2度の転倒に思う
北京五輪で
2度転倒した高木選手
この失敗という経験によって
高木選手が将来コーチになった姿を想像してみたり
スケート競技の乳酸が溜まる研究について考えてみたり
失敗してから寄り添うチーム力を見て感動したり
2度転倒した高木選手を見て
いろんなことを考えて発言してしまう私たちなのだけれど
全てが余計なお世話なのかもしれない
本人が吹っ切れて次に向かっているのが
画面から伝わってくるのだから
それでいいのではないか
私たち一般人は
五輪から学ぼうとするのだけれど
私たちにとって本番というか
大会、試合はあるだろうか?
練習を積み重ねた結果の本番とは?
新しいクライントとの交渉?
社内のミーティング?
久しぶりに会う友人との飲み会?
同窓会の幹事としての振る舞い?
休日のパパコーチとしての子供へのメッセージ?
身内に想定外の事故が起きた時の対応?
では、私たちにとって練習とはなんだろうか?
五輪を目指すスポーツ選手ではない
私たちにとっては
日々の生活が、
今の今が
練習であり本番である
と思えてならない
北京五輪で改めて感じたのは
選手の素直なコメント力
言葉を紡ぎ出す力
頭を整理して伝える力である
私たちは
素直に日々生きていく
努力をしていかなければならない
高木選手の将来なんて考えている余裕は
私たちにはないのだ
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