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君は、ジャッカルの日を見たことがあるか。

先日、トランプ元大統領の銃撃事件の報道を見ていたら、SPシークレットサービスは、ライフルをかついで行動している犯人に気づいていたにもかかわらず。見失ってしまった。と報道されていた。

「ジャッカルの日」を見てないのじゃないか…。とつぶやく私に、妻は古すぎて知らないから…と笑っていた。そうだ古すぎる。

1971年創刊のフレデリック・フォーサイス原作「ジャッカルの日」今から53年前のフランスドゴール大統領暗殺未遂事件を小説化した物語である。
当時、テレビでも何度も再放送したから、ビデオがまだ普及していない時代でも、放送されるたびに見ることができた。

1960年代、フランス。アルジェリアからのフランス撤退に反対する秘密組織OASは、数度にわたってドゴール大統領の暗殺を企てるが、ことごとく失敗する。取り締まりが厳しくなり弱体化したOASは最後の手段として、フランス当局には名前も顔も知られていない謎の殺し屋“ジャッカル”を雇う。不穏な動きを察知した当局は捜査を開始するが……。

あわやと思う瞬間、ギリギリのところで体を張って暗殺を防ぐのが、シークレットサービスだと私は思う。前回の大統領選挙の際。ホワイトハウス占拠事件といい、アメリカもインテリジェンスが不足しているのでは...と思ってしまう。

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