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またひとつ またひとつ 心を斬った 凍り付く地に こぼれる涙 壊れる魂 なのになぜか 微…
「 暗闇の迷子(くらやみのまいご) 」 暗闇の迷子 もう帰る時間 風が止まった 酔いも忘れる 浅…
重なる木漏れ日 つづく社 見上げる秋空 残るしじま もろびと来たりて 讃えまつらん この世…
禁断の国 もぎとられた果実 声をたてずに 転がる大地 その森の中 やさしい泉 紫色の花を咲…
いつも死にゆく生命体よ 命息づくこの刹那 愛しい人が立ち塞ぐとも 巌も砕き 歌え踊れ 燃や…
さよなら 愛しい人よ 何もいえずに終わった ゆっくり歩き去るには 心が壊れそう ずっと一…
「私神(ししん)」 そうこの身に生まれたの 知らぬまま歩きだした 手探りの記憶では 顔はわからない 立ち上がれ この身体 今だ 目覚め 見つめなおせ 真実が秘められた 生き生きるこの身 私をみつけて 誰かを愛した心の底に あふれる涙はなんのため？ 私の中に神がいる そうこの身は風と水と 偶然必然でつくられた 胸のうち光るのは 隠された記憶 私をみつめて 広がる空みた瞳の底に 染み入る景色はなんのため？ 私の中に神がいる 光るのは太陽 途切れた道でも心の底
この身体 未だ熟れない 時は過ぎるのに この両手かざしつぶやく 「熟すまで待ってよ」 この…
