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インフレ率2%は達成

 50年前の住宅に比べると、今の住宅は小さいことが多い。小さいと言っても、住宅が小さいというより、土地が狭い。要するに、木も植えないし、芝生もないということだ。その2つが同じ価格だとすると、住宅価格が2倍になったことになる(食品などの量を減らして、価格を据え置く、実質値上げだ。)。50年で2倍ということは、1年に2%のインフレということになる。政府は物価上昇率2%を目標にしていたから、それは達成されていることになる。
 しかし、それが50年また続くと、住宅は50年前の4分の1の大きさになってしまう。つまり、2kのような一軒家だ。それを考えると、日本は経済衰退していたのではないかと言えそうだ。毎年2%ずつ貧しくなっていると。住宅をみるとそう思ってしまう。

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