウンモード(以下ルーチェfm)を投げてリカバリーを狙うのもありです。

中盤(育成エリアの門が4枚かつ進化元5種類以下)
デーモンやベルゼブモンなどの主要な魔王が2〜3コストで展開できます。
魔王やオプションによる除去だけでターンを返しても良いですが、なるべく魔王展開+1アクションを心がけます。特にLv6魔王+ルーチェモンの動きは強力なので積極的にねらっていきましょう。1返しされてしまうと綺麗に回しにくくなるため、メモリーブーストは温存しておきましょう。低コストで返すためにメモリーブーストを切るとかはしないほうがいいです。

後半(門の進化元5種類以上)
あらゆる魔王が0or1コストで登場可能なフィーバータイムです。
盤面に応じた魔王で延命しつつ、足りない七大魔王カードを門にチャージしてオグドを叩き起こして勝利です。シャイングレイモン:ルインモードは適当に投げず、オグドモン登場のターンに合わせることを心がけましょう。

以上が大まかな流れになります。相手の盤面を処理することが1番多いプレイですが、次ターンの相手の動きを予測して七大魔王降臨やルーチェモンfmを用いた罠を張るターンもあります。相手の行動を通して良いものなのか、罠を張るべきなのかを見極めて行動しましょう。

採用カードについて

リリスモン
大罪の門のメイン開始時効果とリリスモンの身代わり効果は非常に相性が良く、毎ターン相手のデジモンを消滅させることができます。グレイビートやヌメウッコなどの小型デジモンで攻めてくる相手に対して非常に有効です。苦手なアグロに対して強気に出られるため多めの3枚採用です。

使ってわかる強さ


リヴァイアモン
EX5リヴァイアモン(旧🐊)が3枚、EX6(新🐊)が1枚となっています。
旧🐊は非常に強力な効果を持ち、一度に2面処理とメモリをもたらします。4枚入れても強力ではありますが、新🐊に4枚目の枠を譲る形となりました。新🐊は進化元を山に戻せるため、ハイブリッド体やヌメモンX抗体などのトラッシュに置いててもリソースとなりうるカードを没収できます。また、その効果で手札を好きに破棄できるため足りていない魔王パーツを落とすことができる点が非常に便利です。いつ投げても強い旧🐊と違い、たまにめっちゃ強いって感じのカードなので1枚で抑えました。

旧🐊
新🐊


リヴァイアモンX抗体
非常に強力なテイマーが多い現環境ではほぼ必須と考えています。一度進化すれば死ぬほど盤面を触れるので、ルーチェモンfmの露払いにもなります。セブンスフルライトニングと合わせると最大7面とれます。意味不明。トラッシュに潜らせておくことで罠にもなり、やれることがかなり多いですがリヴァイアモンとセットが基本なため1枚にとどまりました。

ルーチェfmから進化しても強い

オプション
初動になる、+1アクションにもなる(ターンを軽く返しやすい)、1返しケアなど活躍の機会が多いメモリーブーストは2種ガン積みです。

対面によって必要な魔王が異なるため、選択肢を増やせるヴァイオレットメモリーブーストは4枚確定


七大魔王降臨はオグドモンの登場を早めることができ、強力なディレイ効果を持っていますが序盤で重ね引きした時の弱さが目立ったため3枚に減らしました。
ロストルムは一部対面に対して強烈に効くこと、昆虫デッキが増加傾向にあることから少し多めに3枚採用しました。
セブンスフル・ライトニングは七大魔王カードの種類かさ増しとしてかつ昆虫デッキに重きを置いて採用しました。リヴァイアモンX抗体進化時に誘発させることでテイマーと大型を1アクションで一掃できます。
犬猿の凶弾はヤミからの呼び声に枠を奪われていた時期もありましたが、トップするより山から破棄される機会の方が多いと感じたため、受け札にもなりうる凶弾に変えました。

不採用カードについて


ベルゼブモンX抗体
トラッシュをそこまで高速で貯めることができないこのデッキではセキュリティの破棄枚数はそこまで期待できるものではありませんでした。また、セブンスフルクラスターがなければ盤面に干渉できずベルゼXを強く使えるターンはルーチェモンfmで良いと判断したため不採用としました。

ベルフェモン:スリープモード
デジモンカイザーを置けないと手札がギリギリであること、ベルフェモン:レイジモードは2枚しか採用していないため無敵効果を得る機会が少ない→アタック時で消滅して1ターン無駄になる可能性が高いことから採用を見送りました。このデッキはマグナモンX抗体が死ぬほどキツいので採用を検討しても良いかもしれません。

バルバモン
序盤でなければハンデス→展開が難しい点、中盤におけるハンデスがあまり意味がない点、こいつで出すための何かしらをデッキに入れなければならないことから採用を見送りました。七大魔王全員採用したかった…

シスタモンブラン、レアモン
最序盤に七大魔王と合わせて引き込めれば門のカウントを進めることができますが、それ以外の仕事があまりないと感じたため不採用です。返しのターンにメモリを工面できるメモリーブーストに立ち位置を奪われました。オグドモン登場前に足りない七大魔王を落としつつ打点になるところは強いと思います。

イグドラシル_7D6
1枚目に捲れたら別ゲーを開始できるロイナの樹。強力な魔王を毎ターンノーリスクで設置できますが以下の理由により採用を見送りました。
①腐る札が多すぎる
七大魔王降臨やシャイングレイモンなどの七大魔王デッキを支える強力なカードが使用不可能になります。対面次第では詰ませ性能が著しく下がり、却って勝ちが遠のきます。

②魔王の継続設置が難しい
七大魔王デッキはドロー手段がかなり乏しいです。紫の色確保ができなくなれば毎ターン魔王を引き込める保証もなく、除去が続けば一気にジリ貧となります。

③2枚目に捲れた時が終わり
2枚目にイグドラシルが捲れた時、2ターン目に6〜7コストで七大魔王を召喚する択が消え失せます。相手が突っ張って育成出しをしたりLv4を出してきた時、死ぬほどでかいコストを払って除去するか無視して補助輪を展開する羽目になります。さらに門の展開が遅れるため、美味しい展開とは言えません。


カウンターギミックについて

このデッキには除去や展開に対して七大魔王を登場させることができるカウンターギミックが多数搭載されています。どういったギミックがあるかを予め把握しておくとスムーズにプレイすることができます。

①ルーチェモンfm+進化元orトラッシュにルーチェモン
基本の型です。エンシェントグレイモンやフェンリルガモン:建御雷神などの進化時やアタック時に除去が強制される相手に対して有効です。ルーチェfmを構えたい時はリヴァイアモンやベルゼブモンをトラッシュに意図的に置いておきましょう。

②デーモン+七大魔王降臨
マグナモンX抗体などの除去を撃たずに殴ってくる相手に有効です。
デーモンでブロック→降臨のディレイで七大魔王を呼び出し、退化や除去で抵抗します。

③リヴァイアモン関連
EX7リヴァイアモンやロストルム、リヴァイアモンX抗体など主に効果登場に反応して飛び出してくるワニワニ達です。一部デッキに対して強烈なメタになります。トラッシュに潜むギミックであるため相手に気づかれにくく、自分でも忘れることがよくあります。必要なカードが少なく、上記のギミックと併用しやすいのでうまく組み合わせて敵を沈めましょう。

これらはほんの一例です。複雑なテキストが多く、いくらでも産み出せる気がしています。私自信未だに手探りです。良さそうなギミックがあれば教えてください。

まとめ

七大魔王デッキは一見大味なデッキに見えて意外と多彩な攻めや守りを行うことができます。相手によって構えるカードが異なるので慣れないうちはボコボコに負けますが、慣れてくると無限に味がする良いデッキになります。私自身、初めは死ぬほど負けまくってたので諦めずに練習して七大魔王の快感を知ってください。

2024.6.12追記

風魔王について

5月に発売されたデジモンリベレイターにて風間照人が収録されました。
ターン終了時に自分のデジモン1体にブロッカーを付与することができ、七大魔王に採用することで防御力を底上げできるとネットで(主にTwitterで)話題になりました。
私も気になったので早速組んで遊んでみました。その時のリストはこちら⇩⇩⇩

風間が早めに着地できると相手の「とりあえず1点」を悉くシャットアウトできるので寿命が結構伸びます。
ただ、風間自体をサーチする手段が無いので再現性はそこまで高くありません。デジモンカイザーのように置けばリソースになるわけでも無いので積極的なマリガンも難しいです。
七大魔王の強さをグッと伸ばすカードというよりは弱点を補うようなカードなので元から有利な相手に対してはむしろ不用と感じる時もあります。それぞれの持ち味を活かしていくチーム戦で使うなら風間は抜けていくかもしれません。

環境デッキへの立ち回り

ここまではおおまかな回し方や、採用カードについて書いてきました。ここからは対面ごとに意識していることを細かく書いていこうと思います。七大魔王で勝ち進みたいと行った方は是非ご購読ください。


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