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ウイスキーBAR経営。歳を取るにつれ売上や体力の低下が心配。からのひろゆきウイスキーについて語る。

2021年7月2日発売のひろゆきの新刊だよ!


あんま関係なくない?
別にバーテンの人が50歳でも売り上げあんまり変わんないと思いますけど。
別に体力でやるものではないので。

むしろ、ある程度、歳いってる人がきちんと語った方が多分経験とかもあるので、余計に語れると思うんですよね。

若い人だと知らないような話とか
例えば最近だと、イチローズモルトのウイスキーの話とかっていうのがウイスキー業界では、「結構あれ凄いよねー」ってなるじゃないですか?

最初の頃に数千円で、「面白そうだから買ったよ」みたい人が、「なぜか1万円みたいになっちゃった」みたいなのがあって。

っていう、その年代の話があって、今後も多分日本の中でちっちゃい醸造所が作ったウイスキーだったりとか、全然違うところから他の国で出来たウイスキーとかが出回って、「こんなんだったよね」みたいなのがちょっとずつ知識や経験として貯まっていくと思うので。

それで歳とってもちゃんとしたお店であれば、バーテンさんの知識っていうのは役に立つと思うんですよね。

なので、「売上がそのおかげでめちゃくちゃ増える」は無いと思うんですけど。
「知識があるバーテンさんのところで超飲みてー」っ人、そんなにいる訳じゃないので。

ただ、常連さんが今まで常連さんがこういうタイプ
例えば僕だと、ラフロイグとかピート臭が強いものが好きなんですけど。

じゃあ、「ピート臭が強いのでアードベッグとかが好きでしたら、実はアメリカの醸造所でこういうのもあるんですよ」みたいを出されると、僕100%飲むと思うんてすよ。

「アメリカの醸造所でピート臭が強いとかってありえなくない?」みたいなところから興味を持って多分頼んじゃうんですよ。

で、僕、別にお金がない無い訳ではないので、「じゃあ、有り得ないでしょ?だってアメリカ泥炭出ないじゃん?」っていうので、「でも、1杯5000円なんですよ」っていったら、買うんですよ。
だって面白そうだもん。

ていうのがあるので、「お客さんの事をどれだけ知ってるか?」っていうのも重要だったりするんですよね。
なのでそこで、「スゲェ儲かるか?」っていうと、そうではないと思うんてすけど。

ピート臭っていうのは、イギリスの奥の方で作っているウイスキーで、泥炭って呼ばれるドロドロになった炭を使って麦をグツグツ煮込むんですよ。

で、そのグツグツ煮込んでいる時に臭い泥炭で煮込むせいで、その臭いニオイが染み付いちゃって。

で、日本でいうと消毒薬のニオイに近いので、病院とかで嗅ぐ消毒薬のような味のするアルコールがあるんですよ。
アードベッグとかラフロイグっていう、僕そのニオイが好きなんですよ。

まぁスモーキーって、あの煙臭いって言い方をするんですけど。
湿布のニオイなんで、あの湿布のニオイをするお酒、正露丸とかね。
「あれでお金を払って飲むとかマジいかれてるよね」っていう人もいるんですけど、「僕はそういうのが好きなんです」とかっていうのってそれは、「僕はそういう客さんだよね」って分かってれば、例えば、「全然違う国なんですけど、こういうのあるんですよ」で出されると、「へぇー」ってなるじゃないですか?

っていうのがあるので、僕は知識と経験っていうのはプラスになるだけで、マイナスになることは無いんじゃないかなと思いますけども。はい。

あのぉ、僕が勧めているからといって、飲んだら多分、「うわぁ」ってなると思うので、興味の無いのは手出さないほうがいいと思います。