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シュウマイの名店は「中華料理」ではなく「華風料理」の一芳亭

 大阪みやげといえば、「551蓬莱」の豚まんが有名ですが、今回は大阪人の人気おみやげで有名な、池波正太郎も愛したといわれ、阪神百貨店や高島屋、お取り寄せでも売られている「しゅうまい」の名店「一芳亭」さんに訪問してきましたのでご紹介します。

外観

 中華といえば、赤カンバン、黄カンバンのイメージが強いですが、一芳亭さんは何と青テント、あえて「中華料理」ではなく「華風料理」と書いています。

定食メニュー

 一芳亭は、おみやげ用にしゅうまいテイクアウトのお客様も多いですが、早い時間から満席となり、定食で食事される方、お酒で一杯やりながら、単品を楽しんでいる方でにぎわいます。

メニューもシンプルです

 南海なんば駅、なんなんタウン、なんばパークスどちらからも近く、行列に並び、待つこと10分。店内へ案内され2階へ。シンプルな単品メニューとドリンク。
まずは生ビールとしゅうまいを注文。いつもは仕事ついでに寄って、テイクアウトすることが多いのですが、お店で食べるのは今回が初めて。一芳亭さんのしゅうまいは、餡を卵焼きの皮で包んでおり、いつもの安定したウマさ。ビールに合わない訳がない!おみやげやテイクアウトで人気なのも納得できる逸品です。

一芳亭のしゅうまい

お次は焼豚。シンプルにからしとベストマッチ。

焼豚、アテにいいですねぇ

 少し小腹を満たしたところで、お次は隣のテーブルの方に影響され、流れで「こっちも!」と春巻と紹興酒「古越龍山金龍」をオーダー。

しゅうまいだけじゃない!春巻きもうまい!

 なんと春巻も卵焼きの皮で包まれていました。京都の中華では餡を卵焼きで巻いて提供する京中華のお店がありますが、大阪でこのスタイルは初めてでした。先代が京都の出身なのかと思い、あとで聞いたところ、戦後、小麦粉が不足し、皮の代用として薄焼き卵を使ったのが始まりだそうです。こちらも具沢山で紹興酒に合わない訳がない!

紹興酒おかわりと、しゅうまいも1人前おかわり。酢醤油をからしにまぜて。大阪は豚まんだけじゃないですよ。

追いしゅうまいと紹興酒

最後に一緒に訪問していた中華部長のリクエストで豚天ぷらを注文しフィニッシュ。関西では定番の豚天ぷらですが、関東の方ではあまり見ることないようです。塩コショウで自分好みのオリジナルスパイスに調合しいただきました。

わたしは塩コショウ多めで・・

ごちそうさまでした。
家族に怒られるので、今日はおみやげでしゅうまいお持ち帰りで買って帰ろうかな。
 
難波までは距離的に・・・の方は、「せんビル」の地下にある船場店でも楽しめますので一度ご賞味あれ。

一芳亭
大阪市浪速区難波中2-6-22
電話06-6641-8381
定休日:日曜・祝日
http://www.ippoutei.com/
 
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