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【アークナイツ四周年】オフイベ参加レポ&チケット争奪戦の話

 イベントが行われた4月末より随分時間が経ち、参加時の高揚感がだんだん落ち着いてきた今、やっとあの3日間のことを冷静に振り返ることができるようになりました。

 4月12日鷹がWEIBOで「4月29日からオフイベやるよー!」を公開した時、「くっ、こんなキツキツスケジュール、参加するもんか!!」と思ってたのですが、気づいたら4月28日にもう上海の空港にいました…。何がどうなってるか自分もよくわからなかったです。


1、鷹の地獄スケジュール

 さすがに来年もこのスケジュール感だと運営大丈夫?の気持ちにはなりますが、色々大変な年&初めてのオフイベもありますから、2024年に行く予定の方の参考として載せましょう!

音律情報初公開:3月27日
音律&オフイベ日程初公開:4月12日
音律&オフイベチケット発売日公開:4月14日
音律&オフイベチケット発売日:4月15日
音律余剰チケット放出日:4月20日
コラボカフェチケット発売日:4月20日
コラボカフェ開催期間:4月23日~7月30日
音律2023・コンサート開催日:4月29日~5月1日
オフイベ・カーニバル開催日:4月29日~5月2日
音律2022・コンサート開催日:5月3日

 日程公開からイベント開催まで2週間もう少ししか余裕がなく、4月12日に情報を見て速攻航空券を調べてみました。当時往復20万という驚愕の数字が出て、さすがに諦めざるを得なかったと思ったのですが、4月13日のカーニバル制作映像を見てどうしても行きたくなって、わずか1日の差でまさか5万円往復の航空券が発売され、「入場チケットのこと今考えてもしょうがないし、GWラッシュ前に購入して別に上海旅行になってもいいか」の気持ちで即購入しました。オフイベ参加はやはり運命かもしれません…。
 GW直前のホテル予約問題はさて置き、コロナの件もあり、ビザ特権者かつ中国語マスターじゃないとこの旅は絶対に実現できなかったと思います。しかも4月28日までの渡航は48時間以内のPCR検査の提出も必要でしたので、チケット争奪戦の前から既に色々大変でした…。
 ちなみに一般旅行者の場合、日本⇒中国は元々ビザ無しで14日間の滞在が可能でしたが、コロナで無ビザ入国が一時停止となり、8月3日現時点でまだ回復していません。
 2024年3月の追記:中国ビザを申請する場合、1ヶ月ほどかかるため、行く予定の場合、余裕を持って下記の公式ホームページより申請した方がいいでしょう。
 https://www.visaforchina.cn/TYO2_JP/

2、チケット争奪戦

 控えめに言ってチケットのシステムは超がつくほどめんどくさかったです。抽選方式が馴染んでいる日本と違って、向こうのチケット購入は完全実力主義の早者勝ち&回線勝負です。今回は3+1の4日程開催にも関わらず、噂によると音律のチケットは発売開始から30sで完売したそうです。オフイベはプレミアムチケット即完売、一般入場は10分も経たないくらい完売したイメージでした。

▶予約プラットフォームの話

 何が面倒くさかったかというと、各種チケットの予約・購入はそれぞれ違うプラットフォームで行われました。残念ながらこれだけは来年も改善されないでしょう。音律はもう2回連続でこのプラットフォームで発売されてきましたし、コラボカフェも数回にわたりずっとこのシステムを使ってきたそうだから。

【音律‐大麦网】
公式サイト
https://www.damai.cn/
中国版e+のイメージで、各種スポーツ、ライブ、イベントチケットを取り扱っているサイトです。社内スタッフによるチケットの買占め・転売があったことで評判が悪くも競合がないため「ライブチケットならこれ」状態だそうです。

【カーニバル‐BILIBILI会員購】
公式サイト
https://show.bilibili.com/platform/home.html
漫画・アニメ・ゲームといった二次元コンテンツの筆頭サイトです。前述カテゴリーのイベントチケット、例えば上海版コミケCPのチケット等は基本BILIBILIのテリトリーのようです。

【コラボカフェ‐WeChatミニプログラム】
公式サイトはないようです。
アクセス方法として、AppStoreよりWeChatをダウンロードし、「潮玩星球」を検索。「潮玩星球」の公式アカウントから「明日方舟」の店舗を探し、該当記事のQRコードを読み込んでミニプログラムの予約ページに入って予約という流れです。
検索しても出てこない不親切な予約方法…コラボカフェはまじでウルトラ級のめんどくさかった…。ただ、調べた限りこの企業は中国のコラボカフェの運営大手のようで、コラボカフェは基本これ、アニメイトカフェ的な存在ですかね…。グッズ販売店でもあるような…。

 「じゃ一体どうやったらチケットが買えるの?」って紹介する前に、これだけ言わせたい:中国人の知り合いに頼んだほうが断然に楽です。障壁は主に3つあります。
 ①現地の電話番号:大陸のほうは今、どんなサービスでも携帯番号での登録が求められ、しかも多くの場合、海外番号非対応です。(取得できないというわけではありませんが、このためだけに取得するかの話で、後ほど紹介します。)
 ②大陸製のアプリをダウンロードするには大陸版のAPP STOREが要ります。(アンドロイドのほうが比較的にやりやすいらしい)
 大陸版アプリストアアカウントの作成方法
 https://seechina365.com/how-to-download-china-app-2020/

 ③基本中国語のみで、日本語どころか、英語にすら切り替えられないのが多いです。

 ここまで書けばわかると思いますが、鷹の関係者か中国に友人がいるか中国関係の仕事をしているか、もしくはよっぽどの狂人でない限り参加するのが無理だと考えたほうがいいです。
 さらに、チケット購入はいずれもパスポートによる本人確認が必要で、つまり個人情報を引き渡すことになりますが、そのあたりの判断は自己責任のこと、予めご了承ください。

▶音律‐大麦網

 iOSの場合、大麦網は大陸版アプリストアからしかダウンロードできません。更に大麦網への登録は、現地の携帯番号が必須で抜け道はありません。登録方法をネットで検索すると確かに数件出るものの、いずれも2018年より前のマニュアルで、2019年頃か?中国のアカウント登録に本人認証が必要になってきたせいで仕様変更が入ってしまい、その影響で以前存在していた日本語サイトと英語サイトまで消滅してしまいました。
 今大麦網に新規登録をする場合、大陸、香港、マカオ、台湾いずれかの携帯番号が必要なため、メッセージ受信用の番号を作って月額料金を払い、それを使ってサービス登録する必要があります。私自身はこの手ではなく、リアルの関係で中国の携帯番号を所有しているため、参考できる経験は1つもありませんが、China UnicomHKという中国の大手通信会社ChinaUnicomの香港支社が出したチョコSIMという電話番号付きのSIMカード(物理)があるみたいで、検索してみてもいいでしょう。
  他にもいくつか方法があり、キーワード「中国の電話番号 取得」で検索すると、取得方法の紹介ページがたくさん出てきます。セキュリティー管理は自己責任のため、自己判断で情報を選別し試してみても良いですが、異国の言葉がわからないまま間違えて変なところを押してしまうこともあるでしょうから、正直お勧めしません。どうしてもの場合、中国語がわかる誰かの意見を伺いつつ進めたほうが少しだけ安心できると思います。

 大麦網を利用する時、WEBサイトではなく、アプリのほうを強く推奨します。理由は3つ:
 ①PCから入ってもスマホ仕様になってて見づらいです。
 ②チケット争奪戦の時アプリのほうがサクサク動いてくれるのでPCより成功率が高いという噂は大陸ドクターから聞いてます。
 ③コンサート入場の時、アプリで表示されるQRコードを使うとスムーズに入場できます(現地の方は身分証明書をタッチして入場するので、パスポートは代用できません)。

 ダウンロード・ログインして、予めしておくことは2つあります。

①チケットの利用者登録
 チケットは購入アカウントに紐づくのではなく、利用者として登録している個人情報にリンクしてます。友達と一緒に見に行くなら、友達の情報も一緒に登録する必要があり、2人分の購入が可能です。

 登録画面各項目の意味は下記通り、入力して確定を押せば完成です。

②コンサートの予約登録
 「明日方舟」で検索するとコンサートの情報ページが出てきます。今年のコンサートはもう終わってしまったため、画面がもうなくなってます…。予約受付中のライブを例にスクショを取りました。まずは矢印のところを押します。

 次に、どの日に、どんな価格帯のチケットを購入する予定かを選びます。

 これで予約を入れると、当日は選ぶのに時間をかけることなくスムーズに支払い画面に入ることができます。クレジットカードの支払いは確か5分しか余裕がなかった記憶があり、予め手元に用意しておきましょう。
 アークナイツのチケットはいつも電子チケットのため、住所入力は特にいらないです。

▶カーニバル‐BILIBILI会員購

 Bilibiliは大陸版のアプリストアからでしかダウンロードできません。大陸版をやっている方なら、入口は同じアプリです。Bilibiliアプリについて黒Wikiのほうで詳しいマニュアルがありますので、ご参照ください。 ⇒ https://wiki3.jp/arknightsjp/page/10

 Bilbiliで下記の「会员购」を開いて、「漫展」をクリックし、「明日方舟」を検索します。

 アークナイツのイベント自体が終わってしまったため、他の出てきた画面を例に説明します。出てきたイベント画面の下の「立即购票」を押すと、日程・価格帯選択に入り、購入すればOK。

 時々すーーーごく待っても反応がない時、回線がダメっていうよりチケット完売でシステムシャットダウンのもあるみたいで、パソコン・スマホ2台同時に見てみたほうが無難かもしれません。

▶コラボカフェ‐WeChatミニプログラム

 WeChatは日本のアプリストアからも入手できます。「潮玩星球会员号」で検索するとすぐ出てきますが、下の名前が長いほうがカフェの予約アカウントです。

 アークナイツの予約情報をアカウント内で探し、文章の中にあるQRコードを見つけて長押しします。

 出てきた画面の一番下にある「立即预约」をクリックすると日程が出てきて、満席じゃなければそのまま予約できます。

 ちょうど行ったときがゴールデンウィークで、音律&カーニバル期間中だから、予約開放する時刻より5分遅れで入ってみたらもう1週間全て満席になっちゃって、やむを得ず諦めました。カフェ自体の開催はいつも2か月ほどあるので、カフェだけ行きたい方は先に予約を取ってまた航空券を取るのも間に合うと思います。

3、渡航前の事前準備&注意事項

 コロナがなかったごろはビザなしで15日、何も必要ありませんでしたが、今の流れとして、まずはビザ申請と航空券購入、海外保険の加入、次は抗原検査、抗原検査の結果をWEBで登録して、入国です。
 このあたりは旅行サイトのほうで詳しく書かれています。(2024年3月時点で抗原検査とかはもういらなくなりました。)
 https://www.tokutenryoko.com/news/passage/10610#insurance

▶ホテル予約

 ANA、JALはチケットと同時にホテルも取れる旅行パックがあるので、そちらのほうをお勧めします。海外勢としてどのようなホテルが安全かわからないので、ANA、JALと提携しているところが比較的に安心できると思います。
 中国のホテルは、チェックインの時に事前に預り金を取る場合もありますが、「部屋にある有料のものは全て使わないので」と伝えておくと、有料の水とかは片付けてくれるので、預からなくてもよくなります。
 上海は広いので、コンサートの開催場所を確認してから取ったほうが無難ですが、事前に取りたい場合、「黄浦区」、「徐汇区」が繫華街で観光立地もいいので、そのあたりか、上海国際展示会場(今年カーニバルの会場)に近い「浦東新区」がいいでしょう。
 今回はカーニバル会場に近い浦東新区の「上海浦東星河湾酒店」に泊まって、内装が結構ゴージャスなところでした。

レストランに続く廊下

 よくわからないキャンペーンがあるみたいで、とりあえず1泊800元(16000円前後)くらいで泊まれました。客室からの景色も最高でした。

 1つ気を付けないといけないのは、中国のホテル内のレストランは基本宿泊代よりも高いので、食事はついてくる分以外、外で食べるようにしましょう。

▶インターネット事情

 昔海外に行くとレンタルWiFiを使うのが多かったですが、今スマホだけで十分な気がします。
 私自身がソフトバンクユーザーで、「海外あんしん定額プラン」ってのがあって、72時間秒刻みで2940円(超えたら同じプランで追加課金できるシステム)のプランを使ってました。

https://www.softbank.jp/mobile/service/global/overseas/anshin-flat-rate/

 よく聞く「中国でツイッターもフェースブックも使えません」系の話は、海外ユーザーに全く関係ありません。中国現地のWiFi、例えばホテルのWiFiに繋げると確かに使えないんですが、上記のように日本のスマホ、日本の通信会社を利用すると、制限がありませんでした。

▶その他の補足

 中国の電源が220Vのため、持っていく電化製品をよく確認しておいてください。100~240Vのが多いですが、一部110Vのみのもあるので、現地でぶっ刺した時、機器が壊れるかもしれません。
 また、上海には空港が2つあり、東京を例に説明すると虹橋空港=成田、浦東空港=羽田で、時間的に余裕がない場合後者を優先的に考えましょう。
 幸い中国は日本と違って、タクシーが安いので、道に迷ったら気軽に使って大丈夫です。ただ、配車アプリ経由でタクシーを呼ぶのが主流で、路上で捕まるのが大変です。ちなみに前に触れたWeChatで「滴滴出行」を検索すると配車サービスが使えますが、住所入力が必要なので、中国語未経験の方にはハードルが高いかもしれません。
 タクシー以外、地下鉄が一番使われる移動手段です。切符の購入はこういう機械から目的地を選んで、現金を入れるとチケットが入手できます。基本2元~5元?(40円~100円)ほどで一番コスパがいい移動手段です。

4、いざ、上海へ!

 写真のフォルダーを開くと宝箱を開いたような気持ちで、一枚一枚を見ていくと、当時の気持ちも蘇ってきます…。本当に参加できて良かったです…。最高におすすまします…。
 どう行くかの攻略部分は終わり、ここから上海での濃密な4日間を自慢していきたいと思います。

▶地下鉄展示

 11時頃にはもう上海浦東国際空港に着いて、ホテルは空港にも近かったので、荷物を部屋に入れて早速「徐家汇」駅に向かいました。鷹はシラクーザイベントの時から武器のレプリカ展示を地下鉄でやっていたので、情報がまだ何も出てないものの、ひょっとして今年もあるのかな~?って期待しつつ去年の展示スポットへ。
 駅から降りてすぐアークナイツが目の前に広がってました!戻った後に知ったのですが、ちょうどこの日が展示の初日で、知らずに来た私は本当に運が良かったってことですね。

 ちょうど4周年イベントの時期だったので、その改札フロア全体が孤星ゾーンになってました。上記のような駅貼りポスター、下記のような柱巻き広告ーー

 加えて、平面であってもオペレーターや小物を異なるレイヤーに配置することで遠近を付けるボード広告、コーデのイメージイラストがどんと一枚のもあれば、オペレーター一人ひとりのものもあって、どこを見ればわからないくらい展示数が多かったです。

 目玉の展示はやはり武器のレプリカです。新規実装の★6オペレーター3人の武器はそのまま通路沿いに飾られて、細部まで好きに見放題!

 パシャパシャっといっぱい写真を撮って大満足した後に、壁面広告に沿って階段を降りると、まさかさっきの大満足コースはただの前菜に過ぎなかったことに気づきました…。

 左も、右も、こんなにも長い通路の両サイドに飾ってあるのは全てアークナイツのオペレーター武器レプリカで、丁寧に細かく細部まで作られているものばかりでした…。

 考察大好き勢として、ゲーム内ではっきり見えなかった細部情報までこの目に収められるとは…全く贅沢なこと…。

「Mr&Mrs Jone's Superior Massacre Academy」

 長く使われる武器の、先に磨耗するところがこういうところなんだよねとか、オペレーターたちの「時間」が見えるほど生き生きとしてた展示でした…。

 去年は確か実装キャラの武器のみでしたが、今年のオペレーター武器展示は計20人分揃いました。全てちゃんと映像・写真資料を残したらもう2時間…それでもまだ未完成で展示されていないものがあるという衝撃…。

 何だろうな~って楽しみながら、鷹の本社だったビル付近の喫茶店でお茶とコーヒーをブレンドした美味しいラテを飲んで戻りました。次の日、朝起きてすぐまた地下鉄へ。昨日の施工中は宿舎の展示だったんですね!!!

 このような展示ケースが5つあり、オペレーターの配置は味深いですね…。

1人で2杯食うから2人になっちゃってるリー先生
ピザを焼く市長
リエータ未実装でもコップがちゃんと5つ用意されてるウルサス学生自治団

 ここまで細かく作られると、もはや執念を感じますね…。本当に素晴らしいです…。その後特に用事がなかったので、予約が取れなかったんですが近かったので、カフェに寄ってみました。

 外からなかなか全容が見れませんでしたが、窓までしっかりと演出されていて、一度はこんな世界には入ってみたいですね。(コラボカフェ未経験者)
 ここまで満喫してもまだ9時前!なんという効率の良いスケジュール!せっかくだし次来るのはいつになるかわからないし、噂のアークナイツポップアップストアを探してみよう~っと。

 小雨が降っても出歩きの人が減らず。いざ入ってみると、まるで朝7時の丸ノ内線でした。このビル全体がオタクグッズ販売店?になってるっぽく、鷹のポップアップストアは一番奥にありました。好きに入っていい仕組みじゃないようで、時間帯によって人数制限が欠けられており、入店は整理券形式でした。私が着いたのは10時半でしたっけな?次の入店可能時間がもう14時半以降…。さすがのゴールデンウィークとオフラインイベントのダブルパンチですね。諦めて近辺でカフェ巡りをしてました。

▶カーニバル

 また次の日、朝10時入場のチケットを取っていたため、9時半にカーニバル会場に着いたら震えるほどの大行列…。最後尾を辿っていくと着いたらもう会場一周してまた入口に戻ってしまいました。

 いつ入場できるんだろうな~~まさかの午後入場かぁ~~ってぼんやりとしてた頃、列がいきなり猛スピードで動き始めて、陸上100メートル競技の勢いで全員がダッシュし始めました。なになになに!?!?状況1ミリもわからなかったのですが、後ろから「はいはいはいスマホを仕舞って仕舞って!!」「今は緊急作戦どころかアホか!」「はよ走れ!!」の連発で生の危機契約感が身に染みました。

 会場内はこのように、舞台、コンビニ、グッズショップ、8つの展示エリア、入場エリアに分けられ、真ん中上が去年の音律の4つのテーマで、他にサルゴン、ドッソレス、サルヴィエントのエリアがります。

 僅か15分でゴールイン…。問題は入場時に、現地のドクターはみんな身分証明書のタッチで入場してますが、我らパスポート民はどう入場すればいいのか、特別な入口がなさそうで…青いTシャツのスタッフさんに状況を説明して、裏口で入口に戻るように案内され、そこで黒いシャツのスタッフさんたちに購入時の情報が聞かれて、QRコードを渡してくれました。これでやっと入場できます!

個人的に本当にロンメン検疫所っぽいな~って思ってました。
入場成功の印

 入場受付が龍門検疫所風?になってて、チケットについてくる特典の袋をもらって、すぐ目に入ったのはロドス本艦でした。1:1じゃなくても十分迫力あるスケールでしたね。ロドスの周りに、オペレーターたちの等身大POPが配置され、進入禁止エリアとなってました。

 これを…まさにこれを見るために来たんだよハイパーグリフ…。見てくださいこの雨風に腐食されていい具合に使用感を出してこまめに作られた塗装…。欲を言えばもっと近くに見たかったし、上からも写真を撮りたかったです。人が多く、POPも微妙に視界を遮るせいで全容が撮れないのが何よりも残念でした…。

 このエリアはさっきのマップで示してくれた「ロドス本艦」のスポットで、さらに奥に入ると、「オペレーター資料室」がありました。

 職業ごとにスクリーンが分けられて、オペレーターの情報がランダムに表示されるスペースとーー

 北と海を除いたテラ地図の展示。カズデルの、マークはたぶんここで初めて見ました。ここは端っこなので、逆方向の壁沿いに行くと各陣営の展示もありました。

ライン生命
ウルサス学生自治団
エンペラーのバー
レユニオン
カランド

 ひと通り写真を撮ってロドス本艦に戻ると、公式のレイヤーさんがまさにチェンのPOP付近にいてすごくかっこよかったです!

 本艦のすぐ隣にあるのは音律2022・浮生聴風のテーマエリアでした。

 竹林と築山が作られた中国庭園に立つとウユウさんも頼もしく真っ直ぐな爽やか青年に見えちゃいますね…。

 門をくぐるとまるで水墨画の世界!綺麗に反射する地面が更に空間の深みを増やし、凪いている水面のようで美しかった…。

 さらに進むと、「象限解构者」のテーマエリアに入ります。

 ネオン管を多く使用されたこのエリアは、EPでよく見られるロンメンの雰囲気を模倣して作ったのでしょうか。溢れてくるサイバーパンクみがやはり映えますね…。

 Monster Sirenのレコード展示ルームもあって、今までCN公式が出してきたレコードが綺麗に並べられてました。

 音律Ver.のオペレーターコーデ展示、陣営マーク展示、勲章展示、写真用のPOP以外、ミニゲームやガチャも用意されていました。

 何のガチャか知りませんが、あまりにも多くの人が並んでたので放棄。こっちのミニゲームはとりあえずものすごい勢いでボタンを押せばゲージが上がって、ロンメンのマークが光るまで頑張ったらポストカードが1枚もらえるというルールでした。

 ちょうどこのタイミングで舞台のほうのイベントも始まり、一般チケット入場の参加者は入れませんでしたが、あちこちスクリーンがあって、列に並んでも舞台の様子が見えてGOOD。二日目だったので、ゲストとして来てくださったのは重岳兄さんのCN声優さんでした。ご本人はアメリカのテレビアニメ「ジャッキー・チェン・アドベンチャー」のジャッキー・チェンCNボイス役だったので、アークナイツは今後「重岳・アドベンチャー」をやらないかと仰ってて、会場内のドクター全員が笑いながら拍手を送ったことが一番記憶に残りました。

 続いてはイベリアですね。サルヴィエントを演出するために紫めいた照明を使って、竜骨のような構造物も作られました…。別に出入り禁止の作りじゃないみたいですが、誰も近づいて写真を取らないので、私も大人しく遠くから…。

 濁スカ昇進2イラストにあるシーボーンのところに公式レイヤーさんが来てくれましたよ!!すごっ…すごい…シーボーンのお口もお目目も光ってるしレイヤーさんの道具も雰囲気も最高でした…。

 隣にローレンティーナも…。本当に公式のこのローレンティーナさんが好きでオーラがご本人様でしたよ…。好き…。

 疲れたら深海…いやイベリアの小さな教会に一休み…。これからはクイントゥスに会いに行きますからね。

 でかい。とにかくでかいです。実際に入ってみたらドクターが直面するのはクイントゥスではなく、ミニピータンちゃんたちでした。

 ピータンのモグラ叩き、ピータン叩きですね。ピータン討伐に参加した猛者にポストカード1枚!返り血に濡れないように。

 ドッソレスがおそらく一番でかいエリアです。小さな売店の隣にユーリカ嬢が…。今から爆発するんじゃないかって心配しながらエルネストの武器ショップへ。

 現実世界に居ながらこの雰囲気作りは絶妙な3D感を出してて、本当は今FPSをやってるのでは?のような気持ちになってました。

 小物の配置に物凄く力を入れており、オーナーの趣味が反映されているかもしれないんですね。

 ドッソレスに来たら買い物はもちろんMAMA JOHN'Sで。長い道のりを歩む旅人のために特選獣肉缶詰!MAMA JOHN'Sでしか味わえないオレンジストーム!瞬間パワーを挙げてくれる青菜の缶詰!よりどりみどりです!

スクリームチェリー、青菜の缶詰、オレンジストーム、炎国のチリソース
特選獣肉缶詰、羽獣のパテ、フォルテエネルギードリンク
例のママのチリソース
ドッソレスでまさかのシラクーザ新聞
親切に値引き情報を教えてくれる良心的なお店ですね
ままままさかの四国ベーカリーコーナー!ここで四皇会戦をやるんですか!?
このドッソレスで!?

 スーパーマーケットを出たらメインストリートで、鉄人レースチャンピオンが開催されていますね。スタッフさんが、「鉄人レースチャンピオンが間もなく開始しますよ!!」って大声で叫んだら四方八方からドクターたちが猛ダッシュで集まってきて、餌を見た奈良の鹿如く、始まる前からもう鉄人レースチャンピオンをやっているようでした。

 ドッソレス観光客のお兄さんがかっこよかったです。私がカメラを持ってるのを見て、聞く前にポーズを構えてくれて、とても親切な方でした…。

 ドッソレスから離れる前にLOWLIGHTさん発見!公式レイヤーさんではなく、私と同じような一般入場のドクターでした。実は会場内でコスプレイしてきてる一般の方がすごく多く、体感3割くらいでみんなの情熱がやはりすごかったですね。もし来年も来れたら私もちょっと工夫して参加したいですね。

 続いては密林エリア!すぐ目に入ったのは鮮やかなビッグアグリー。まさにゲームのワンシーンですね。

 事前のPR映像から、カーニバル会場の密林エリアは全て本物の植物を遠くから調達して作られたと知り、入口から中を覗くと密林オーラがあふれ出てましたね。

 入場者全員は強制的にケーちゃんと同じキノコを受け取らなければならないんですね。ここから見た全ては果たして現実なのか夢なのか…意識世界の古き領土でアークナイツの真実を探しましょう…。

こんにちは!
さらにもっと多くのキノコ
足元にアジサイも咲いとる
密林なのに炎国の貼り紙…?
あら、可愛いオリジムシが葉っぱの下に
ど、泥棒オリジムシ!?生命+20%のおたからを手に入れて何をする気ですぅ?
移動都市から来てる観光客様のマナーが悪いな
おっと…横になって一休み
え、幻覚?やっぱりここはケオベダンジョンでしたか…。
謎の占い師があなたを待ってるようです。どうしますか?
・占ってもらおうか! ・逃げる👈

 途中で喋るトミミ、ガヴィル、ケーちゃんにもあった気がしますが…気のせいか…。キノコを食べた後の記憶はあやふやでした…。
 続いて次のエリアは童話風のドリームランド、同じ音律のテーマエリアですね。

 ディ〇ニー・プリンセスのようなアーミヤにもハッピーエンドあれ…。

ブルーはアーミヤゾーン
緑はレオンハルトゾーンですね
ピンクのエイヤゾーンに人が多くて…
メリーゴーラウンドもあって本当にテーマパークみたいでした

 最初に入ってきた時はまだ比較的に空いてたんですが、13時過ぎになって人がすごく多くなってきて、エージェントゼロのテーマエリアに入ったらまさにロンドンの駅と変わらない混雑さで逆にリアルみがあってよかったかもですね…。味深い…。

 繫華街のように作られて、このメンバーによく似あいます。

公園と噴水、ここで休憩しているオペレーターたち

 なぜか脱獄してきたジェストンまでカーニバルの雰囲気を楽しみにきました。サリアへの挨拶は済みました?

 グッズを買いたくも、早々に売り切れてしまいました…。

 出た時はパトリオットさんがいて私ってば本当についてますね!!(はいパトリオット推しです。)

 一般入場でも特典がいっぱいもらいました!入場は確か10時で、会場から出たのが15時半で、長い時間の滞在でしたが、お昼ご飯さえ持ってくるのを忘れてなければ17時半までいたでしょう…。撮っても撮ってもまた撮りたいですし、ホルハイヤーの公式レイヤーさんに会えてないのが一番の遺憾でしたよ…。

▶音律

 今年の音律、鷹の大盤振る舞いで駅からバスが出てました。元々タクシーで会場に行くつもりだったんですが、バスに特典がついているらしく、それを入手するためにタクシーでバス乗り場まで行ってまた列に並びました。

 特典はクルビアの新聞紙で、今回音律関係のことや孤星関係のこと等書かれてて、まさかロドスが出したダブチへの懸賞金が1,800,000龍門幣!★6オペ10人のお給料ではないか!!ちょっと待って誰がお金を出すと言った!!(しかも後に知ったことで、ダブチが盗んだのは誰うさのケーキのレシピだけでした…。たかがケーキのレシピ!!!180万!!!)

 無事に到着!後1時間で孤星SSが開放されるこの日に音律に来るなんてちょっと日程の配分ミスかもしません…。

 入場はカーニバルより簡単で、現地のドクターは相変わらず身分証明書で入場するようですが、現地に到着したらチケットのアプリにQRコードが表示されて、それを入口の機器にかざすとスムーズに入場できました。

 公式レイヤーさんと一緒に写真を撮るところもあって、ドクターの衣装で来た方は伝統芸能を披露してくれてGOOD JOB!一瞬で終わったはずでしたが、周りの全員が「もう一回!」「もう一回!」って煽ってたので、ケルシー先生もドクターもアンコールしてくれて、写真を撮らせていただきました…。ありがとうございました…。

 入場特典を受け取って、入口から入ると音律のオペレーターたちが一列に。近くで写真を撮ってもOKでしたね!

 まだ2時間前なのに人が結構来てます。それが後1時間の時になったらコンサート会場内にガチャ速報のように所々歓声が上がり始め、全員ガチャ回してるせいで回線が死に掛けてました。

 ダブチが「大声を出さないでください」ってリマインドしてくれるのがちょっと新鮮ですね。それ、お前が言う!?

 音律の内容は間もなく世界無料配信されますし(それとももう無料配信が始まってますかね?)、省略させていただきましょう…。観光船チームとムリおじが死ぬほどかっこよかったし、危機契約の振り返りが来た時誰かが「さよなら、すべての危機契約」を言って泣きそうだし、全員で「愚人曲」を歌えたのが一番テンションが上がりました…。最後のダブチダンスがビデオまで撮らせて、みんなで「ダメだね」を歌って、「描いたのに売らないって心狭ぇんだよ!!」って叫んで、この空気感が本当の本当に最高でした。全く知らない会場の皆様がお互い「また来年ね!!」って叫びあって、これが現地でしか味わえない魅力です。

5、改善してほしいところ

 いいことばかり言って悪いことが全くないというわけではありません。チケットシステムの煩雑さと海外勢に全く親切じゃないところ以外にも実は改善してほしいところがたくさんありました。悪いことを伏せておくのが日本人の礼儀ですが、はっきり伝えるともしかしたら来年参加する方たちがもっと素晴らしい体験ができるかもしれないことを考えて、私が感じたことをいくつか挙げたいと思います。
 カーニバルについてまずは、参加型のミニゲームの列並びが極めて混乱で、一定の人数を超えると並び禁止になって、ピーク時に本当にどの列も並べなくて会場内でうろうろする以外行くところがない時間が多くありました。整理券形式を取ったり、再開時間を予告したり、これに関して改善の余地はいくらでもあるので、本当に来年はどうにかしてほしいです。
 またはグッズ販売。11時入場で13時にもう全て売り切れでした。つまり入場してすぐ行かないと何も手に入らないってことで、17:30に終わるイベントにしてはもうちょっと多く用意してはいかがでしょうか…。入ってすぐグッズショップのところがもう混雑で入れませんでしたしさ…。
 最後は写真撮り勢として言いたいことで、スタッフさんたちの立つ位置をもう少し慎重に決めてほしいなと思いました。下記のようにベストショットの位置にいつも誰かがでかい看板を持って立っているのが本当に悲しいです…。

 音律に関しては音響が良くないからか?照明等の演出があんなに素晴らしいのに、管弦楽曲に関しては誠に災難でした。今年は多くのイベントが同じタイミングで開催されたせいか、コンサート会場は体育館だったので、来年はもっとコンサートに相応しい開催場所にしてほしいです。

 もちろん、このすべてよりは、こんなに多くの人が参加するイベントで秩序を維持してくれて、こんなに素晴らしいイベントを企画・実現してくれて本当にありがとうございました。すべてのスタッフの方、お疲れ様でした!ここまで読んでいただいた方も、本当にありがとうございました。

※写真アーカイブ

 参加した方も参加できなかった方も現場の雰囲気を楽しめるように、または貴重な武器レプリカの資料を創作者の方々に共有するために、3日間で撮った写真・ビデオの80%はグーグルドライブに格納しました。直接クリックして閲覧すると圧縮された画質になると思うので、気に入っていただいた写真をダウンロード・保存して構いません。
 転載・使用は許可要らず、可能とさせていただきますが、記事やブログ、または個人利用を超えた部分について出典明記でお願いいたします。

https://drive.google.com/drive/folders/1gEOOWKFKTON2u2CgvVOQ9D3THozKR3ob?usp=drive_link


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