かなしみと、しあわせと。
身のまわりで
かなしいお知らせがつづいて
すこし元気をなくしていました。
目に見えるものすべてが
どこかむなしく感じて
なにもかも無意味におもえたり。
そんな日々をすごしています。
神さまは
こころの美しい人を
そばに置いておきたくて
はやめに連れていって
しまうのでしょうか。
そう思わないと、
あまりにもかなしいのです。
「悲しみこそが愛の絆」
という言葉を
以前、本で読みました。
うしなったひとへの
愛が深いほど
悲しみは大きくなります。
悲しむことは
愛をたしかめること。
遠くへいってしまった
ひとを想うこと。
「悲しみこそが愛の絆」
この言葉のおかげで
まっくらな闇のなかにも
かすかな光がさしてくる
気がしています。
あなたはどんなときに
しあわせを感じますか。
わたしは、
絵を描いているとき。
猫たちとたわむれているとき。
ぽかぽかとお散歩しているとき。
おいしいご飯をいただくとき。
あたたかいお布団でねむるとき。
だれだって
いまこの瞬間から
しあわせになれるんですよね。
こころから
ありがたい、と
思うことができれば。
人生って
どこがゴールか、ではなく
その道のりのことですね。
寄り道したり、転んだり。
迷子になって、泣いたり。
道端で美しい花を見つけたり。
ひと休みして空を見上げたり。
さいごには
どこにたどり着いたって
いいんですよね。
それでも不安になるときは
すこし立ちどまって
うしろを振りかえってみます。
そうすれば、
ずいぶんと長い道のりを
がんばって歩いてきたことが
わかります。
どんなことにも
おわりがあって。
でも
おわりのあとには
はじまりがあります。
もしかしたら
じぶんではそのはじまりを
見届けることが
できないかもしれません。
それでもきっと
どこかで、だれかが、
はじめてくれます。
たいせつなひとに
伝えたいことは
伝えておきましょうね。
わたしも、そうします。
いつも、あたたかいサポートとお手紙をありがとうございます。いただくお言葉のひとつひとつが宝物です。こころをそっと照らす、ちいさな灯りのような作品をお届けできるように。これからもがんばります!^^