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尿路結石が起こって伝えておきたい事 ~腎結石のある人は覚悟と準備を~

1週間前午前2時30分、左脇腹の痛みで目が覚め、尿管結石でした。幸い、痛みは30分で結石は通過したらしく、2度目の小水時に石が出てきました。翌日病院で検査してもらい、内部の出血もなく軽く済んだのですが、、、

簡単に書けば、これで終わりです。しかし、あの痛みを経験した人はわかると思いますが、痛みが出たときに、何が起こって、どうすべきか知っているのと、知っていないのとでは大違いだと心底思いました。私のような、最も軽い部類に入る症状でも、これまで未経験の最大の痛みで、救急車呼ぶ手前まで行きましたので、顛末と調べたこと、見聞きしたことから予兆、覚悟と準備について必要と思えたことをシェアします。

聞きしに勝る痛み

痛みで目が覚めた。左脇腹が痛い。人間ドックで左に3~4mmの腎結石が1個、右に10mm越えと3mm程度のと2個あることはわかって。よって、左のが降りてきたのだろう。

会社で経験したことのある先輩から聞いていた症状と同じだったことから予想できた。なんとなく、数日前から背中に少し痛みがある。腰痛とは違って、奥の方に筋肉痛のような痛みだが、経験したことのない種類の痛みだった。それが今回は違うレベルで痛みが大きく、腰よりも左脇腹全体が痛くなる。

この予兆があったこと、筋肉痛っぽい経験したことのない種類の痛みが決め手で、尿路結石だろうと思えた。これを知っていたことは大きい。この後の手順は、耐えがたい痛みになるはずで、救急車を呼ぶか、動ければ自分でタクシーで夜間休日救急病院へ行くかしかない。

また、救急車が来たときに運ばれやすいように、今動ける痛みのうちに、自分の2階の部屋から1階に降りておこう、とか、頭が働く痛みレベルのうちに手順を考えることができた。

自分は我慢強い方だとは思うが、これ以上痛くなったらしゃべることも出来なくなるだろうなと思えるほど痛くなってきた。

妻を起こして、たぶん結石だから救急病院かどこかに連絡してくれ、場合によっては救急車しかないから、と伝えて、1階に降りてうずくまって痛みに耐えた。

結局救急病院の窓口は本人に症状確認をということで、まだなんとかしゃべられるぐらいだったので、痛みや症状を説明、たぶん結石だと話をし、結論としては「救急車で病院に行くことをお勧めします、このまま電話転送して呼びますか?」と言われた。

急に痛みが引き、救急車を呼ぶのを止める

この話をしている間に、少し痛みが収まってきた。尿路結石の痛みは収まっても周期的に痛みが増すということだったので、それかもと思い、また痛くなるのも嫌だなと悩みつつも、「少し収まったので一旦様子見てみます」と伝えた。

そして、10分ほどしたら相当痛みが引いたので、眠れるレベルかもと部屋に戻った。が、さすがにすぐには寝られず、ネットで尿路結石について治療法等調べる。尿路結石には4種類あり、腰・脇腹が痛むのは「尿管結石」で、これに相当しそう。結局は、痛み止めで、石が出てくるのを待つしかないらしい。

そして2度目のトイレで黒いモノを確認。もしかして、、、

石が出たらしい!しかも、何の痛みもなかった。ラッキー。

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3mmちょっとある。成分を分析して、何が原因で石になったかによって、食生活改善方法が違うとのこと。しっかり回収して病院に持っていくことにする。

【学んだこと】
痛みが引いた場合、石が排出されるかも知れないので、注意して探すこと。
石があったら成分分析してもらうために回収すること。

病院へ行く

左腎結石は1つと言われていたので、排出されたはず。しかし、通過するときに傷を付けて出血したり、その傷から菌が入って感染症になることもあるらしいので翌日病院へ行った。

超音波検査をして、左側の石は確かになくなっていたが、右側は人間ドックで言われた2個だけでなく、他にも小さいのが幾つかあるらしい。ショックだ。またあの痛みを経験するかも知れないのか!ぞっとする。

血液検査の結果、出血もしておらず大丈夫なことがすぐにわかり、通常の生活でよいとのこと。

一応、3日間アルコールはやめて、様子を見た。体調は問題ない。

尿路結石で知っておくべき事、予兆、覚悟、準備

以上、知人で過去になったことがある人との話も総合すると、まずは腎結石を持っているか知っておくこと、予兆を感じること、自分は尿管結石の痛みで動けなくなる/倒れるかも知れない覚悟をすること、痛みが出たときに救急車を呼び、入院の準備ができるようにしておくことが重要だと知った。これらの事を知ってるか、知ってないかで心の落ち着き具合は全然違うはずです。以上まとめます。

0.人間ドック等で自分の腎結石の位置、個数を知り、覚えておくこと。左右どちらが痛むかで原因も絞られることと、石がある方が痛むのかの判断材料とするため。
1.予兆(尿管結石の場合)
 腰や脇腹奥に、筋肉痛のような、通常の腰痛とは違う痛みを2,3日前に感じる。あるいは、血尿が出ていると可能性あり。
2.痛み
 想像以上に痛い。尿路結石という名前から膀胱より下が痛むのかと思うが、95%はそれより上部で痛む症状の割合(腎結石や尿管結石)だという。尿の圧力が上がって痛むため、どんどん痛くなる。最大になると、圧力が上限で止まって収まり、下がりはじめ、また圧力が上がるにつれて痛くなるのを20分~1時間の周期で繰り返す。1週間痛みが続いた人もいる。私は最大圧力までも行かなかったのかも知れないが、それでもこれ以上は話が出来なくなるという痛みだった。
 脂汗を流す、声が出てしまう痛み、痛みで嘔吐することもあるそうです。
3.救急車を呼ぶしかない
夜間に起こることが多いため、自分で救急病院へ行っても専門の医師がいて受け入れてくれるかが分らないため、救急車を呼ぶのがいい。座薬の痛み止めを家に置いておいた方がいいかもしれない。
4.病院へ行っても、ある大きさ以下だと痛み止め処方の上、水分を取って自分で出すしかない。
5.普段から水分を取ることが重要。振り返ると在宅勤務の時の方が仕事を継続してすることや、ミーティング間の切れ目がなく水分を取る量が減っていたように思う。

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