Update ※気づく※ 私の気づき
同じ本を読んだり同じ映画を見たりしても、相手の気づきの量や気になったポイントが違って驚いた、という経験は誰しもあると思います。
私にはない視点でものごとを見る人や「そんな細かいところまで見てたの!」と驚く人に出会うたびにその秘密を探ってきたのです。
最近その理由がなんとなくわかってきた気がする。
それは、"気づき"とは量であれ質であれ、
その人が事前にもっている "仮定"に依存するということ。
普段どれだけ仮定をもって暮らしているかが、その人の気づき力につながるのです。
知識を詰めこむだけ、詰め込んで、そこから発想等してない人、もしくは仮説等がない人は本当に弱い気がします。
仮説をもつというのはある具体的な事象を知った上で自分なりに抽象化し、パターン化しようとする頭の動きです。
パターンの種が頭の中に散らばっているからこそ、ある事象に遭遇した時に「やっぱりそうだ!」と気づくことができ、そこからさらに自分の理論を強固にしていくことができるのです。
そう、それはまるで突然隕石同士が衝突して新しい星が生まれるように。(ファンタジー)
自分の中に仮定をもてばもつほど、街を歩いたり、久しぶりに会う友達との会話から得られるインスピレーションはどんどん増えていきます。
そこからさらに新しい仮定がうまれ、また別の場所で新しい発見をし、自分の世界が広がっていく。
世界を楽しみ尽くすにはただ「知る」だけでは足りなくて、自分の中で仮定を育て、それによってたくさんの気づきを得ることが必要なのだと思います。
さあ、明日はどんな新しいことに出会って、どんな面白いことに気づけるだろう。
毎日そうやってわくわくしながら暮らしていきたいな。
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