見出し画像

■ 其の229 ■ 金曜日の雑感③ 

今日仕事場に来て、二日遅ればせながらの投稿です。


❶JR横川駅近くのケンタッキーが店を改装中なのですが、その前で必死に文句を言っている高齢男性がいました。工事で店前が通りにくくなっていると、イチャモンを付けているのかと思いました。
何度も叫んでいるので聞いてみると、「宣伝ばっかりして、店をやってないじゃないか!」と言うのです。「???」意味がよくわかりません。
が、ピン!ときました。賀来賢人の「ケンタッキーにしな~い?」のCMのことです。もしかすると、おじいさんは「ケンタッキーを食べた~い!」と思って来たのに、店をやっていないからキレたのかもしれません。
だとしたら、高齢者をケンタッキーに駆り立てたあのCM力はすごいです。


❷中学生が書いているカタカナが微妙に分かりにくい事があります。
そんな時は、『カタカナでそんしつ(損失)と書いてみて』と言います。 ソ ン シ ツ ですね。
この4つが明瞭に書き分けられていれば、だいたいOKです。

❸先日車に乗っていたら、前方に路上教習をしている大型トラックが走っていました。車線変更しようとしたので、わたしがスピードを緩めると前に入ってきました。そして、そのまま前を走っていきました。
一瞬、あれっ?と思いました。というのも、道を譲ったときにハザードランプのパ、シッ、 パ、シッを出されるのが習慣化しているため、何の反応もないとルーティーン不成立な気分になるのです。
交通ルールではハザードを出す必要はないし、むしろ教習中にハザードを出すってのもおかしな話です。

❹「青春と読書」に連載されている 久賀理世さんの『みつば百貨店おりおり便り』も第四回。今回も上質で素晴らしかったです。
東京音楽大学でピアノを専攻したひとの書いた小説です。
想像ですが、文化的な育ちが良いのだろうと感じます。思い起こすのは、同じように音楽大学を出ている元フジテレビの看板アナウンサーだった加藤綾子さん(カトパン)の存在。
畑ちがいとも思えるような場で費やした時間とエネルギーによって熟成された豊かさは、〔ふつう〕のルートを通ってきた人にはない魅力を醸し出す気がします。

❺綾鷹2リットルペットボトルを4本購入で、オリジナル手ぬぐい進呈中。
宇多田ヒカルのデザイン。わたしは「青」をもらいました。


❻ひとにはそれぞれの贅沢ぜいたくがあります。
わたしの贅沢は、年に数回の泊まり先で、コンビニで夜食を買った際に、レジ袋を購入することです。夜食の方ではなく、レジ袋です。
というのも、日頃わたしはレジ袋を絶対に買いません。
自前のエコバッグがない状況で沢山買い物をしたときは、無理して抱えて運びます。たとえその姿がどんなに見苦しかろうと。また、コンビニでチンしてもらったスパゲティーが熱々だったら、服の袖を伸ばすか、ハンカチでつまんで運びます。
レジ袋有料化制度導入以来、わたしの人生においてレジ袋を使うことは禁忌事項になりました。
しかし、旅先でだけは免除されるのです。いつのまにか勝手に自分でそういう事にしていました。
なので宿泊地の夜に、店員さんに「袋はご入用になりますか?」と聞かれ、「ハイ」と答えるのは、わたしにとって特別な一瞬です。
たぶん他人には理解不能な贅沢です。


❼水洗トイレで、もったいないから水を流さないという人がいるようです。
お湯が沸騰したときのシュワシュワモワモワした蒸気の印象が強いので、
室温でも水が徐々に蒸発しているというイメージが無いのかもしれません。わたしも昔はそうでした。

❽やす子がテレビに出続けているのを、一番ありがたく思っているのは防衛省かもしれません。
一時期、五ノ井さんの告発で厳しい目を向けられた自衛隊ですが、最近はニュースで取り上げられることもなくなりました。この前、国道2号線で自衛隊車両が数台連なって走っているのを見て、そんなことが頭をよぎりました。 
で、ふと思ったんですが、やす子は日本テレビとフジテレビの出演が多い気がするのは、そのあたりの事情もあるのでしょうか‥


❾町内にまあまあ立派な「えのみや神社」というのがあり、あの広辞苑にも出ています。理由は、古事記の中に「初代の神武天皇が立ち寄った場所」と書かれているからです。学校の授業でそれを聞いた中三男子が、すごい所なんだと言いました。
(べつに水をさす訳ではありませんが)神武天皇って神話だからほぼ実在していないと言うと、びっくりしていました。
「存在しないのに初代天皇って意味不明⁈」というのです。
でも、キリストだって、ブッダだって、どこからどこまでが本当かなのかはわかりません。神武天皇だってそうです。それに神社神道って、日本のバリバリ中心的宗教なのに、宗教という感覚が薄いのも不思議です。
中学生に訊いたら、神社が宗教だと思っているひとは一人もいませんでした。

❿中国地方は平年より16日遅く、去年より24日も遅い梅雨入りです。
先日までの暑い日が続いていた頃は、いまさら梅雨入りされても、そんな気分になれないと思っていました。ですが、気分はあっさり梅雨モードです。
これを「移り気」というか、「順応力」というか‥


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?