本格水冷 #9 組み立て編

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結論から言うと本格水冷化あっさり成功しました。
どう記事にしてよいのかわからなかったので、更新に時間がかかってしまいましたが。

手順ですが、
①グラボの3枚おろし、
②グラボの水枕取り付け、
③CPU水枕の設置、
④リザポンの設置、
⑤各パーツの設置(フィッティング含む)、
⑥バラして洗浄、
⑦組み直し、
⑧チューブの配管、
⑨リークテスト、
⑩注水、
⑪水漏れがないか負荷をかけてテスト、

上記の流れになります。
今回はメインPCにも関わらず、早く挑戦したくて仕事終わってから数日に分けて完成させました。

ここから主に動画からの切り出しの画像になるので、画質が落ちますがご容赦ください。



グラボをPCから取り外したら、

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バックプレートを止めているネジを外してバックプレートを外す。

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GPUクーラーを止めている四角い部品も外します。この部品のネジが付いている部分は、外側に反った設計になっていて、外す時焦りました。
ここまで外せばヒートシンクとファンが付いている部分がごそっと外せます。この時ファンやRGBのコネクタが刺さったまま、無理に引っ張らないように気をつけてください。

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GPUコアが露出しました。これが現在30万円の3090のコア・・・(ゴクリ。

このグラボの場合、HDMI端子等が出ている部分のバックプレート的なものが側面のカバーとネジでつながっているので、その部分を外す必要がありました。
その部分の動画がうまく撮れていなくて画像がなくてすみません。

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一通りバラして、GPUコアに付いた乾いたグリスをエレクトロニッククリーナーで洗浄した状態です。
グリスやシリコンシートから出たオイルは、あまり神経質に落とそうとすると実装部品を破損させてしまいそうだったので、ほどほどにきれいにしておきました。
こういうのを扱う時、油をよく吸ってくれるキムタオルは本当に便利ですね。


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付属のサーマルパッドはおおまかな大きさにしかカットされていないので、商品説明の画像を頼りに指定部分に合わせたサイズにカットして乗せます。


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今回使うのはオーバークロッカーの清水貴裕さんがプロデュースしたSMZ-02Sです。そこそこよく冷えて伸びもよく、長期間メンテナンスをする事ができない、したくない部分に使うのがおすすめです。



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ここまでできたら水枕を取り付けていきます。

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水枕はアクリルの塊なので、見た目以上に重くて位置合わせが難しかったので、水枕を置いたところに準備した基盤を乗せる方法がおすすめです。
サーマルパッドは若干粘着するので、ひっくり返す前に指でちょっと押しておけば案外剥がれません。

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商品説明に従って赤い丸を付けてある部分を、それぞれ指定されているネジで止めます。GPUコア部分のはバネの付いたネジでした。

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サーマルパッドをこちらも付けるのですが、付ける前にバックプレートみたいなパーツを先に付け直した方が良かったです。
バックプレートを付けると、ネジ穴部分に干渉して後付できませんでしたので。あと、サイドプレートのような部分を使わなくなるので、M2だったと思いますが、ナットを2つ別で用意する必要がありました。

バックプレートを付ける作業は反射してしまい、ほとんど真っ黒な映像しか撮れていなかったので、参考画像は割愛しますが、表面と同じ手順で設置できました。こういうのどうやったらキレイに撮影できたんでしょうかねぇ。

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バックプレートに開いたネジ穴もしっかり止めます。

これでパッと見完成に見えるのですが、このままでは水路に組み込めないので、クーラントの出入り口になる側面のパーツを取り付けます。

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刻印されているINとOUTの表記を参考に向きを、ネジ穴を参考に位置をあわせて止めるのですが、自分の場合Oリングがはずれかけていたので、取り付ける前にしっかり確認した方が良いです。

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これで組み立ては完了です。

あとは水路部分に蓋をして、リークテストをします。自分は空気ポンプ式のリークチェッカーで気圧をかけて、30分後に減圧してないのを確認してしっかりと封ができていることを確認しました。
Amazonのリンクは貼っていますが、4,000~5,000円前後で購入できるものなので、Amazonから買うのはオススメしません。


ここまでで手順②までになります。一番工数の多い作業だったので、画像も手順も多かったですが、次回以降はもう少しスッキリした記事になるかと思います。

所々画像が見づらくてすみません。そのあたりは今後も記事を書く機会があれば改善したいですね。

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