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家庭の設備投資はどれくらいにすれば良いのか。

 家庭も、長続きさせるには、良い経営をすることが必要だ。今回は、企業と比較して考えてみる。日本全体のGDPは、年間500兆円ほどである。これは、売り上げと考えれば良いのではないか。家庭なら、所得だ。エーの家では、500万円とする。雇用者報酬は、300兆円ほどだ(https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2023/qe231/gdemenuja.html)。

家庭では、構成員の生活に充てるお金が300万円となる。そのお金で、食料を買ったり、小遣いや教育費に充てる。設備投資は、85兆円ほどだ(https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2022/pdf/honbun_1_5.pdf)。

家庭では、85万円。これは、車を買ったり、家電を買ったりするのに使うだろう。後述するが、これから、住居費を出した方が良いかもしれない。残りが115兆円。利益などがこの部分だろう。家庭では、予備費だ。115万円。貯金すれば堅い。
 さて、住宅を取得したければ、どれからお金を出せば良いか。予備費から出すと、115万円が使える。35年ローンなら、3000万円程度になるだろう。しかし、これを使ってしまうと、何かトラブルがあった時に困る。人件費の300万円から出すか。それから100万円出せば、2500万円ほどにはなろう。ただ、家族が使うお金が200万円になってしまう。月に15万円ほど。子どもを私立学校に通わせれば、100万円はかかる。そうすると、月に8万円ほどに生活費を抑えなければならない。これは難しいだろう。
 子どもを私立学校に通わせたければ、住宅取得費は、設備投資から出さなければならないかもしれない。そうすると、85万円だから、35年ローンで2000万円ほどになる。この額以上は出せないとなる。そして、家電などは、予備費を切り崩せば良いだろう。車も持ちづらい。子どもも2人は難しいと思う。住宅取得費も2000万円しかない。これで買える住宅を探すようだろう。これは、国や企業の一般的な数字だから、うまく経営しようとなったらこうなるだろう。

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