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優柔不断な木曜日の豚カツ定食
今日はナポリタンにするって決めていたのに。
そう思いながら、目の前にかかっている黒板を見る。
800円のナポリタンに、
550円のウインナーコーヒー。
久しく行ってなかった喫茶店で
ちょっとリッチなお昼ご飯にするんだって。
でも、案内された席の真ん前にある本日の日替わりの文字から目が離せなくなってしまった。
豚カツ定食、味噌汁、副菜2品、ドリンク付で950円。
400円が大きかった
朝起きるのが楽しみな月曜日のいなり寿司
料理が得意な友人がいる。
そんな友人が夜中にせっせとおいなりさんを作ったんだとか。
そんなわけあるかいな。
どこの”30代、一人暮らし、女性”が夜中にせっせとおいなりさんを作る機会があるっちゅうんだ。
な~んて、バカにしてたらその機会は突然やってきた。
おいなりさんを作りたくなったのだ。
どちらかというとおいなりさんが食べたいから作るというよりは、
お漬物のアレンジレシピを探していた
夏至の日の水曜日のローストビーフ
今日は夏至。
思い切ってあることをしてみた。
それは、仕事を時短申請してみること。
「夏至のは豪華なディナーを作りたいので休みます」
な~んていったら、仕事を舐めているのかと言われるかもしれない。
確かに、ちょっぴり馬鹿げているかもしれない。
それでも夏至には時間のかかるオシャレディナーを作りたかった。
きっと理由は遡ること、2018年の冬至。
当時住んでいたイギリスはヨークの町で
ランチ選びに失敗した木曜日のキッシュ
失敗した。
大切な大切な選択を失敗したのだ。
遡ること、今日の休憩時間。
オフィスで食べるのもな、と思い外に出た。
今思えば、まずその選択がまちがっていたように思う。
丘の方じゃなくて、駅前にいけばよかったんだ。
いってもここはオフィス街。
歩けばなんかあると思ったのが間違いだった。
歩けど、歩けど、何もない。
できれば、サラリーマンに人気のお蕎麦かおうどん屋さんなんかがあったら
惚れ惚れする火曜日の焦がしキャベツスープ
とにかく美しい。
惚れ惚れするぐらい美しいキャベツスープがテーブルに並んだ。
昭和レトロなちゃぶ台で、
まだそこまで強くない柔らかな日差しを受けてキラキラと輝いている。
スープの女王、有賀薫さんの焦がしキャベツのスープ。
初めて作ってから何回食べただろうか。
焦がしたキャベツとソーセージ、塩だけで旨味を引き出せる。
全てのスープの味を似たり寄ったりにさせてしまうコンソメはちょっと冷蔵
土砂降りな土曜日のアップルパイ
朝からすんごい雨。
今日は仕事で市街を自転車で周らなきゃ行けない日だったので、
起きた時からテンションは下がるばかり。
いざ仕事が始まっても、雨脚は弱くなるどころか強くなる一方。
少しだけ油断してた私の足は見事にびしょびしょになってしまった。
濡れた靴下に、靴に、ズボンって、こんなにイライラするっけ。
午後は友達に会いに行く約束があるので余計に気が焦る。
仕方ない。
友人には事情を