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電気自動車よりガソリン車の方がエコだ。2023.2.22

 音の大きさは、運動の大きさを示すと書いた(●2024年発表予定の随筆を参照)。飛行機などが音が大きい。かなりの運動ということだ。車は、それなりに大きい音がするが、せいぜい10ワットぐらいの音ではないか。この10ワットは、ステレオで聞く音楽を目安としている。音楽は、cdプレーヤーなどから、音を増幅する装置(アンプ)に接続し、さらには、スピーカーに持っていき、音が出る。10ワットというのは、このアンプの出力である。
 ワットは、電力をあらわす単位だ。自動車が10ワットで動くとしたら(sov[音の大きさ] = l[運動])、家で音楽をそこそこの音量で聞くのと同じだけの力となる。さて、1つ問題がある。
 最近は、「電気自動車が良い。」などと言う。その電気自動車は、何ワットで動くだろうか。私の推測では、100ワット以上の電力を使っているのではないか。私が小学生の頃、おもちゃの車に電池をいれて走らせたことがある。3ボルトで動いた。それで1ワットくらいだったのではないか。それが100グラムくらいの重さだったから、普通の車の重さと比べると、車が500キログラムとすると、5000倍の差がある。だとすると、もし、1ワットでおもちゃの車を動かしたとすると、普通の電気自動車は、5000ワットが動かすのに必要かもしれない。
 なんとなく100ワットと言ったが、もしそうだとしても、ガソリン車の10ワットと比べると、10倍のエネルギー効率の差があるとなる。言ってみれば、ガソリン車の方が、電気自動車に比べて、10倍エコなわけである。それでも、電気自動車に代えろというのか。馬鹿らしい気がする。

エイゾウ
eizo@eizo09.com

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