■ 其の146 ■ 浪曲初体験
🔣先日の日曜日、初めて浪曲を聴きに行きました。
今年はどんなことでも機会があれば、好き嫌いや決めつけをせずに経験しようと思っているので、チラシを見て申し込みをしました。
「アステールプラザ、2時」とだけ手帳にメモしていたので、当日現地の会館に着いた時、自分は一体「誰の、何を」見に来たのかわかりませんでした。
スマホを持っていないので、手がかりがありません。
「和室」でやることだと記憶していたので、エレベーターの前に来て案内板を見たとき、4階にある和室の大広間がたぶん目的地なのだと思いました。4階に着いて廊下に出ると、職員らしき女性がいたので、「あの、和室でやってるやつに行きたいんですけど」と言って場所を教えてもらいました。
部屋に着くと、玉川奈々福さんという方の浪曲の公演会場でした。
受付で、名簿に書かれた自分の名前を指さしてチケットを買い、空いている座布団の所に行って席をキープしました。
畳の部屋はざわざわと満員状態で9割は中高年でした。足が悪いから座布団に座るのがつらいと言う女性に、座椅子を譲ってあげる高齢男性がいたりして、イベントが始まる前の何だかいい雰囲気が醸されていました。
講演が始って登場したのは、浪曲師・玉川奈々福さん。自己紹介する感じからして、バリバリのプロで、落語でいうところの真打クラスの本物の人だと分かりました。
はじめに演目の「清水次郎長伝」について、ストーリーや時代背景、そして浪曲とは何ぞやなど、本当にわかり解説してくれました。
浪曲は、演者がふたりです。
奈々福さんと、三味線をひく「曲師」の広沢美舟さん。こちらの方はちょっと只ならぬ感じのオーラを放っていました。結界を感じさせるオーラとでも言えばよいでしょうか。
眠くなってきて、30分くらいもう頭がまわりません。ここで公開して家に帰ります。雨は止んでいるみたいです。
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