大手町におもう。

画像1 箱根駅伝ゴール後の風物詩、大手町の反省会。ここ数年、東京オリンピックに間に合わせるかのようにたくさんのビルが新たにたちはじめた。新しいビルの管理者にしてみれば、1月3日にたくさんの人が集まることは予想もしていなかったことだろう。敷地内で報告会を行う場合は許可をとってください。通行のさまたげにならぬよう、警備員を配置してください。というのも当然のこと。あと、連覇を狙う大学が「負けたときにおこなう報告会」ためにコストをかけて準備をするのは勝者のメンタリティーとして考えられない。優勝したら、その手間無駄だもん。
画像2 一枚目の写真は毎年、山梨学院大学が報告会を行っていた場所。単なるビルのエントランスのようにみえるけれども、高い天井の張り出しは上田監督の言葉が響き渡るのに効果的だし、真ん中に上背の低い(失礼!)上田監督がたつと、監督が中心となり、そこから集中線が伸びているように見える。つまり、この場所は舞台装置として最高の場所だったのだ。2020年の1月3日。このエントランス前には上田監督はいない。ぼくは、となりのセブンイレブンでコーヒーを買うはずだ。

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