フジミ模型 自由研究26 いきもの編 ヘラクレスオオカブト レビュー
これは先日発売された、めちゃめちゃにでかいヘラクレスオオカブトのプラモデルについて長文を垂れ流す記事です。
価格は4620円。黒を基本とし、鞘翅の黄色や下翅のクリアブラウン、毛のオレンジを色分けしてあります。
ツノの先から鞘翅まで(カブクワにおいてはこれが正しい測り方なのだ)まで181ミリという大きさに反し、組み立てには30分もかからなかったように思います。
……そう、「181ミリ」あるのです。これは、今まででもっとも大きなヘラクレスオオカブトの体長とほぼ一致し、レコード個体の迫力を誰でも体感できるようになっております。
可動範囲は最近のものと比べると広くも狭くもなくといった感じ。前脚を垂直に倒せないのと、跗節(フセツ、昆虫の脚の先端部)が軟質素材とかでもないので、体を持ち上げて威嚇するようなポーズができないのが残念。
頭や腰(?)、各脚の可動に加え、鞘翅を展開することもできます。その状態で付属の下翅を取り付ければ、飛ぶ姿も再現することができるというわけ。
こうやって一通り遊んでいたわけですが、印象としては「間違いなく良いものだけどやっぱ高いなあ」という感じでした。
4620円という価格は、あんなプラモデルやあんなカプセルトイ、こんなカプセルトイを知っていると少々きちぃな的なところはありますね…
しかし、「あんなの達」はあんな会社の狂気じみた資本力であの価格、1/1スケールのこんなカプセルトイは可動を投げ捨てた仕様であることを考えると立つ瀬はあるかなと思います。
レコード個体とほぼ同サイズだったりワンパーツの下翅が付属したり、この商品独自の長所もたくさん存在します。
以上でレビューを終了させていただきます。なんか営業妨害みたいになってしまいましたが、もし価格が理由で迷っている人がいたら「買え!!!」と耳元でガナリ立てようと思っています。
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