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3月のコーヒー

あっという間に3月になりましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
最近はブログ上げれない場合はYouTubeの動画を貼っていますので、
そちらをご覧頂ければと思います。


さくらブレンド

ブラジルをベースに酸味と甘みが特徴のエチオピアをブレンドし、
桜のイメージに近づく様にフローラルな香りと風味を表現しました。
去年、近所の桜を見ながらイメージして作ったブレンドです。
花見のお供の団子と一緒に飲んだり、
水筒に入れて近所の桜を見ながら飲んだり、
家での花見で飲んでもらいたいコーヒーです。
フローラルな香りで甘味とほのかな酸味が特徴でまろやかで飲みやすく
後味はスッキリしています。

マラウィABプレミアム ミスク組合

古くから高品質のコーヒーを生産するポテンシャルを持つことで 、知る人ぞ知る
マラウィ 。一時はゲイシャ種の産地としてコーヒーマニアの注目を浴びたことも
ありますが、引き続き上質のコーヒーを買い付けるのは難しい産地国です。
マラウィの最高品質を産する最北部を北西から南東に並行して走る4つの山脈で
生産される同国のプレミアムグレード 。
ミスク組合は 、組合員や近隣住民のための診療所をコーヒーの販売益で運営し 、
医療サービスに乏しい同地の人々に貢献しています。
ムズズ組合連合会は、2500軒の零細農家が所属し 、その30%が女性の生産者です。
レモンのような酸味とオレンジピールのような風味があり、酸味と甘みのバランスがよくスッキリとした後味が特徴です。


ここからは焙煎士オススメコーヒーです。


ブラジル さくらブルボン

年に一度のさくらのように。
日本では春、年に一度の風物詩の「さくら」が有名です。
満開になった時の新鮮な香りは心を和ませます。
そんな雰囲気を持った、厳選された年に一度の完熟ブルボン種をフレッシュなまま密封包装し、さくらのフレッシュ感を遠く離れたブラジルからお届けする事ができました。
柑橘系の爽やかな風味とほんのり香る花のような香りがさくらをイメージさせるバランスの取れたマイルドなコーヒーです。
さくらの時期限定のコーヒーです。

バラム農園 パカマラ ハニー 

バラム農園は、現農園主のRodrigo氏Nacho Gutierrez氏から購入した土地で始められました。Nacho氏も以前からコーヒー栽培をしており、農園の管理方法や農園の土壌に適した品種の栽培方法などをRodrigo氏にアドバイスし2人3脚で
コーヒー生産に取り組んでいます。栽培品種はシドラ種やSL-28、パカマラ種を主に栽培していましたが、ゲイシャ種も植え始めたところ、良いカップクオリティになることが分かりました。
バラム農園でパカマラ種をおいしく仕上げるには、収穫作業がもっとも重要なのだとNacho氏は言います。熟した実だけを集めたロットとそうでないロットを比べたり、収穫後に日陰での乾燥が有効であるということも数年の試行錯誤を重ねて発見しました。また、農園の土壌は粘土質で水はけがよくないため、高畝をたてるなどの工夫も行いつつ、いまある環境でいかにおいしいコーヒーをつくるための努力を惜しまず毎年のカッピングを重ねて当ロットを生み出しました。
オレンジやみかんの風味と赤ワインを思わせるような味わいがあり、蜂蜜のようなトロリとした甘味が特徴です。
カップから香りが強く上がってきて様々なフレーバーが楽しめるコーヒーです。

ガヨハニーSA117

スマトラ島のガヨ産コーヒーは、酸味が少なくて香りが強く、ほんのりスパイスの味がするのが特徴です。
苦味が控えめで甘味があり、しっかりとした味わいの世界中で人気のコーヒーです。

生産者のAlia氏は石屋を辞めてコーヒー業界に飛び込んだ新進気鋭の若手生産者です。年々生産量を拡大しつつ高い品質を維持する努力家です。生産者のアウリアさんは、コーヒーが人々の主要な生活の支えであるスマトラ島ガヨ地域で生まれ育ちました。 幼いころから家の手伝いでコーヒーに携わることも多かった彼は、外国でスペシャルティコーヒーが注目されていることを聞き強く惹かれました。
しかし、その頃は周りに誰も取り組んでいる農家がおらず、スマトラ式のマンデリンコーヒー以外の選択肢はありませんでした。
一旦コーヒー業界を離れて天然石を売る仕事に就き、数年を過ごしたアウリアさんでしたが、スペシャルティコーヒー生産への思いは大きくなるばかりで、とうとう2010年に仲間たちとあり合わせの設備と道具でスペシャルティコーヒーの生産に着手しました。
先生がいない中での取り組みは試行錯誤の連続でしたが、品質は少しずつ向上し数年で賞を受賞するまでになりました。その後は積極的に周辺農家を巻き込みチェリーを買い付けて生産量を増やし、新たな精製方法に次々と取り組み、魅力的なコーヒーを生み出し続けています。
アウリアさんの農場は、インドネシア スマトラ島の北部、シャリア法という非常に厳格なイスラム法が施行されているアチェ州ガヨ地区にあります。標高 1400-1500m の高原で昼夜の寒暖差が大きく、コーヒー栽培に適したガヨでは古くからコーヒー栽培がおこなわれ ており、今でもスマトラ式のマンデリンが生産量の多くを占めています。
近頃では様々な精製のスペシャルティコーヒー生産に取り組む農家が増えており、インドネシア COE で上位を占めるなど、年々クオリティが上がっている注目の産地です。
スパイシーでトロピカルフルーツのような風味と甘味が感じられ、しっかりとしたボディがあり複雑な味わいを楽しめるコーヒーです。


今年は花粉も多いみたいなので気をつけながら花見を楽しみたいですね🌸


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