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信じているものは何(7)

このシリーズも(7)となりました。
少しペースが早いように思いますので
ちょっと振り返ってみれば、記事が少し短い
ように感じましたので、今回からは
少し長めに書こうと思います。

幻視者

完全に、キリスト教にハマリ、信じるものができた。
と、頭の中も曇りが消えていったのでした。

今までお話しした、教会の変革に、普通に説明されても
なるほどと思うんですが、それの後押しをした事がありました。

あらゆる時代に存在した「預言者」「幻視者」と言われる
存在でした。
それは、時には悪魔祓い(エクソシズム)により
悪霊自らが発信した内容もありました。

預言で代表的なのは、聖書の中にある「ダニエル書」や
「ヨハネの黙示録」などが有名なところですが、
それぞれの時代、色々な預言者、幻視者も存在していました。

「マリアワルトルタ」や「ピオ神父」など、スタイルは違えど
数知れず存在していました。

その中に、今回私がカトリックに改宗するキッカケとなった
S神父の活動がありました。
「LP運動」LPという人物とその預言メッセージでした。

教皇様に謁見するLP

そのLP運動の中には、その他に特殊な役割の人も参加していて
TPという人もいた。
その人に、抱擁されると、天の意向が聞けるという能力があるそうです。
それらの活動にS神父様がついておられ、
現在の教会の在り方に警鐘を鳴らしていたことで、
私は信じ込んでいたんでしょう。(完全に騙されるやつですね)

偶然の教会

S神父の下で、通信講座でありますが、教理を学び
いよいよ改宗に向けて、地元で教会を探すことになった。

カトリックでは地域を教区という形でで分けられており、
私の住居の教区内で探すことになりました。
S神父様の世話係の人にAさんがいて、その方に
薦めてもらった教会があった。それは、当時の主任司祭
(神父様)が保守に寛容であるために薦められた教会でした。

早速、私はバイクを走らせその教会を探した。

当時は、スマホもなく、スマホどころか携帯電話(ガラケー)
もなかった時代、 となると、市街地図を見ながら
目的地を探すという状況でした。

当時わたしは、ツーリングが趣味であり
目的地を探すことは、あまり苦ではなかった。

がしかし、行けども行けども中々目的地に到着しなかった。

夕方になり、あたりが少し薄暗くなりかけた頃
少し住宅街に迷い込んでいたので、

「今日はもう帰ろう」

と思い、細い道から、少し大きな道へ出る経路を探し
そこへバイクを走らせた。

「あの、T字を右に曲がれば大通りにつながる道だ」

と、T字を右に曲がった。
すると、左手に、ネオゴシックとそびえ立つ鐘楼
が目に入ってきた。

幼きイエズスの聖テレジア教会      


「うわぁぁぁ・・・」

思わず、そう叫んでしまった。
わたしの心臓は一気に鼓動を早くし、頭の先から
足の先まで電気が走ったような感覚になった。

というのも、その日から数年前に、電車にて車窓を
眺めていた時、その鐘楼が目に入り、

「あの教会に行きたい、いつか探して行ってみよう」

と思っていた教会で、その日まで忘れていたからです。

これが偶然だろうか?

これで、信じるものが固まりつつあるわたしの心に
硬化剤を流し込んだみたいになり、より堅固になった。

「なんという出来事だ、信じられないくらいの展開
 わたしは選ばれ、導かれている。」

このように考えるのも難しくない。
さらに奇跡的な出来事が続きます。

・・・。

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