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エコツミ作品集『歌詞を読む』シリーズ

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日本神話の価値観を軸に、様々な作品を発信するマルチアーティスト・エコツミ・。20年以上に渡って書き溜めたオリジナル歌詞を、少しずつ発表していきます。古代から今まで、連綿と受け継が…
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#孤独

歌詞を読む101 「 海体 」

「 海体(かいたい) 」 一人じゃないって 感じた時間は 知らないうちどこに 逃げていった…

歌詞を読む96 「 眠れない朝 」

だれにも言わずにいたことが ダメね にじみでてしまう 進もう、と言ったのは私 後悔なんて…

歌詞を読む81 「 忘れることなかれ 」

天の国にうまれ 帰れない者たちよ 忘れることなかれ ふるさとの記憶 天の国にうまれ 頼れ…

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歌詞を読む63 「 こんぺいとう 」

毎日毎日花が咲き 毎日毎日枯れてゆく 生き急いでいるわけじゃないのに 今日もはらはら花びら…

歌詞を読む58 「 白日 」

「 白日(はくじつ) 」 どこから来て どこへ行くの こんな処(ところ)に迷い込んで 日も射さ…

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歌詞を読む57 「 月光人形 」

乱れているこの世に 生れ落ちたは、ぼく すべての言い伝えを失う夜に あぁ ぼくはどうして …

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歌詞を読む49 「 上客 」

夜が来る 彼方から あなたの音 聞こえるの 会いにくる 私に 愛なんてないのに 物憂げなその顔 濡れたようなその声 胸の奥 くすぐる こんなはずじゃないのに 嘘をついて嘘のふり 「恋した」それもすべて嘘 重ねた重ねた身体でも あなたの孤独が伝わらないの 重ねた重ねた指先で 唇にふれてみて 朝がくる あなたから 甘い言葉 聞こえない だけどすぐに また来る 愛なんてないのに 嘘になれて嘘まこと 心ひとつ隠し切る 重ねた重ねた身体でも あなたの心が埋められないの 重ね