🥁気付き
★リズム感、音感
「わたしリズム感悪いんですよ」
「自分は音感無いんで…」
よく聞きますよね?
つい言ってしまいがちですよね。
何を根拠に自分のリズム感や音感が悪いと言えるのか?基準もよくわかりませんよね。
★リズム感
主観になりますがリズム感の悪い人はいないと思っています。
「1、2、3、4」
を"ある程度"規則正しく言えますよね?
子供の頃に親とお風呂に入って「あと10秒数えたら出ようね」と「い〜ち、に〜、さ〜ん…」
と数えた経験のある方も多いと思います。
それぐらいの事が出来ればドラムをカッコ良く叩けられるようになると思っています。
★音感
「音感」という言葉の意味を改めて調べてみました…
音感は、音の違いの認識の仕方によって「絶対音感」と「相対音感」という2つに分けられます。 絶対音感とは、ある音を聞いたとき、その音の絶対的な高さを認識できる能力です。
とあります。
「あの人は絶対音感あるらしいよ」などと聞いた事あると思います。
絶対音感を持っている人が良い演奏者か?
と言うと必ずしもそうではないんです。
例えば主旋律に対してすぐにハモれるとか、コードを聴いただけで構成音が判るとか…
そういう能力に長けている事は素晴らしいと思いますがそれも訓練で身に付ける事が可能です。
★才能のある人はいる。才能の無い人はいない
ドラムレッスンをしていて
「この人はダメだ。リズム感も音感も無い」
などと思った事は一度も無いです。
・カウントやドラムパターンを声に出す
・自分の叩きたいパターンをイメージして身体を動かしてみる
幼稚園児のお遊戯と同じレベルで構いません。
皆さん恥ずかしがるんです(笑)
でもそれが大事なんですね。
実のところ自分は
【リズム感や音感の有無など考えた事が無い】
んです。
【そんなもんあってたまるか!俺だって絶対かっこいいドラマーになれるんだ!】
根拠の無い自信。そして自己暗示です(笑)
★一番大事な「気付き」
・音楽を聴いて感動する。ドラマーの演奏に感動する
・自分も再現したくなりドラムを始める
・なかなか上手く再現出来ない「何かが違う」と気付く
この【何かが違う】と気付くところが一番大事なんです。
リズムが違う…
音色が違う…
質感が違う…
手順、叩いてるパーツ、リズムの取り方、ショット、他の楽器との兼ね合い、楽器そのもの、チューニング、体格、録音状態…
いくらでも原因は考えられます。
自分のレッスンでは「答え」を教えてる感覚はありません。「答え」は一つではありませんから。
一番教えたいのは「気付く習慣」です。
【出来ていない】は全然問題無いんです。
練習すれば解決しますから。
【気付いていない】がよろしくない。
練習すればするほど遠ざかりますから。
このブログでも何度か書きましたが
録音や録画、共演者やお客さんの意見、レッスンを受けている方なら先生からのアドバイス…自分にとっての【鏡】を持って下さい。
沢山【気付いて】下さい。
もう自分を卑下する必要はありません。
自分の【好き】を信じて。
長い道のりに気を滅入らせる必要もありません
【気付く喜び】が沢山待っていますから。
全てを楽しみましょう!!
英太郎
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