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コーヒー豆焙煎の簡単な歴史、コーヒー抽出の簡単な歴史

コーヒー豆を熱して、それをすり潰して団子にして食べていたのが、紀元800年頃のエチオピアでの話で、それが、人類とコーヒーが付き合い始める最初だったと言われています。

1200年~1300年頃、乾燥させたコーヒー豆と殻を一緒に火を使って煎ったのがコーヒー豆焙煎の始まりで、素焼きの土器の皿か石の容器を焚火にかざして煎ったと伝えられています。

1400年~1500年頃、土器と金属を使った独特のコーヒー豆を煎る板が登場して、トルコで筒形コーヒーミルが考案されて、トルコ独特のコーヒー沸かし器イブリックもその頃に登場して来ました。

そんなこんなで、コーヒー豆焙煎の簡単な歴史と、コーヒー抽出の簡単な歴史を調べてみました。

もちろん、年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見に基づくコーヒー豆焙煎の簡単な歴史と、コーヒー抽出の簡単な歴史であるわけですが。

コーヒー豆焙煎の簡単な歴史

コーヒーの発見について、2つの有名な発見伝説が知られています。アラビア半島のイエメンで発見されたという「シェイク・オマールのコーヒー発見伝説」と、アフリカ大陸のエチオピアで発見されたという「山羊飼い人・カルディーのコーヒー発見伝説」です。

どちらの伝説も、コーヒーが人を元気にする効果があって、煮出して飲むクスリだと紹介しています。

(1)コーヒー豆焙煎が始まった頃

焙煎したコーヒー豆を使ってコーヒーを淹れるようになったのは、1300年代になってからだと考えられています。

その切っ掛けですが、「コーヒー学講義/人間の科学社、広瀬幸雄・星田宏司共著」は、以下のように説明しています。

何かのキッカケで、コーヒー豆を焼いたり焦がしたりしたら、あたり一面にコーヒーを焼く香気がただよい、さらにそれを粉砕して煮出してみたら、何とも印象的な濃いコーヒー色になり、甘味も出て、飲んだあとのスッキリした目覚めの効果が一層増すのを知ったことが、コーヒーを焙煎し始めたキッカケではないかと考えられます。(以上、コーヒー学講義より)

(2)オスマントルコでのコーヒー豆焙煎技術の進歩

コーヒーの焙煎は何世紀も前に始まって、その後、焙煎の技術も淹れる技術も進歩しているわけですが、コーヒー豆を焙煎して、その焙煎したコーヒー豆を粉砕して、1杯のコーヒーを作り出すという一連の流れは、コーヒー豆の焙煎が始まった頃とそれほど変化していないように思います。

1400年代の後半、焙煎したコーヒー豆を使って淹れるコーヒーがオスマントルコ全体に広がって行ったと考えられます。

その頃の焙煎について、 「コーヒー学講義/人間の科学社、広瀬幸雄・星田宏司共著」に次のような記述があります。出典は、オールアバウトコーヒーだと思います。

コーヒー豆の焙煎が始まった最初のころは、素焼きの土器か皿か石の容器を焚き火にかざして煎っていたようです。1400年から1500年代にかけては、金属製の煎り器や、金属製のミルが作られていました。(コーヒー講義より引用)

(3)ヨーロッパでのコーヒー豆焙煎技術の進歩

1600年代の半ばに、回転軸でシリンダー(密封された小型の筒)を火にかざして回転させることのできる焙煎器が、オランダ人の発明家によって考案されました。

この焙煎機は、オランダ、フランス、イタリアで普及して、その後、イギリス、アメリカにも広がって行ったと伝えられています。

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