3月やったゲームについて書きます。

 3月のまとめですよ。
 今月は、月初に出た『FF7REBIRTH』が楽しそうすぎて、積んでた『REMAKE』からはじまる3連戦を敢行してしまったのでそれ一色になるかと思いきや月末暇だったので思ったよりいろいろできた、みたいな月でした。
 まあまあ、立ち話もなんですから座ってってください。どうぞ。

・Please, Touch The Artwork

 コンポジションで有名な抽象絵画のひと、モンドリアンがテーマになった3種類のパズルが遊べるパズルゲーム。現代アートを取り扱った作品ですが、衒学的な感じではなく、オシャレ~って感じに軽く触れます。パズルも無難に出来がいいけど、BGMも落ち着いててヒント機能もスマートなので雰囲気に浸るだけでも楽しめるかも。
 無料の続編も出てて、そっちはジェームズ・アンソールの油絵がテーマらしい。

・FINAL FANTASY VII REMAKE

 急にSparg0になりたくなったためPSPlusでもらってたのをプレイ。FF7は未プレイ。感想としては、ゲームが面白くてシナリオがめちゃめちゃ面白い完璧なゲーム、という感じ。「面白かったな~」って思ってたらいつのまにかリユニオンとリバースが家にいました。まさかの3連戦。
 RPGとしてはけっこうシンプルなんだけどアクション要素が爽快感たっぷりで完全に誤魔化せてる。横道のミニゲームとかサブストーリーも、多い寄りの丁度いい調整でダレずにやれてよかったです。
 ストーリーは謎を抱えたまんま進んでって、『REMAKE』の範囲内ではかなりわからないことが残ったままで終わるけど、シナリオ自体の起伏が上手なので飽きず置いてかれずでクリアまで行けました。リメイクにかけた熱量ももちろんだけど、たぶんもともと『FF7』が凄いゲームなんだろうな。

・霊迷の湯

 座敷童がやってくるというのがウリの旅館が舞台の8番ライク。
 各部屋を点検して、オバケがいたら宿泊不可、いなかったら宿泊可と振り分け、雇い主である女将さんに報告しましょう、という形式。報告は可か不可かの二択なんだけど、例外としてオバケが出たとしてもそれが座敷童だったら宿泊可にする、というルールがあります。これによって、お前はたしかにオバケだが悪意のあるオバケなのか、それとも座敷童なのか? という判断が発生するわけですね。脅威を感じるような霊現象だけじゃなく、「何?」ってなるやつも多くて面白かった。霊現象のリストは欲しかったけど。
 こういう味付けに多様性がでてくるとジャンルとして発展していく下地になってくれるわけだけど、どの作品にもまだまだ洗練されるべき部分はいっぱいあるように見えるので、ここいらで一発ぶち抜ける傑作が出てきてほしいところです。

・CRISIS CORE –FINAL FANTASY VII– REUNION

 ザックスのやつ。FF7の前日譚のリマスターなので、FF7リメイク三部作とは扱いが別らしい。たしかに本気のリメイクを感じるREMAKEやREBIRTHと比べるとPSPのゲームの面影がやや残ってる。
 使いまわしが目立つマップやミッション、戦闘中常に回り続ける謎のスロットなど、ゲームゲームした要素が逆にイイ感じ。
 前日譚とはいえ、クライシスコアは発売日的には『FF7』のだいぶあとの作品なので後に回した方が……? という不安もあったけど、リメイク周りの発売日時系列を信じて『REBIRTH』より先にやってみた。結果どうだったかはよくわからないけど(『FF7』というゲームにまんまと踊らされている自覚だけはある)、ゲームは面白かったので満足です。

・Touhou Artificial Dream in Arcadia

 東方二次創作のメガテンライク。パッと見でわかるかなり真摯なメガテン寄せで、ドットや音楽もとてもそれっぽい。ぼくは東方は完全にミリしらでメガテンは昔VCで真・女神転生をちょっとやったくらいです。エアプで突撃。
 まだ途中までしかやってないけど、手堅く出来が良い。DRPGをやっているぜ~! って気持ち。Steamレビューの人たちのプレイ時間を見ると明らかなボリューム満点具合の様相だし、コスパに優れた一本だと思います。

・プリンセスピーチ Showtime!

 ピーチのゲーム。FFのせいで酷使されグロッキーなPS5を休ませるべく登板。マジで序盤しかやってない。
 Showtime!の表題に恥じないリッチな演出がピーチの魅力をフルに引き出してて、見てて楽しいアクションという感じ。「動かしてるだけでおもしろい」の値がとても高い。
 すごい良いゲームだけど、ポロっと収集アイテム取り逃したときに回収がちょっとめんどくさいのは気になった。あとちょ~っとロード長いかもです。そろそろ新ハードがほしい今日この頃。

・貢がせろ!女苑ちゃん!!

 疫病神のお姉さん「依神女苑」ちゃんに貢ぎまくるゲーム。女苑ちゃんの指定するひらがな1文字とお題に対して、任意のひらがな1文字をぶつける形で貢物を選択していくシステム。基本的には高いモノをあげればそのぶん女苑ちゃんは満足してくれるんだけど、予算が尽きるとゲームオーバーなのでちょうどいいラインの物を探していくことになる。ゲームの流れについてはストアページのPVがとてもわかりやすいので、それを見てくれれば話は早いです。
 ゲーム性もシンプルで面白いけど、どちらかというと物品を渡したときのリアクションが楽しくて、サクッと全ステージクリアしちゃった。1ゲームが短いので空いた時間に納まるようになってるのも偉い。オススメです。

・FINAL FANTASY VII REBIRTH

 20時間ぐらいやった。楽しすぎますこのゲーム。世界が広くなってゲームとして完全にパワーアップを遂げたFF7リメイク2作目。オープンワールドになったのはミッドガルの中だけの話だった『REMAKE』からの広がりを示す演出としても効果的だし、ゲーム的にもチャドリーが幅利かせすぎてる感はあるけど楽しみが広がってイイ感じ。FFぜんぜん通らずにきた人生だったけど、都度感心しながら遊んでます。
 まだ感触的にはぜんぜん序盤なので落ち着いて楽しみたい。

 という具合です。いまやってる『REBIRTH』が良すぎてあんまりいろいろ手付いてないですけど、4月は大丈夫かな。
 購入予定のゲームはないはずなので、『REBIRTH』終わらせつつ積んでるゲームを少し片していく感じで、のんびりやっていこうと思います。他にも何か更新できればグーだけどまあ無理せずで。

ぼくのゲームライブラリが潤うとともに、文章を書くモチベーションが高まります。すごいです。