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「教員なんかいらない」という意見に、どう答えますか?

Yahoo!ニュースの記事が気になりました。

投稿者の教員は「『授業の準備をしっかりやれば、仕事が楽しい』という旨のツイートをしたところ、『全国で一律の授業やるのは非効率。録画した授業を流せばいいじゃないか。だから教員不足になるのだ』という現状批判のリプライがきて、カチンときてしまい、他の教員の考えを聞いてみたいと思って」と投稿の意図を説明する。

「教員なんかいらない」 録画授業で十分という“厳しい意見”に現役教師が猛反論(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース

投稿者は教員の考えを聞いてみたいということなのですが、指導主事であるあなたなら、どう答えますか?

教員の方々は、次のように答えられているようです。

寄せられた反論では、対面授業のメリットとして「その時々の子どもの反応に応じながら授業を進めることができる」「質問ができる」「子どもの思考(違う視点や深い視点)を促すことができる」「子ども同士の学び合いを促すことができる」などが挙がった他、録画授業のデメリットとして「受け身の学びになる」「理解の追いつかない、やる気のない子たちが置いてきぼりになる」「そもそも有効なら全国に広がっているはず」といった意見があったという。

これらの答えに対して、指導主事であるあなたはどう考えますか?

私自身、教員の方々が答えられている意見は、その通りだと思います。だからこそ、ここで述べられている授業が当たり前に学校で行われることが大事だと思っています。

GIGAスクール構想による1人1台端末、ChatGPTの登場などがあり、学校教育にも大きな変革期が訪れていることは間違いありません。そんな今、学校でこそできることは何かを、教員・学校、そして教育委員会が自ら創造していくことが必要だと思います。

改めて問いたいと思います。
「教員なんかいらない」という意見に、どう答えますか?

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