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とにかく行くしかない。 重い足取りでみなとみらいに向かう。 書ききれず、読みきれず、 わたしは完全に消化不良を起こしていた。 後ろめたさだらけの私は いつになくズドーンと重くて いつもまっすぐに向き合ってくれる阿部さんや それに応えようと奮闘している みんなの熱量に焼かれて 灰になる一歩手前だったと思う。 周りの人がすごすぎて それと比べて自分がちっぽけに見えて どうせ私なんか・・・といじけだしていた。 講義が始まって、後ろの方から話を聞きながら 熱い視
わたしには、2人お母さんがいる。 1人は生みのお母さん。 もう1人のお母さん。それがこれから話をする、Ann。 2011年8月。18歳の1か月。 アメリカのオレゴンに ホームステイしたときのホストマザー。 当時60歳くらいだったはず。 Annの素敵さは、みんなを笑顔にする チャーミングなその人柄。 そして、包まれるようなあったかさ。 いつも、どんなときも笑顔で 人のいいところをたくさん見つけて たくさん褒める人。 アートが大好きで、自分が感じていることを とっ