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某青い鳥のSNSでは長すぎて書ききれないことをまとめる場にしてます

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最近の記事

サッカーミリしらの私がスティーブン・ジェラードの最終試合で涙するまでの話

突然だが、私はスポーツ観戦というものに全く興味がない。 決して誤解してほしくないのだが、嫌いなわけではないのだ。 スポーツ観戦に対して負の感情を抱いているわけでもなければ、スポーツ観戦が趣味だという人をどうこう言うつもりもない。 ただただ、興味がないのである。 「愛情の反対は無関心」とはマザーテレサの言葉だと記憶しているが、とにかくそういうことである。 そんな私が、スポーツ観戦、とりわけ海外サッカーを愛する夫と結婚したのは、ゲームと喫茶店巡りという全く別分野の共通の趣味があ

    • あなたの「おいしい」が聞きたくて

      突然だが、うちの長女は好き嫌いが多い。 というか、食わず嫌いが激しい。 見たことのない食材、食べ慣れない味付け、いつもと違う調理法、その全てを拒絶する。 好奇心旺盛で何にでも飛びつくくせに、食に関しては妙に保守的なのだ。 今でこそ、少しずつ未知の食べ物にも挑戦してくれるようになってきているが、1〜2年ほど前、彼女が3歳になるまでくらいは、私にとって毎日の食事の時間は苦行でしかなかった。 頑張って作っても、一切手をつけずに残されるおかず。 仕方なく同じものばかり食べさせているう

      • 正しい要求の仕方がわからない大人たちへ

        コロナ禍が全く収まらぬまま迎えた新年、今年も受験生の勝負の季節が始まった。 今年度から「大学入学共通テスト」と改められた一斉試験は、各地でトラブルがありつつも、滞りなく2日間の日程を終了したようである。 ……と言いたいところなのだが、コロナ禍ならではとも言える大騒動が起こってしまった。 東京都内のとある試験会場で、マスクから鼻を出して着用する、いわゆる「鼻出しマスク」をしていた受験者が、試験監督からの再三の注意にもかかわらず着用の仕方を改めず、受験資格を失格するという事態が発

        • 「やさしい」は「痩さしい」だった

          「やさしい」って何だろう。 親切、懐が広い、人の気持ちがわかる……世の中にはいろいろな「やさしさ」があるけれど、それ故に万人が賛同するやさしい行動というのはなかなか存在しないようにも思う。 親切さは時におせっかいになり、懐が広いと思っていた人が実は何も考えていなかっただけだったり、人の気持ちばかり考えていたら「自分軸がないよね」と言われてしまったり。 「好みのタイプは?」と聞かれて「やさしい人」と答えるのは簡単だが、誰だってやさしくない人よりやさしい人の方がいいわけで、事実上

        サッカーミリしらの私がスティーブン・ジェラードの最終試合で涙するまでの話

          父、ギターを始める

          去年、実家に帰ったら父がギターを始めていた。 厳密には、私が実家に滞在している間に突然父がギターを買ってきた。 なのでギターを「始めていた」というのは正確ではないのだが、買いに行くにあたって心は以前から決めていたのだろうから、父の中では始まっていたと私は解釈している。 少なくとも、私の知る父という人間はそういう男だ。 父は、大学院卒業後に入社した某メーカーに30年以上勤めあげた上、定年延長制度によって現在も勤続中の60代サラリーマンである。 本来なら60歳を迎えた段階で退職

          父、ギターを始める

          長女と私と「普通の子」

          昔から、母や祖母がよく言っていた言葉がある。 「何事も過ぎたらあかん、普通が一番」 どんな物事にも限度というものがあり、たとえそれが良いとされていたとしても、過剰になれば何かしらの弊害がある。 そういう意味だと子どもの頃から解釈してきた。 ことわざにも「過ぎたるは及ばざるが如し」と言われるように、それは一種の真理なのかもしれない。 そしてそれは同時に「人より優れた部分がなくても、あなたは十分大切な存在なんだよ」というメッセージでもあったのだと思う。 実際、私自身は親から過度な

          長女と私と「普通の子」