見出し画像

■ 其の43■ 講演テーマ「くっついたり離れたり:細胞が体を構築する仕組み」 at HU

🔣昨日11月11日(土)、広島大学創立150年の記念事業で開催された講演会に行きました。場所は、昨年建てられたばかりの医学部の凌雲棟。五階にある横長の講堂には、三枚の巨大な液晶モニターが設置されており、そこに画像を映しながらのお話でした。

🔣講演者は細胞生物学者の竹内雅敏先生。 
公民館でたまたま見掛けたチラシに「一般の方も大歓迎!!」と書かれた言葉を鵜呑みにして申し込んだ素人のわたしには、その世界におけるこの方の凄さはわかりません。
略歴に、
・名古屋大学理学部生物学科卒業
・京都大学理学博士
・カーネギー研究所発生学部研究員
・理化学研究所発生・再生科学総合研究センター・センター長
・2020年に医学分野で最も著名な「ガードナー国際賞」を受賞
などなど‥たくさん書いてあります。偉い方なのでしょう。
わたしが思い浮かぶことといえば、STAP細胞の小保方さんと接点はあったのだろうか?という下世話なことです。

🔣会場に来ていたのは多くが大学の医療関係者で、わたしのような安直な知的ミーハーは少数だったと思います。あと意識高い系のお母さんのような人が小学生の子供を連れて来ていたり、進学校の制服を着た生徒もいました。
わたしは、講演台の竹内先生から一番近い場所に座り、周囲にあまり人はいませんでした。せっかくなら、皆さんもっと先生の近く来ればいいのに、遠巻きに座っているのは失礼じゃない?と思いました。 が、それは竹内先生が恐れ多い存在であることを理解していないわたしの考えなのかもしれません。

 講演内容は、先生が発見した「カドヘリン」の人体における作用と役割というよくわからない話なので割愛します。

🔣最後に質問タイムがありました。院生など大学関係者と先生のやりとりはほぼ意味不明でした。わたしが思い浮かんだ質問は、「物質が生命体のなかにある時は、ただの物質と何か違う点はあるのか?」という漠然とした事です。女子高生がそういう質問をするのなら、場の空気がなごんだりしたかもしれません。しかし、押しも押されぬ中高年のわたしが挙手してそんなことを言えば、「ハッ?」「なに場違いなことを言ってるんだ!」となったことでしょう。 

https://msp.c.yimg.jp/images/v2/FUTi93tXq405grZVGgDqGxfLCBPr6NrHXLleLsLUcQPVSjoJfGefnQpmGwAhYE6o1APH7zFhpeNkOnDFzqUAYARcj_N5ZY0-cJKctZlQmvzxekkVSLCfzW8WIi7__njJF8sIE-vo2sdcuV4uwtRxA9VKOgl8Z5-dCmYbACFgTqjUA8fvMWGl42Q6cMXOpQBgBFyP83lljT5wkpy1mVCa_INk1FqJ9eE0Kz8G6BZUDmg=/1211_02.jpg?errorImage=false


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?