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信じているものは何(5)

教会が乗っ取られた

カトリック教会のトップといえば教皇様。
全世界カトリック信徒13億人のトップであり
キリストの代理とされている。

キリストが初代教皇にあたるペトロや弟子たちに言った
「あなた方が地でつなぐことは、天でもみなつながれ
 地上で解くことは、天でもみな解かれる」
この言葉は、司祭(神父)の権限として言われたこと
である。

これらのことから、ローマ教皇は使徒ペテロの後継者、
キリストの代理者であり、天国の鍵を託された者
となっているのである。

そのペトロから数えて262代目、
時の教皇は「パウロ6世」
就任当初は、正式な典礼により選ばれた
聖なる教皇であった。

パウロ6世はヨハネ23世より
続いていた「第二バチカン公会議」を引き継ぎ
公会議を全うするために奔走した。

しかし、前回お話しした通り、この公会議では
リベラル派のクーデターにより、いわば乗っ取られた
状態であった。

そして、あらゆる典礼の変更が、成し遂げられた。
あまりにも、変更が激しく世俗的なために
次のような噂が出てきた。

「あの教皇様は、本当にパウロ6世か?」
「教会にサタンが入ったのか」

信仰の破壊

少し変更された事柄をいくつかご紹介します。

ミサ聖祭などの典礼の方法
トリエントミサ →  新しいミサ(ノヴス オルド)
 トリエントミサとは、背面(神父様が向こうを向く)
 言語はラテン語。
 新しいミサ(ノヴス オルド)は、対面、母国語である。

聖体拝領の方法(聖体とはパンでありキリストの体である)
 舌の上でのみ受けられる →  手で受ける

お祈りの言葉
 文語体 →  口語体
まだまだありますが、重要な部分は
こんなところです。

あまり知られてないところでは
実は、聖書も書き換えられています。
(年代不明)

キャッチフレーズは
「開かれた教会」
です。

何を意味するのでしょうか?
カトリックのプロテスタント化
のように見えました。

プロテスタントの発足理由は、カトリックの腐敗から
生まれましたが、キリストと聖餐以外を排除し
福音主義を唱えたところでもあります。

しかし、カトリックはそこに向かって進み始めたのです。

一つ問いたい
「カトリックの信仰教義に異議を訴え
 新教を設立した団体に、なぜ自ら合わせていくのか、
 カトリックの信仰の破壊につながることではないのか」
わたしはそのように問いたい。

次に、具体例を お話しいたします。

・・・。

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