2024年5月にやったゲームについて書きます。

 一年が後半戦に突入しようとしてるってマジですか? たぶん悪質なデマだと思うんですけど、すこし不安です。
 永き時を経て今月からついに目次を実装し、見やすさが格段にアップしました。文明の香りがしますね~。自分の記事を見返すことって今まであまりなくって、ふだん編集画面ばかり見ているので、小見出しにするだけで機能しているもんだと勘違いしてたのが実装遅れの原因です。今後もウチは牛歩でやっていきますよ。


・そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース

 寿司を愛するあまり、「寿司を食べないと死んでしまう」という恐ろしい体質を持つ男が主人公の面クリア型プラットフォーム3Dアクション。ストアページでは「マルチバース寿司食べ3Dアクション」を自称してます。
 こんどは、概念ごと寿司が食べ物以外の概念として捉えられた不思議な平行世界たちを舞台に寿司を食べまくります。
 まあ基本は前作と同じなんですが、明るいノリと寿司への愛がふんだんに盛り込まれた、よくできたアクションゲームでした。
 LINEスタンプもあったので買った。スタンプを組み合わせる謎の機能の追加によって、好きなキャラに寿司への情熱を語らせることができる覇権スタンプになったのでオススメです。

・9番ホーム

 unityroomで公開されている8番ライク。駅のホームが舞台。2Dなのが特徴ですね。ドットがかわいらしい丁寧系の8番ライクで、夜中にふと沸き上がった8番ライクやりたい欲を綺麗に発散できました。
 Unityroom、ちょっと前に話題になったハムスター潰すカワイイリズムゲームとか、最近話題のポリリズムをテーマにした『ポリリリリズム』とかいろいろ話題作が出てて、触らないでいるには惜しいと思ったのでその取っ掛かりとして遊んでみた、っていう動機があります。今後も開拓していきたい。

・Octo Vinctum: Revenge of the Czar

 レトロなJPPGに影響を受けた安価なRPG。おそらく翻訳の妙でストアページがめちゃめちゃ異彩を放っています。ストアページの日本語対応の文言が半分ぐらい嘘で(よくみたらインタフェースのとこだけチェックしてあってフル音声のとこにはチェックついてないから”半分”としましたが、「フル音声」って言ったらボイスのことじゃないのか……? とも思います)ストーリー部分は完全に英語だったので出直しました。もっと英語力をつけてから再挑戦したいと思います。覚えてろ~~~~!!

・クロノアーク

 だいぶ前からやってはいたんですけど、アーリー抜けたので改めて触ってみました。ストーリー付きのStS系ローグライクデッキビルダー。
 個人的にはStS色は薄めだと思っていて、やや低めのランダム性やパーティ編成によって大きく変わるプレイフィールなどRPGっぽい要素が強いイメージです(よく見たらストアページでもそう言ってるしみんなのレビューでもかなり言及されてる)。ちょっと難易度が高めかつ覚えることが多いというかコツをつかむのが難しいというか、面白くなるのに時間がかかるけど、かなり長く遊べるよいゲームかなと思います。

・Golf Club Nostalgia

 終わっちゃった地球でゴルフするゲーム。主人公は火星から来た元地球人。2Dのステージクリア型で、終わっちゃった地球ならではの起伏のあるコースが特徴的。
 プレイ中に流れる火星のラジオや規定スコアでアンロックされる日誌がストーリーに深みを与える構成。ぜんぜん楽しくなさそうな星間移住生活が好きな人や物理演算コマゴマ調整系のミニゴルフがやりたい人にはオススメです。全体的に動作がもったりしてて、ショット間の動きとかリトライ周りがテンポ悪くしてるのだけ気になったけど、きれいにまとまった佳作。

・トラブルシューター: 捨てられた子供たち

 XCOMに近い見下ろしのSRPG。FFTからの影響もあるようだけどぼくは未プレイなのでなんとも。キャラ差が大きいのとハクスラっぽい装備の要素やスキルや特性のカスタマイズ要素などのやれることの多さが特徴。翻訳はパーフェクトとは言えないけどストーリーもおもしろいです。なんか不要なシステムが多い気がするけど気にしなきゃOKなのでまあよし。
 黙々とやっちゃってすでにプレイ時間30時間を優に越えたんだけど、まだまだ終わりが見えません。レビュー見ると4ケタ時間やってる人がゴロゴロいるんだけどそんな深いゲームなのかな。怖すぎ。

・Mosa Lina

 天才が作ったランダムステージ×ランダムアイテムの2Dパズルアクション。超面白い。
 バリエーション豊かなステージ群からランダムで選ばれたステージを、これまたバリエーション豊かなアイテム群から選ばれたアイテムを駆使してクリアしていく、というゲーム。アイテムは全体から「今回のゲームで使うのはこの9種類だよ」って選ばれたうえで、ここからさらにランダムで選ばれた3種類をステージに持ち込むかたち。組み合わせ次第では絶対クリア不可能だろ……ってなることもあるけど、死んだりリスタートしたら次のステージ×アイテムが決まるのでそれを繰り返して全ステージのクリアを目指す、という構成です。アイテムは足場に良し落として良しのBoxや設置すると上にカッ飛んでくRocketみたいなシンプルなものから、一見して使い道がわからなかったり明らかに使いにくかったりするものまで様々。それらが思わぬシナジーを生んだりするのですごくすごいです。(誰かCameraの使い方教えてください)
 アイテムとステージがランダムなことで毎回違った経験ができるという点ではローグライトといえるかもしれない。シンプルなルールと高いリプレイ性を兼ね備えたすごい作品です。日本語はないけどまあ大丈夫な範囲かと思います。そこまで難しくない英語で、かつお話じゃないので意味をなんとなく捉えられればOK、ということで。どうせアイテムの効果なんて体当たりで覚えるんだし。

・ghostpia シーズンワン

 1024人の幽霊たちが暮らす「幽霊の街」が舞台の、選択肢ナシ分岐ナシのハイパーリッチビジュアルノベル。絵本のようなやわらかく暖かみのある絵にビビビビなグリッチノイズがイカすヴィジュアルと、感情の機微を丁寧に拾ったテキストがすばらしいです。そもそものお話のパワーの高さに加えて、一話完結型という構成や場面転換の上手さもあってダレる瞬間がほとんどないので、あまりこの手のジャンルやらない人にも自信もって薦められる一本。ただ一点完結していないという点を除けば、全方位隙のない最強ノベルゲームです。

・7 Days to Die

 10年を越える早期アクセス期間を経て、ついに正式リリースを間近(この記事のアップ日を考慮するとホントに間近ですね)に控えた、ゾンビと戯れるオープンワールドサバイバルクラフト。
 だいぶ昔、ゾンビが落とした鞄じゃなくてゾンビ本体から物資を漁ってたり(種類によって落とす物のタイプが違うのでナースとか太った人だと食料医療品が多くてうれしかった)、夜なべして弓とか斧とか作りまくってたらクラフトレベルじゃんじゃん上がってたりした時期にちょっとやってたんですけど、ちょうどいい機会なのでリハビリ兼ねて再開。色々変わった・追加された部分に感動しつつ、正式リリースまでに俺の知らない超カッコいい乗り物・ジャイロコプターとかいうのを一目見ようと頑張ってます。
 ルートとクラフトの繰り返しで徐々にできることが増えてくジャンル特有の要素に加えて、7日に一度(頻度は設定で変えられる)やってくるホードことゾンビワラワラ襲撃パーティがプレイに上手く起伏をつくってて、マジで永遠に遊べるんじゃないかと思っちゃう危険なゲームです。ぼくはソロもマルチもしてますが、この手のジャンルの中ではソロプレイもかなり楽しいほうだと思います。言わずと知れた名作ですが、手に取ったことのない人はぜひこのビックウェーブに乗ってみてください。

・学園アイドルマスター

 ふだんスマホゲーにはあまり時間使わないほうなんですけど、今月は学マスが一番プレイ時間多かったかもしれない。シャニマスぶりの新ブランドに、そろそろP歴10年に至ろうか(至ってるかもしれない。記憶が曖昧)というわたしが飛びつかんはずがありません。
 基本ゲーム部分であるプロデュースを『Slay the Spire』に代表されるようなローグライクデッキビルダー形式にして世に放った不思議なタイトル。少し前リリースの『シャニソン』もStSの知り合いみたいなツラしてますが、ことカードゲーム部分を取り上げるとこっちのほうがゲームとしてはだいぶ面白い印象です。(そもそもなぜStSライクのタイトルが連続してリリースされたのかはけっこう不思議。偶然なんすかね?)
 他ブランドに負けず劣らず魅力的なアイドル達、優れたゲーム性にやたらペースの早い楽曲追加(YoutubeにナイスなMVが都度上がる&サブスクにも対応!)とかなり完璧に近い初動をもって大きな盛り上がりを見せていますが、ほんとうに面白いのでみなさんぜひともこの波に乗っていってください。
 この手のゲームはバランスとるのが難しいだろうと思うので今後の追加カード次第で環境が全て破壊されてしまうおそれがあることと、今はアチーブやP課題の達成で暮らせてますが無課金でやっていくのが厳しそうな配布周りなのが少し懸念ですが、まあわたしが考えても仕方がないことなので、あまりマイナスに考えず見守っていくことにします。

 以上5月でした。遅れちゃってもはや月中の投稿になってしまいましたが、FF7クリアしてから上げようと思ってたんだけどなかなかテレビの前に座る感じにならなかった(パソコンは自室のデスクにあるんだけど、PS5が繋がってるテレビは遥か遠くアマゾンの地にある)からちょっと断念した、という背景なので、6月ぶんはちゃんと遊べてるし書けてるので安心してください。
 今月は『ghostpia』がとくに面白かったですね。アルティメットパーフェクトノベルゲームなのでPVとか見てこれは……と思ったひとはサッと買ってバッとやっちゃってください。
 さて6月は、眼前に迫る厳しい夏から目を逸らしつつ積みゲー消化街道を驀進していきたいと思います。購入予定の新作タイトルはない(はず)なのでどっしり構える。『A Space for the Unbound 心に咲く花』とかやろうかな~と思ってますが、どうなるでしょう。月末はSteamサマーセールがありますね。予算は2万円です。予算内に収まったことは過去ありません。対戦よろしくお願いします。
 では、近いうちにまたお会いしましょう~。


ぼくのゲームライブラリが潤うとともに、文章を書くモチベーションが高まります。すごいです。