広報が新聞記者さんの転職先に人気か?

私は学生時代、新聞記者を志望して就活をしていたので、当時の学生新聞サークルでの先輩や仲間がたくさん新聞やテレビの業界に就職しています。今も活躍している方が多いです。

先日のゴールデンウィーク、先輩と会って「新聞記者の転職」について話を聞きました。

新聞記者が転職をする場合、行き先として多いのは、他メディアの記者になる場合や、業界を変えて一般企業の広報パーソンになりたい、という希望をお持ちの方が多いです。

私よりも年代が上の方になると、実際に記者から広報パーソンへと転職を果たした方のお話はよく聞きます。
先日も、学生時代に小関先生というゼミの先生繋がりで知り合った元関西テレビのディレクターさんが、今年から大阪にある大学の広報に転職をするとFacebookで投稿していらっしゃるのを目にしました。
他にも、元朝日新聞記者の方が、関西のある私立大学で広報部長をされていらっしゃる、ということも聞いたことがあります。

新聞記者さんが広報パーソンに転職してくるのは、一般企業の側にとってはメリットが多いです。

昨年、日本大学アメフット部の選手の悪質なタックルで、関西学院大学の選手が負傷した問題。
そこで露呈した日大側の記者対応のまずさは、多くの企業で「危機管理」の重要性を意識させました。
広報の専門家を自社内に確保しておくことの必要性を考え始めたという実際の企業の担当者の声も聞きます。※参考記事

新聞記者さんたちも、自らが企業の広報に転職できるとしたら、そういったメディア対応の現場で活躍できるのでは、と考えています。共感をしてくださる記者さんや、広報担当者の方は多いんじゃないでしょうか。

もしも自分が広報担当者をしているとしたら、記者の経験者(企業相手に特ダネを書くような記者さんなら特に!)が、仲間になって記者対応をしてくださるんだったら、むっちゃ頼もしいですよね。そういう方がいれば上司にも紹介しますもん。

...なんていうことを、貴重な休暇で久々にお会いした大学時代の先輩と話しながら考えました。

自分の身の振り方にも考えさせられますね。
それでは。




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