親子クッキング♯1米炊き
子どもと簡単にできるクッキングをざっくり紹介していきます。
第1回目は米炊き!!
目次
・用意するもの
・0〜1歳児 初めての米炊き体験!
・2歳児 ほぼひとりでできるもん!
・3〜5歳児 今日から米当番!!
・エピソード 娘と米炊き
それぞれ必要量を準備する。
例えばお米3合なら3合分の水、といった形で!
ここからはざっくり年齢別の作り方を紹介していきます。
クッキングで何を体験してほしいかにもよるので、ねらいと共に紹介していきたいと思います。
0〜1歳児 はじめての米炊き体験!
ねらい お米に触れる。
炊きたてのご飯の匂いや味を楽しむ。
やり方
おかまにお米を入れるところを見せる。
→ザザーッと音がする様子を一緒に楽しむ。
ザーって言ったねぇ!などと声をかける。
一緒にお米に触ってみる。
→口に入れないように注意しながら感触を楽しむ。
お米を洗って見せる。
→お米を洗うときの音や、水を流す音を体験する。
お水を規定量入れて、炊飯器に入れてスイッチオン!
→スイッチを押すところを子どもにお願いする。
お米が炊けたら炊きたてのお米の匂いを嗅ぐ。
→やけどに気をつけて器に盛ってから見せたり、炊飯器をパカっと開けたところを抱っこなどで見せたり。
ポイント
全部やらなくてもできそうな所、楽しめそうな所を一緒にやってみる。
最初は大人が作る所を見せるだけでも十分!
少しずつスイッチを押す所だったり、音を楽しむ所だったり無理なく取り入れられそうな所からやってみる。
うちでは洗う手間を省いて無洗米を使っているので、お米計って水入れてピッで終了してます。
触る体験をさせる時は無洗米でも炊く前に一度洗うことをお勧めします。
2歳児 ほぼひとりでできるもん!
ねらい 簡単な工程で自分でできた喜びや達成感を味わう。
やり方
お釜にお米を計って入れる。
→計量カップで一緒に数える。
3合ならいーち、にーい、さーん!
子どもがやりたがったらお手伝いしてもいい?と確認しながらすりきり一杯のやり方を伝える。
規定量の水を注ぐ。
→子どもが持ちやすい小さめのペットポトルなどに水を入れて、規定量注いでもらう。目印を知らせておく。
「ストップって言うまでお水いれてね」とゲームにするのも楽しい。
炊飯器にセットしてスイッチオン!
→お釜を炊飯器にセットするところは大人がやる。自分でやりたい気持ちを大事にしながら重たいから持ってくれる?等と声をかけたり、スイッチ押す係に任命して楽しみを作っておくと良い。
炊けたらパカっとやってもらう。
→やけどに気をつけてフタを開けるところをやってもらう。
できそうだったら自分でご飯をよそってみる。
→やけど注意!大人の動きをよく見ていたり、慣れてきたらやってみる。
ポイント
洗う工程を省けばお米が流れてしまうこともないので、計って水を入れてスイッチを押すだけで家族みんなのお米が炊ける、その体験が楽しいと感じてもらえると食べる意欲にも繋がります。
なんでも自分でやりたがるお年頃なので、とにかく自分でできた!を満たしてあげることがポイントかなと思います。
ご飯炊いてくれてありがとう〜と家族に言ってもらえるとすごくいい表情をします。笑
3歳児〜5歳児 今日から米当番!!
ねらい ひとりでお米を炊けるようになる。
家族の一員として役割を持つ。
やり方
お米を計る。
→カップにすりきり一杯いれる方法を伝える。
最初は一緒にやりながら、徐々に見守る。
お米を洗う。
→無洗米でも良いけど…
お米を研いで出てくる研ぎ汁の存在を知ったり、お米を研ぐことを知ることで、お米の炊き方も色々方法があることを知れる。
研ぎ汁の流す時にお米が流れないように声をかける。
勢いよく流すとお米も一緒に流れちゃうね、どうしたらいいかな?などと考えられるような声かけをすると、子どもも工夫をしようとするので良い。
炊飯器で炊く。
→その子に合わせてお釜を炊飯器にセットするのを手伝う、または見守る。
スイッチオン!
ご飯をよそう。
→自分の分や、家族の分もお願いしてみたり。
ポイント
年齢的にもある程度ひとりでできることが増えてくるので、できることは見守って、できない所や助けを求めてきた時はそっとサポートをするといいのかなと思います。
できないけれど、自分でやってみようとしている時は、時間がかかってつい大人が手を出したくなるかもしれませんがぐっと堪えて見守ると、子どもの達成感や満足感を得られて自信にもつながります。
手を出したくなる時ほど成長のチャンスが転がっているなぁと娘を見ていて感じます。(自戒をこめて笑)
そして、感謝の言葉や労いの言葉を伝えてあげてください!
〇〇ちゃんのおかげで助かったよ〜!
〇〇ちゃんが炊いてくれたお米、美味しいなぁ!
シンプルにありがとうでも十分気持ちは伝わります!
家族の一員として役割を持つと、責任感が生まれたり、自分が必要とされていることが嬉しいと感じます。お米当番じゃなくても、なにかお子さんが毎日続けられそうな役割りを持てるといいですね!
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