7月やったゲームについて書きます。

 みなさん御機嫌よう。かなり夏ですね、水分補給してますか? 私はアイスコーヒーをメインウェポンにしてるおかげでカフェインに溺れる日々です。どうも、お世話になっております、エーリです。今月もよろしくお願いいたします。

・Legal Dungeon

 先月に引き続きです。エンディングは全部見たはず。どう足掻けどモニョる後味の悪さが独特だった。前作『Replica』と比べるとだいぶ真面目で地に足ついてた印象。”罪悪3部作”の最終章『THE WAKE』も持ってるので隙をみてやりたい。

・ENDER LILIES: Quietus of the Knights

 メトロイドヴァニアの口になってたので積んでたのを掘り返した。ビジュアルと雰囲気が見ての通り最高。ゲームとしては探索、戦闘面ともに丁寧なつくりで、わりと尖った作品が多い同ジャンルでは優等生的な立ち位置かも。
 回避がめちゃめちゃ強いのでゲームの難易度としてはたぶん控え目レベルなんだけど、ジャンプ・攻撃・回避の組み合わせで機動がだいぶ悪さできるので腕がしっかり出るのもいい。M向けじゃないメトロイドヴァニアを探してる人はぜひ。
 一部のアイテムが今まで使ったこともない謎のアビリティを駆使してのアスレチックを強要してきて、お前そういう顔もするのか……ってなりました。

・Cat in the Box

 ツクール製のホラーRPG。主人公がカワイイという噂を聞きつけて駆け付けました。サマセで買ったやつ。主人公ちゃんの表情差分が多くてうれしかったです。
 なんか手触りがザラっとしてるせいか追いかけっこがシビアなのがちょっとだけ気になった。

・ココロクローバー シーズン1

 「日本の日曜日の朝アニメ」、いわゆるニチアサをテーマにしたアクションゲーム。誰でも遊べるようにっていう理念で作られている通り難易度は控え目なので、インタラクティブなアニメとも言ってもよいかも。ニチアサのお約束に沿った作り込みは狂気的といっていいぐらい徹底的に丁寧で、ゆるい見た目に反してガッツリ系の満足感がある。明らかにもっと話題になっていい一本。

・Hi Pizza

 猫のゲーム。ピザのゲーム。サマセで買った。大型セールのときは毎回、必ず犬か猫のゲームを一本は買うって謎の縛りをして生きているんですがこれはそのなかの1匹。ちなみに今年のサマセは猫2匹犬1匹と豊作だった(『Cat in the Box』を含めれば猫3匹……)。ゲーム自体はオーソドックスな脱出ゲーム調なんだけど、難解すぎてちょっと私にはこのゲームを理解することができなかったです。うーん……。
 アイテムの使い方に関しては視覚的に面白い部分はあったし雰囲気も悪くないんだけど、全体を通して「何?」って感じ。クリアして「何だったの?」って感じ。そういう術かもしれない。
 あとシンプルに翻訳の質がたぶん悪い。(たぶんというのは、もとのテキストでも変なこと書いてある可能性がけっこう高いため。いずれにせよ翻訳の質もたぶん悪いけど)

・溶鉄のマルフーシャ

 2D視点の防衛ガンシューティング。だいぶ積んでた。1個めの実績のコメントに「積みゲーにしないでくれてありがとう」って書いてて罪悪感すごかった。罪悪3部作最終章かも。
 かなりよい評判を聞くゲームなのでウキウキで始めたんだけど、感想としては、「手軽な」といえば聞こえはいいけどだいぶ底が浅いなあといった次第。ストアページにつられてインターホン押して中入ったら先になんもなかったみたいな感じ。ガワの部分は魅力的だけど「楽しい」の感情が消えるのがかなり早かったですね……。定価790円でこんなに安いこと覚えてなかったので、期待値を高めてたこっちの落ち度感もあるけど。まぁ手触りは悪くないしデザインもナイスなので値段相応の価値はあったと思います。

・Hotel Sowls

 「Souls」じゃないって終わってから気付いた。見下ろし視点のADV。
 怪しい石を持った怪しいフニャフニャ男が怪しいホテルに泊まる話。点描? っぽい独特のグラフィックがイイ感じ。フニャフニャ歩いてフニャフニャチェックインしてフニャフニャ部屋で寝てたら大事な怪しい石が盗まれちゃって大変! という導入。ちょっとホラー気味だけどよほどのビビりじゃなきゃ大丈夫。
 ありがたいとどうでもいいの中間ぐらいの緩いテキストが読んでて楽しかった。安心して人に薦められるゲーム。

・Storyteller

 Switchで期間限定で無料で遊べたので。
 キャラクターや場面を置いて物語を作り、指示通りのストーリーに仕立てるパズルゲーム。試行錯誤のなかで生まれる絵面はシュールだしわりと気持ちよくさっさと進める難易度で手堅く面白かったけど、ボリュームが少なすぎて泡吹いちゃった。仮に定価で買ってたら吹くのは泡じゃなくて血だったと思う。上質ではあったのでこういうのめっちゃ好きか安く感じる値段でだったらオススメ。

・退廃思考

 いかにもインディーな短編の集合体的なノベルゲーム。短編のひとつひとつは起承転結すらきれいに備わってないものも多くて、率直にネタ帳から引っ張ってきたみたいな印象がなくもないけど、読みやすいしどこか引き込まれる魅力がある。まだ軽く触っただけなので詳しい感想はまたいずれ。

・TUNIC

 見下ろし視点のアクションアドベンチャー。主人公はキツネちゃん。Kawaii。
 一見してライトだけど、手ごたえはハード。プレイフィールはメトロイドヴァニアに近いかも。意地悪めな隠し通路とかソウルライクな(簡略化はされてるけど)戦闘要素とか、万人受けする見た目だけどカジュアルゲーマーにはきついかもしれない(少なくとも覚悟は必要)。
 まだクリアはしてないけどめっちゃ面白い。今のところは詰まらずサクサク進めてる印象なので、仮に手がかりがなくなって総当たり状態みたいになったら積んじゃうカモ。そうならないようにがんばります。

 って感じ~。
 タイトル数はそこそこですかね。月中から月末にかけてマジで暑くて何も手が付かなかった。夏はやく終わんないかな。
 とくにオススメなのは『Hotel Sowls』と『TUNIC』です。この二本はハート押してもらったときに表示されるメッセージ群に入れてみようかな。(”スキ”を押すと私のオススメゲームが出てくるシステムです。どう? と思ったけど設定できる個数に制限あるっぽい? ので入れ替わり激しめでやっていきます。適宜)
 来月は……、ってもう8月も1週間以上たってるけど、TUNICを進めるのと、バイオハザード0とパラノマサイトをやろうかな~って感じ。夏だし。
 ではまた来月お会いしましょう~。絶賛滞っている『Steam無料ゲーム探訪記』の#2ですが、『L/Right Reflection』を予定シテマス。月初と言い張れるうちには更新します。#3のタイトルについてもなんとなく決まってるけど、それは追々ということで。

ぼくのゲームライブラリが潤うとともに、文章を書くモチベーションが高まります。すごいです。