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18歳私立文系1年。放送業界に興味があり、都内の局員になりたいが通う大学は知名度なし。大学生の間に身に着けておくべきスキルは?

2021年7月2日発売のひろゆきの新刊だよ!


大学の名前が知れてるとかで戦えると思ってる時点で、完全に間違っています。

都内の放送局だど、慶應とか早稲田の人とかでも、100人単位で受けて落ちるんですよ。

要は、1000人応募して1人受かる2人受かるとかっていう世界なので。

「大学の名前で受かるかも?」って思ってる時点で完全に間違えてます。

なので、「1000人いる中でなぜ自分が選ばれるのか?」っていうのをちゃんと理解出来るだけのスキルだったり見た目が必要です。

まず、「アナウンサーで受かる人」っていうのは見た目は完全に良い人しか受かってません。
分かると思いますけど。

要は、「あ、この人は見た目いいわー」っていう人じゃないと受かりません。
アナウンサーだと。

で、現場とかになると、「じゃあその現場でどういうスキルがある人が受かるのか?」っていうので、「じゃあ、理系です」とか、「こういう能力があります」とか、「Twitterのフォロワー1万人います」とか。

分かりやすい能力のスキルが既にある人しか受かりません。

なので、アナウンサーで行くんだったら完全に見た目ですと。

で、「アナウンサーじゃなくて現場でいくんです」っていうのだったら、それなりにスキルが必要ですと。

で、前にテレビ朝日の弘中さんっていう人とアベマで共演したんですけど。

[就職活動する人に対してアドバイスをする]っていうのがあったんですけど。

弘中さんって、見た目が良いのはまぁ当然なんですけど、[小ずる賢い頭の良さ]があるんですよね。

要は、小ずる賢いっていうの、僕これ、いい意味で言ってるんですけど。

「就職活動どうすると受かりやすいですか?」っていうので、「嘘ついた方が受かりますよ」っていうのが平気で言えるんですよ。

要は、綺麗事言う人って世の中にいると思うんですよね。
なんか「誠心誠意やった方がいいですよ」とか、「真面目にやった方がいいですよ」ってなんですけど。

「ある程度の嘘は許容範囲です」っていうのを笑顔で言えちゃうっていうのが逆に、「あ、こいつ優秀だわ」っていうので採用されちゃうんですよ。

で、言い方によって、そのあざとさも[不快になるあざとさ]と「あ、まぁそうだよね。しょうがないよね」っていうあざとさの、多分2種類があるんですけど。

割と笑顔であざとい事を言うので、「まぁ、ですよねー。言ってること正しいですよね」ってなるので。

そういう意味で、そこまで計算してやってるのも含めて弘中さん優秀なんてすよ。

要は、[可愛い愛嬌があるだけの人]って世の中に一杯いるんですけど、その中に、[許されるあざとさ]っていうのが、他の人は多分持ってなかったと思うんですよね。

あざとい人一杯いるんですよ。

でも、あざとさを出さないようにするんですけど、[あざとさを出しても許される]って言うキャラって結構ありなんですよね。

最近、僕、[信頼出来るインフルエンサーランキング]みたいなんに上位になったんですけど。

僕、多分、どんな悪口言っても許されてしまうんですよ。
だって、悪口言い続けてるから。

要は、僕いつも誰かの悪口とか、誰かの足引っ張るような事とか、「こいつ無能だよね」とかって言っちゃいけない事、一杯言ってるじゃないですか?

なので、僕が何か悪口を言ったとしても、もうニュースにならないんですよ。

「本当にいい人です」っていうキャラでやってる人って、何か間違えた事とか、悪さをした場合に、めっちゃバッシングされるんですけど。

例えばじゃあ、僕が「立ちションしてました」って言ったとしてもニュースならないんですよ。

「まぁ、ひろゆきは立ちションぐらいするよね」っていうので。

「まぁ、あいつはそれぐらいするよ。そんな奴だもん」っていうので、スルーされるじゃないですか?

でも、多分、ヒカキンさんが立ちションしたら[ヒカキン立ちション激写される!]とかでニュースになっちゃうんですよ。

で、「イヤイヤ、ヒカキンさん。子供のモデルになるべき人だから、立ちションとかしちゃいけないですよ」ってなるじゃないですか?

でも、僕、立ちションしてもそんな事言われないんてすよ。

「だってアイツ、損害賠償とか逃げ切ってる悪いやつでしょ?」ってみんな知ってるんで。

っていうのがあるので、あざとさが許容されるっていうのって、割と自由度が高いのとレア度が上がるんですよ。

っていうのがあるのかなーと思ったので。

なので、その[あざとさが許容される]っていうのは、実はそれも性格とスキルなので。

それが、「面接の段階でちゃんと伝えられる」っていうのは「かなりスキルが高いんじゃないかな?」と思ったので。

そういう感じの「レアなキャラである」っていうのをちゃんと作るといいんじゃないかなと思います。

「真面目である」とか、「イケメンである」とか、「何か良い人そう」っていうのは、実は他にもいくらでも代替がきくんですよ。

ちょっと前でいくと、いい人そうで、料理に対して詳しくて、イケメンで、しかもお笑い芸人って笑いが分かってて、イケメンで、それでいて「女性人気が高い」っていう、芸能人の方がいらっしゃって。

その後、有名な美人で有名な人と結婚されたんですけど。

その人が、好感度めちゃくちゃ高かったんですけど、「多目的ルームで多目的な事をした」っていう事で、結果バッシングされて、仕事が一切無くなったんですよ。

んで、僕、「多目的ルームで多目的な事したことありますよ」って、多分、この放送、録画でも3回以上言った事あるんですよ。

「僕、多目的ルームで多目的してまーす」って言っても、別になんのバッシングも無いじゃないですか?

でも、「某Wたべさん」って、「多目的ルー厶で多目的してまーす!」って言っただけで仕事全部なくなったんですよ。

おかしいじゃないですか?
だって彼も僕も同じ事してるんですよ?

でも彼の場合は仕事が全部なくなって、僕は呑気に何かこんな事言って、テレビ番組もリモートで参加とかしてる訳ですよ。

だから、完全に世の中おかしいんですよ。

なので、[良い人]っていうのを売りにすると、多目的事するとアウトなんだけど。

別に僕、良い人じゃないし、「多目的な事してますよ」っていうと「何故か許される」っていうのがあるので。

なので、何か最初から良い人キャラって作らない方が人生楽だと思うんですよね。

不思議な社会だなぁと思います。