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カフェってなに?

去年のカフェゼミとは違い、今回は初めてカフェゼミ係というのに挑戦した。受付も、誰も立候補しないから自分からやりたいって言ったけど、周りからは「心配の種」とか「大丈夫?」って言われ、正直頼られていないことに落ち込んだ。やれば出来るし、誰だって初めは分からないことだらけだけど、それでも何でもやってみようって思う気持ちは大事だからチャレンジしてみた。悔しいから、もっと信用されるには、責任持ってやり遂げるしかないって強く思ったし、次も任せてもらえるように行動で示さなきゃとも思った。結果、トラブルもなくゲストにも楽しんでもらえたから無事に終わってホッとしたけど、「あーしとけばよかった」、「これ準備し忘れた」とか「次回はもっと違うデザインにしたいな」って次々アイディアが浮かんで、結構カフェゼミ係楽しいかもとも思っちゃった。

そんな中、「カフェといえば緑・茶色のイメージ」と大多数の人が答えたことに対してびっくりした。「カフェ=スタバ」とはならない、むしろヨーロッパ育ちだからかもしれないけど、すぐにパリのクロワッサンが頭に浮かんだ。観光客が朝ごはんを食べてるイメージがとても強い。
そもそも外食すると高いから、カフェに行きたいとも思っていなかった私が、日本に住むようになってから週2、3回カフェに入るようになって、今までお金に困っていなかったのにお金に振り回される生活が続いている。人付き合いが増え、ランチしてから甘いものを食べにカフェに入るのが今の大学生。インスタ映の為だけに長時間並んで、カフェ巡りをしたり、勉強する為に入ったり、疲れたから休憩をカフェでする。カフェって何?改めて考える。ベンチはないし、人混みが多い都内や狭い家ではゆっくりする場所がないから人にとってカフェは自然と「サードプレイス」になる。でも、「対話の場」ではないかな。

多くの人は横の人と目も合わせようとしないし、話しかけるとナンパされてるって勘違いするし、心が狭い。こんな冷たい社会で「オープンな場」なんて実現するのかなって考えちゃう。

そこで、「一度は海外のカフェに行ってみるべき」とか、「フランスのカフェは日本とは違う」って言われても行けない人はどうするの?って考えてしまう。人はないものを欲しがる。つまり無い物ねだりだから、海外に影響されやすくて、フランスとか洒落てるカフェに憧れを持ってしまう。
世界を見るのも大切だけど、今の日本をどう変えていくべきなのかっていうのを先に考えた方がいいのでは。自己主張ができて、ルールに縛られずに、社交的になるにはどんな場所を作ったらいいのか。今はそっちを考えるべきなんじゃないかなって。

「エスカレーター式で人間関係は生まれないし、自己主張ができない」っていうけど、そういった環境を作っているのは今の日本社会。そのルールに従うか、破るかは本人次第だし、性格にもよるよね。やっぱり個性を出すためには自由に生きて、やりたいことをひたすらやって、周りと違うことに対して恐れてはいけないんだなって改めて思った。


課題を書きながら、めちゃめちゃ悩まされ、カフェってある意味考え深いテーマなんだなって感じた。

私は何から始めればいいんだろ。

#MELCブログ #カフェゼミ180426_mb

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